メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol63(平成30年(2018年)9月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー5

(タイトル)
動物の命を尊重し、人と動物が共生できる社会に

(本文)

 犬や猫をはじめ多くの動物たちは、私たちの生活を様々な形で豊かにしてくれる存在です。動物たちの遺棄や虐待をなくし、適正な管理を通じて「人と動物が共生する社会」を目指すために、「動物の愛護及び管理に関する法律」いわゆる「動物愛護管理法」が定められています。

 動物を飼うということは、命を預かることです。動物が最後まで健康で安全に暮らせるよう、動物を飼う時の基本ルールといえる5つのポイントを確認しましょう。

1、動物の習性などを正しく理解し、最後まで責任を持って飼いましょう。
 飼い始める前から正しい飼い方の知識を持ち、動物の種類に応じて適切に飼うことが大事です。子犬や子猫を飼うときは、10年から15年後のご自身とペットの状況を想像して、きちんと世話ができるかどうかを考えておく必要があります。飼えなくなる状況に備えて、事前にペットの世話を頼める人を見つけておくことも大切です。それらができない場合、「飼わない」と決断することも動物への愛情です。
 さらに、高齢になるとペットにも様々な症状があらわれ、治療や介護が必要になる場合もあることを留意しておく必要があります。

2、危害や迷惑の発生を防止しましょう。
 排泄物による悪臭や毛などの飛散で、近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。動物の種類によっては、人に危害を加えたり、鳴き声などの騒音で近隣に迷惑をかけないようにしつけや訓練をすることも大切です。

3、むやみに数を増やしたり、繁殖をさせないようにしましょう。
 動物にかけられる手間や時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。毎年何万頭もの子犬や子猫が殺処分されています。生まれてくる全ての命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などを行いましょう。

4、動物による感染症の知識を持ちましょう。
 動物と人の双方に感染する病気があります。正しい知識を持ち、あなた自身やほかの人への感染を防ぐようにしましょう。

5、犬や猫にマイクロチップを装着し、データ登録を行うようにしましょう。

 犬や猫が逃げたり迷子になった時にマイクロチップを装着していれば、保護されたときに読み取り機を用いて身元を特定することができます。大切なことは、マイクロチップを埋め込んでから必ず名前、住所などを日本獣医師会 AIPO事務局に登録することです。飼い主の連絡先に変更があったり、あるいは譲渡して飼い主が変わったりしたら、必ず変更手続きを行ってください。

 最後に、災害時の備えについてご紹介します。災害時に、ペットの命を守ることができるのは飼い主だけです。日頃から、ペットのための水やフードなどを備蓄しておきましょう。また、避難する時や避難所での生活のために、普段からケージやキャリーバッグに慣らしておくことも重要です。あらかじめ、お住まいの自治体に、ペットの避難について確認しておきましょう。

 動物とともに暮らすことによる飼い主の負担は少なくありません。しかし、それを超える喜びや、楽しさを動物たちは与えてくれます。かけがえのない命の大切さを考え、人と動物が共生できる社会を築いていきましょう。

動物愛護管理法に関するお問合わせは
環境省 自然環境局総務課 動物愛護管理室
電話 代表番号 03-3581-3351へどうぞ。

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