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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.56(平成29年(2017年)8月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
楽器でめぐる世界の音楽

(イントロダクション)
 世界各地には、その土地や地域で大切に育まれてきた音楽があります。その独特な音色や旋律は、代々そこで伝承される楽器などによって伝えられてきました。このコーナーでは、世界各地で受け継がれている楽器を取り上げて、その音色や特徴を、演奏曲と共にご紹介します。世界各地の町や村に降り立った気分で、楽しみながらお聞きください。

(本文)
 今回ご紹介する楽器は、「ニッケルハルパ」です。

 「ニッケルハルパ」とはあまり聞きなれない楽器ですが、スウェーデン南部のウップランド地方で、16世紀頃から農民たちの間で伝承されてきた楽器で、スウェーデン民謡の演奏にも用いられています。

 ニッケルハルパは、バイオリンにピアノの鍵盤をつけたような造りで、弦楽器であると同時に鍵盤楽器であるとも言える、ユニークな形をしています。一般的には、バイオリンと同じように4本の弦があり、その弦と交差するように12本の共鳴弦とよばれる弦と、それをおさえる鍵盤(けんばん)棒(ぼう)があります。演奏するには、その鍵盤棒を指で押さえ、同時に弓でバイオリンのように弦をこすって音を出します。音はバイオリンやヴィオラに似ていますが、素朴で大らか、そして深い音色を響かせるので、演奏者の心を癒す楽器とも言われています。

 では、実際にニッケルハルパの演奏を聞いてみましょう。ニッケルハルパが素朴な調べを奏でます。
♪(音楽1 素朴で朗らかな曲matcd244_25 0:54)

 ニッケルハルパならではの共鳴弦の響きが、心地よく感じられたでしょうか。

 時代とともに改良が施され、現在では数種類のニッケルハルパが存在しています。中には、バイオリンのような高音だけではなく、コントラバスのような低音を奏でるものもあり、バラエティに富んだ演奏を楽しむことができるのも、この楽器の魅力の一つです。
 では、エキゾチックな曲と、北欧の牧歌的な雰囲気の曲を、2曲続けてお聞きください。

♪(音楽2中東の雰囲気曲car468-104 0:42)
♪(音楽3北欧の素朴な農村の雰囲気が感じられる曲 matcd231_1-17 0:55)

 世界各地でニッケルハルパの愛好家や演奏家がいますが、ニッケルハルパを作る職人はとても少なく、現在ではスウェーデンで10人程度と言われています。一つひとつを手作業で造るため、注文から数カ月、ときには1年もかけて完成します。スウェーデンでは、母国の伝統楽器としてニッケルハルパを見直そうと、1960年代に国内の音楽家たちの間で、ニッケルハルパ音楽のリバイバル・ブームが起きました。スウェーデンで、以前発行されていた50クローナ紙幣に、伝統ある楽器としてニッケルハルパが描かれていました。

 それでは、今まで紹介した曲とひと味違う、現代風にアレンジしたニッケルハルパの演奏をお聴きください。

♪(音楽4テンポを上げて力強く演奏matcd230_22 0:42)

(エンディング)
 いかがでしたか?
 テンポがよくて、駆け抜けていくような演奏でしたね。

 それでは、最後にもう一度、ニッケルハルパの持ち味である素朴な音色をお楽しみください。
♪(音楽北欧の素朴な農村の雰囲気が感じられる曲2Gam4521-63 1:08)

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