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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol.59(平成30年1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
楽器でめぐる世界の音楽

(イントロダクション)
 世界各地には、その土地や地域で大切に育まれてきた音楽があります。その独特な音色や旋律は、代々そこで伝承される楽器などによって伝えられてきました。このコーナーでは、世界各地で受け継がれている楽器を取り上げて、その音色や特徴を、演奏曲と共にご紹介します。世界各地の町や村に降り立った気分で、楽しみながらお聞きください。

(本文)
 今回ご紹介する楽器は、カリンバです。

 カリンバは、アフリカ大陸サハラより南の各地域で演奏されている、アフリカを代表する楽器です。地域により、サンザ、ルケンベ、ムビラなどとも呼ばれています。板や木の箱の上に耳かきのような形状の鉄や竹の棒を何本も並べ、その棒を親指の爪ではじいて音を出します。箱の形や大きさ、棒の長さや並び方にも決まりはなく、地域や演奏者によって異なります。

 元々は板に取り付けた釘をつまびくだけの素朴な楽器でしたが、釘の数を増やしたり、釘が振動しやすいように形を変えたり、釘と釘の間を広げるなど改良していくことで、現在の形になりました。アフリカからヨーロッパなどに伝わると、鉄や竹の棒を指で弾くことから、「親指ピアノ」や「ハンドオルゴール」とも呼ばれ、オルゴールのルーツになったとも言われています。その心地よい音は音楽だけではなく、劇や弾き語りの効果音として用いられることもあります。

 それでは、カリンバの素朴で優しい音色を聴いてみましょう。

♪(音楽1 素朴な音色 fact002c-35  0:30あたりでFO )

 カリンバは、アフリカ南部のザンベジ川流域が発祥といわれ、古代エジプトの古文書にも登場し、アフリカの人々にとって「魂の楽器」と呼ばれています。カリンバは、弾き手の技術によって、まるで数人で合奏しているような複雑な音色を出したり、鉄や竹の棒にスチール缶を細く切ったものを巻き付けるなど、楽器にさまざまな工夫を施すことで、音の表現が豊富に広がります。
 それでは、合奏のような演奏と振動音を楽しめる演奏を続けて聞いてみましょう。

♪(音楽2 合奏のように聴こえる音色 fact002c-38 0:31から1:15あたりでFO )
♪(音楽3 振動音が混じった曲 cav179-22 1:21)

 1970年代に、アメリカの民族音楽学者ポール・ベルリナーによって、カリンバの研究や録音がなされ、世界的に知られるようになりました。アーティストの中にも、個性的な音で音楽に深みを与えるカリンバを愛用する人もいます。海外のアーティストでは、アース・ウインド・アンド・ファイヤーのモーリス・ホワイトがカリンバの愛用者として有名です。南米やキューバにも、カリンバが起源とされる楽器があると言われ、カリンバの音色は、いまや世界中の人々を魅了しています。
 それでは、カリンバと打楽器の演奏を聞いてみましょう。リズミカルな演奏に、おもわず体を動かしたくなるような曲です。

♪(音楽4 打楽器と絡んだアフリカ音楽らしい曲 zone520-09 1:24)

(エンディング)

 いかかでしたか? アフリカの大地に立ち、どこからともなく風に乗ってカリンバの音が聞こえてくる――そんな風景が浮かんできませんか。

 それでは、最後に、カリンバの素朴な音が現代風な曲に見事にマッチしている演奏をお聴きください。

♪(音楽5 アフリカの草原を吹き抜けるような曲 lift094-04 1:58)

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バックナンバー

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