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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.57(平成29年9月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
楽器でめぐる世界の音楽

(イントロダクション)
 世界各地には、その土地や地域で大切に育まれてきた音楽があります。その独特な音色や旋律は、代々そこで伝承される楽器などによって伝えられてきました。このコーナーでは、世界各地で受け継がれている楽器を取り上げて、その音色や特徴を、演奏曲と共にご紹介します。世界各地の町や村に降り立った気分で、楽しみながらお聞きください。

(本文)
 今回ご紹介する楽器は、「バグパイプ」です。

 「バグパイプ」は、スコットランドのものが広く知られていますが、その音色を一度は聴いたことがある方も多いでしょう。 
 スコットランドのバグパイプは、グレート・ハイランド・バグパイプと呼ばれ、その昔、戦いの際に、演奏者が戦陣の先頭に立ち、仲間の兵士たちを鼓舞する役割を担っていました。演奏者が倒れるや否や、後ろにいた兵士が自分の武器を捨ててバグパイプを拾い上げ、まるで途切れることがなかったかのように演奏を再開します。この英雄的な行為から、バグパイプはスコットランド兵の勇敢さを象徴する楽器として、今日まで受け継がれています。

 では、バグパイプの音を聞いてみましょう。勇ましい行進曲です。

♪(音楽 勇ましい行進曲 1:25)

 バグパイプは空気を貯める袋・バッグと、それにつながった笛・パイプからなります。バグパイプという名前の由来は、ここから来ているようです。
 伝統的なバッグは、動物の皮や内臓からつくられています。パイプは木材でできていて、袋の上部に3本、下部に1本の合計4本のパイプがついています。演奏するには、上部のパイプを口にくわえて、バッグに息を吹き込み、空気を貯め込んだバッグを脇の下で押して、パイプに空気を送り出すことで音を出します。バッグが膨らみきるまで空気を貯めるので、息継ぎのときに音を途切らせずに、大音量を続けて出せるのですが、かなりの肺活量を必要とする、演奏者泣かせの楽器でもあるようです。

 それでは、バグパイプの音の特徴がよくわかるソロ演奏をお聞きください。

♪(音楽 音の特徴が良く分かるソロ曲 0:43)

 スコットランドの印象が強いバグパイプですが、その起源はペルシャやエジプトなどとも言われ、はっきりとしていません。中近東からギリシャに定着し、ローマ帝国を通じて、北アフリカ、ヨーロッパ、グレートブリテン島と、その周辺にかけて広まったとされています。スコットランドだけではなく、バルカン半島やイベリア半島北西部、ポーランド、イランにも、民族楽器として存在しています。

 次に、バグパイプによる名曲「アメージング・グレース」をお聞き下さい。バグパイプの音色が厳(おごそ)かに響き渡ります。

♪(音楽 アメージンググレース 2:13)

 「アメージング・グレース」のメロディのルーツは不明ですが、古いスコットランド民謡に由来するとの説もあります。バグパイプの音がしっくりと来る曲ですね。

(エンディング)
 いかがでしたか?
 いまでもスコットランドの軍隊には音楽隊があり、 キルトで正装したバグパイプバンドが自軍の先頭に立って行進しています。スコットランドの都市・グラスゴーでは、毎年「世界バグパイプ選手権」が開催され、16か国以上からバグパイプ奏者が集い、演奏を競います。

 それでは最後に、音楽隊の太鼓とバグパイプの勇壮な演奏をお聞きください。

♪(音楽 勇ましい太鼓とバグパイプ曲 1:27)

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