メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol63(平成30年(2018年)9月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
名曲で“世界”を聴く

(イントロダクション)

♪(オープニングテーマ曲:「ボルガの舟歌(ロシア)」 0:30)

世界の名曲と呼ばれる音楽は、長きにわたり世代を超えて親しまれてきています。民謡・クラシック・ジャズなど様々なジャンルに及ぶ数多くの名曲たちは、それぞれ生まれた国々の歴史的背景をにじませながら、異なる特徴や曲想を感じさせます。このコーナーでは、世界各国で名曲として国民に親しまれ、私たち日本人にも親しみのある曲を、ご紹介します。一緒に口ずさみながら、楽しんでお聴きください。

(本文)

 今回ご紹介する3曲は、中南米の国々で生まれた名曲です。
 最初にご紹介する曲は、アルゼンチン・タンゴの代表曲「ラ・クンパルシータ」です。作曲家は、アルゼンチンのお隣の国、ウルグアイの首都・モンテビデオで生まれたマトス・ロドリゲスです。当時、ロドリゲスは学生で、下町のタンゴバーでピアノを弾き、カーニバルの仮装行列で賞金を稼ぐために、この曲を作りました。曲のテーマが「悩み深いある男の夢に、その男の過去がカーニバルの仮装行列のようにめぐる」というものであるため、小さな仮装行列という意味の「ラ・クンパルシータ」と名付けられました。1924年、ニューヨークで上演されると、哀愁を帯びた覚えやすいメロディが大ヒットしました。それでは、タンゴの中で最も有名と言われる名曲をお聴きください。

♪(音楽1 ラ・クンパルシータ 3分06秒 歌無し)

 次にご紹介するのは、「シエリト・リンド」というメキシコ民謡です。作曲者はキリノ・メンドーサ・イ・コルテスで、曲名は「きれいな空」という意味です。「その黒髪から 素敵だな、その下には 黒い瞳が2つ 素敵だな、秘密のもの アイ、アイ、アイ、アイ、歌って!泣かないで!歌えば元気になるよ 素敵だな、その真心」――このような美しい恋人への思いを込めた歌詞で、メキシコを象徴する歌として愛されてきました。FIFAワールドカップなど国際的なスポーツの試合では、メキシコチームの応援歌として、歌われるほどです。それでは、つい身体を揺すって口ずさんでしまうような陽気なメロディと伸びやかな歌声をお聴きください。

♪(音楽2 シエリト・リンド 3分33秒あたりでフェイド・アウト 歌あり)

 最後にご紹介するのは、こちらも有名なアルゼンチン・タンゴの名曲、「エル・チョクロ」です。1903年、アンヘル・ビジョルドによって作曲されました。曲名はスペイン語で「とうもろこし」という意味です。アメリカでは、「キス・オブ・ファイヤー」というタイトルでカバーされ、ルイ・アームストロングやナット・キング・コールなど有名なジャズシンガーに歌われました。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの下層階級の音楽として生まれ、その後、世界の多くの人々から愛されるようになりました。今もアルゼンチン・タンゴの代表曲として様々な場所で演奏を耳にすることが出来ます。
 それでは、タンゴらしく歯切れの良い主旋律を、ヴァイオリンやバンドネオン、ピアノが交替しながら奏でていきます。お楽しみ下さい。

♪(音楽3 エル・チョクロ 2分21秒  歌なし)

(エンディング)

 いかがでしたか。中南米の名曲は、陽気でいながらどこか切なく、胸に沁みてきますね。それでは、次回もまた「名曲で世界を聴く」をお楽しみください。

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