メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol65(平成31年(2019年)1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー11

(タイトル)
名曲で“世界”を聴く

(イントロダクション)

♪「アロハ・オエ(ハワイ)」 0:30)

 世界の名曲と呼ばれる音楽は、時代や国境を超えて愛されています。民謡、クラシック、ジャズなど、さまざまなジャンルの名曲がありますが、それぞれ生まれた国や地域の歴史的背景の影響を受けながら、異なる特徴や曲想を感じさせてくれます。このコーナーでは、世界各国で名曲として親しまれ、私たち日本人にも親しみのある曲の数々をご紹介します。ぜひ一緒に口ずさみながら、楽しんでお聴きください。

(本文)

 今回ご紹介する3曲は、アイルランドに縁のある名曲です。
 最初にご紹介する曲は、アイルランド民謡の「ダニー・ボーイ」です。アイルランド北西部にあるロンドンデリーで古くから歌い継がれて来た歌謡に、「ロンドンデリー・エアー」があります。曲名にある「エアー」とは、自由に歌われることを前提としたメロディだけの曲で、愛国心を歌ったもの、恋愛について歌ったものなど、人々が自由に歌詞をつけて歌ってきました。「ダニー・ボーイ」もそのうちのひとつです。
 1913年、フレデリック・ウェザリーによって歌詞が付けられた「ダニー・ボーイ」は、戦場におもむく息子に向けた親の悲しみと愛情を表現しています。その後、この歌は、アイルランドだけではなく世界中に広まり、日本でも日本語訳がつくられ多くの歌手によって歌われてきました。それでは、哀愁を帯びた旋律に温かくのびやかな歌声が心に響く「ダニー・ボーイ」をお聴きください。

♪(音楽1 ダニー・ボーイ 2分32秒 歌あり)

 次にご紹介するのは、「アイルランドの洗濯女」です。17世紀から伝わるアイルランド民謡で、ジグと呼ばれるダンス用の曲のひとつです。ジグの特徴は、軽快なリズムによる演奏で、踊りとともに楽しまれます。アイルランドでは民族音楽と日常生活が密接に結びつていて、街中いたるところでジグを聞くことができます。
 また、ジグはフィドル、ギター、バグパイプなどの楽器でメロディのみを演奏します。フィドルは、フォークミュージックや民族音楽で使用されるヴァイオリンです。それでは、「アイルランドの洗濯女」の陽気で軽やかな曲をお楽しみください。

♪(音楽2 アイルランドの洗濯女 1分14秒 歌なし)

 最後にご紹介するのは、「日くれて四方はくらく」です。この歌は、死を目前にしたヘンリー・フランシス・ライト牧師が告別の歌として作詞を手掛けました。悲運にも幼くして孤児になったライト牧師はアイルランドの施設に育てられましたが、努力を重ねてアイルランドの名門校トリニティー・カレッジに進学し、作詞を学びました。「日くれて四方はくらく」を書き上げたのは、病身にあった晩年のことであり、療養のため長く牧師として過ごした街で最後の説教をした日の夕方に、この美しい歌詞は生まれたと言われています。作曲を手掛けたのは、イギリスの教会音楽家ウィリアム・モンクです。それでは、美しい歌声とオルガンの音色が響き渡る讃美歌の調べに、耳を傾けてください。

♪(音楽3 日くれて四方はくらく 2:36  歌あり)

(エンディング)

 いかがでしたか。アイルランドに縁のある名曲を、民謡から舞曲、賛美歌まで幅広いジャンルでお送りしました。それでは、次回もまた「名曲で世界を聴く」をお楽しみください。

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