メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol66(平成31年(2019年)3月発行)

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トラックナンバー4

(タイトル)
春の登山を楽しむために、覚えておきたい3つのポイント

(本文)

 空気や緑がさわやかな春は、たくさんの方が登山を楽しんでいます。その一方で、遭難件数も年々増加しています。警察庁によると、平成29年の山岳遭難は2,583件で、その7割が、道迷い、滑落、転倒によるものです。また、年代別では60歳以上が約5割を占めています。そこで、安全な登山のために大切なポイントを3つ紹介しましょう。

 1つ目は、無理のない登山計画の作成と、遭難したときに捜索の手がかりとなる「登山計画書」の提出です。安全に登山するには、自分の体力や技量、知識や経験に見合った山や登山コースを選び、時間にゆとりをもった計画を立てることが大切です。そして計画の内容を、一緒に登山する人や家族や友人などに伝えておくことが重要です。登山計画を立てたら、それを「登山計画書」にまとめ、登山口にある登山届ポストや、山を管轄する自治体や警察署等の登山届を受付してくれる窓口に提出しましょう。最近では、インターネットで登山計画書を作成し、提出する方法もあります。また、下山したら登山計画書の提出先に、下山したことを伝えましょう。

 2つ目は、山に関する情報収集と装備の準備です。春は、山のふもとは暖かくても山頂付近は積雪があるなど、気温差も大きい場合があるので、装備が十分でないと命にかかわる可能性があります。登山ルートの状況や登山予定日の天候などの最新の情報を調べるほか、登山中も携帯ラジオなどで天候の変化をチェックしましょう。また、気温や天候に合わせて脱ぎ着できる服装や登山靴、雨具はもちろん、防寒具や携帯電話の予備バッテリーなど、どのような装備が必要かを検討し、万全な装備を準備しましょう。

 3つ目は、冷静な判断と慎重な行動です。遭難は道迷い、滑落、転倒によるものが多いですが、その理由として、霧や雨、雪といった気象の急激な変化や、病気や疲労などが考えられます。そのようなときは、場合により下山を諦め、ビバークしなければならないこともあります。登山中に道に迷ったときは、闇雲に進むのではなく、来た道を戻り、正しいルートまで引き返すことが重要です。迷ったときこそ、冷静かつ慎重な行動を心がけましょう。

 万が一、救助を必要とする場合は、110番通報をお願いします。遭難した場所の地形や気象条件によっては、救助までに時間がかかる場合もあります。
 登山は、安全に下山してくるまでが登山と考え、ゆとりある登山計画のもと、万全な準備と装備で登山を楽しみましょう。

春の山岳遭難防止に関するお問合せは
警察庁 生活安全局地域課
電話 代表番号 03-3581-0141へどうぞ

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