メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol66(平成31年(2019年)3月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー6

(タイトル)
自殺を防ぐために

(本文)

 わが国の2018年の年間の自殺者数は、速報値では2万598人と9年連続で減少しています。しかし、いまだに自殺者数が年間2万人を超えていること、若者の自殺者数も含め、依然として深刻な状況にあります。

 自殺は、個人の問題ではなく、実際には、長時間労働、失業や借金などの経済・生活に関する問題のほか、心の病気を含む健康上の悩み、家庭や学校に関する問題など、様々な要因が複雑に関係しています。したがって、自殺は、社会的な問題であり、国、地方自治体、企業、関係団体だけではなく、一人一人の国民も含め社会全体でこの問題に取り組んでいかなければなりません。そこで、自殺対策基本法において、毎年3月を「自殺対策強化月間」とし、社会全体で幅広い自殺対策の活動及び啓発等を推進しています。

 自殺は、深刻な悩みを抱え、追い詰められている人に対し、社会的な支援の手を差し伸べることにより、防ぐことができる場合が多くあります。悩みや心の問題を抱えている人から相談を受ける窓口の一つとして、「こころの健康相談統一ダイヤル」があります。この電話は、全国どこからかけても、都道府県や政令指定都市が実施している「心の健康電話相談」などの公的な電話相談につながるようになっています。電話番号は0570-064-556で、相談に対応する曜日、時間は都道府県によって異なりますので確認してください。

 さらに、生きにくさ、暮らしにくさを抱える人の相談を、24時間365日無料で受け付ける「よりそいホットライン」もあります。相談内容によって、ほかの支援機関につなぐ同行支援なども行っています。電話番号は、0120-279-338となっています。

 ほかにも、厚生労働省では、2018年3月から、広く若者一般を主な対象とするSNSなどを活用した相談受付も実施しています。2018年4月から9月までに行われたSNS相談では、9,548件の相談が寄せられました。電話での相談が苦手な方はこうした窓口の活用も検討してみてください。なお、メールやSNSでの相談窓口を設けている団体の情報は、厚生労働省のホームページに掲載されています。

 自殺を予防するために、まずは身近で大切な人の変化に気づくことが大切です。皆さんも、周囲の方の悩みに気づいた時、少しの勇気をもって声をかけ、話に耳を傾けてください。相談を受けて、対応の仕方に困った時は、決して無理をせず、先ほど紹介した相談窓口も活用してください。各相談窓口で受けた相談内容に関する秘密は守られます。皆さんのできる範囲での思いやりが、悩みを抱える方の気持ちを少し楽にしたり、専門家などの支援への一歩につながります。

 声でも、文字でも、少しずつでも。あなたの今の気持ちを聞かせてください。

自殺対策に関するお問合せは
厚生労働省社会・援護局総務課 自殺対策推進室
電話 代表番号 03-5253-1111へどうぞ。

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