メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol63(平成30年(2018年)9月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー10

(タイトル)
迎賓館に出かけて、豪華で品格のあるおもてなし空間を体感してみませんか

(本文)

 これから、お出かけに適した季節を迎えます。今回は、一般公開を行っている、東京都にある迎賓館赤坂離宮と京都府にある京都迎賓館をご紹介します。

 迎賓館赤坂離宮は元々明治42年に、建築家 片山東熊(かたやまとうくま)総指揮のもと皇太子殿下のお住まいになる東宮御所として建設されました。昭和49年に現在の迎賓館赤坂離宮に改修され、各国の要人との会談や晩餐会の開催など、国の迎賓施設として外交の舞台になっています。平成21年には、本館や正門、噴水池などが明治期以降の建物としては初めて国宝に指定されました。

 迎賓館赤坂離宮の本館のうち、ご参観いただけるお部屋は、主に晩餐会に使用され、花や鳥が描かれた30枚もの七宝焼が飾られている「花鳥の間」、条約や協定の調印式などに使用され石膏(せっこう)金箔張りの華麗な装飾が特徴的な「彩鸞(さいらん)の間」、レセプションや会議場などに使用され謡曲(ようきょく)「羽衣」の一節を描いた大きな天井画が皆さんをお迎えする「羽衣の間」、最も格式が高く賓客と天皇皇后両陛下がご挨拶される場である「朝日の間」の4つの部屋があります。ただし、「朝日の間」は改修工事で平成31年3月まで閉室しています。なお現在、閉室前に壁に掛けられていた京都西陣の「金華山織(きんかざんおり)」が特設されており、実際に触れることができます。
 その他、およそ140本ものクロマツが壮観な前庭(まえにわ)では、ヴェルサイユ宮殿にならって敷き詰めたピンコロ石の石畳が、また、国宝の噴水が印象的な主庭(しゅてい)では季節ごとに植え替えられる花壇の花の良い香りが皆さんをお迎えします。
 純洋風の本館に対して、和風別館「游心亭(ゆうしんてい)」は、畳敷きの広間や茶室、和風庭園などを備える施設で、お茶・お花・和食など純和風のおもてなしで賓客をお迎えします。春先には和風庭園にある23本の紅白の梅が満開となり、梅の香りをお楽しみいただけます。

 一方、京都迎賓館は平成17年、海外からの賓客に日本への理解と友好を深めていただくことを目的に開館しました。日本建築の伝統的な美しさと現代の建築技術を融合させる「現代和風」の創造を目指して設計され、随所に優れた伝統技能が凝らされています。京都迎賓館に入ると初めに感じるのは、ほのかに漂う木の香りでしょう。さらに畳敷きで56畳の広さがある桐の間では、藺草(いぐさ)の香りが皆さんを穏やかな気持ちにします。夕映の間や藤の間に入ると、敷き詰められた絨毯の温かみを感じることができます。また、ピンクの花の睡蓮など季節ごとに花が咲き、移り変わっていく庭園や、池にかかった橋を吹き抜ける風が皆さんを楽しませます。

 両館とも基本的に参観の予約は不要ですが、一部予約が必要な参観方式があり、料金は時期や参観コースにより異なりますので、事前にお問い合わせください。また、両館とも身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳を提示すれば、付き添いの方1名を含めて、免除もしくは減額になります。両館とも水曜日が休館ですが、臨時休館の場合がありますので、事前に電話かホームページでご確認ください。

 参観の際には、迎賓館赤坂離宮本館ではイヤホンガイドを有料で貸出しており、主要なポイントでスピーカーからその場所を説明する音声も流れています。京都迎賓館ではイヤホンガイドのほか参観用タブレットを無料で貸出しています。館内への補助犬の同伴は両館とも可能ですが、白杖(はくじょう)、車いすについては、迎賓館赤坂離宮では使用可能、京都迎賓館では白杖が使用できず、車いすは施設専用のものに乗り換えていただきます。

 両館ともお困りの際はスタッフがサポートいたしますので、お気軽にお越しください。

 秋のひとときを、日常とは違う建築や空間の中で、歴史や文化に触れてみてはいかがでしょう。

迎賓館赤坂離宮に関するお問合せは
電話 代表番号 03-3478-1111へどうぞ。
京都迎賓館に関するお問合せは
電話 代表番号 075-223-2205へどうぞ。

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