メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol66(平成31年(2019年)3月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー10

(タイトル)
名曲で“世界”を聴く

(イントロダクション)

♪(オープニングテーマ曲:「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド(アメリカ)」 0:30)

 世界の名曲と呼ばれる音楽は、時代や国境を超えて愛されています。民謡、クラシック、ジャズなど、さまざまなジャンルの名曲がありますが、それぞれ生まれた国や地域の歴史的背景の影響を受けながら、異なる特徴や曲想を感じさせてくれます。このコーナーでは、世界各国で名曲として親しまれ、私たち日本人にも親しみのある曲の数々をご紹介します。ぜひ一緒に口ずさみながら、楽しんでお聴きください。

(本文)

 今回は、スイスやドイツなど中央ヨーロッパで受け継がれてきた名曲をご紹介します。

 最初にご紹介する曲は、スイスのアルペン地方で歌われるヨーデルです。ヨーデルは、独特の歌唱法で、ファルセットと呼ばれる裏声を入れた高音と低音の地声を素早く交互に織り交ぜて歌う技法です。起原は、やまびこを真似たから始まったとする説、遠く離れた仲間への通信手段など、諸説ありますが、はっきりしたことは分かっていません。似たような歌唱法はアメリカ南部やハワイ、中央アフリカの他、日本では青森県津軽の民謡にも聞くことができます。ヨーデルは、歌詞のないものが比較的多く、スイスのヨーデル連盟によって、手ぶりを交えず衣装のポケットに手を入れて歌声のみで人々に聴かせる歌い方が義務付けられています。こうした伝統を大切にしながら、大人から子どもまでヨーデルは盛んに歌われています。それでは、その独特の歌声とアコーディオンが奏でる牧歌的でのびやかな「ヨーデル・レイ・ヒー・ホー」をお聴きください。

♪(音楽1 ヨーデル・レイ・ヒー・ホー 2分33秒 歌あり)

 次にご紹介するのは、ドイツ民謡「ローレライ」です。ドイツ西部のライン川中流の岸辺に、「ローレライ」と言われる120mもの大きな岩があります。この岩の付近の流れは航行の難所であることから、この岩に立つ水の妖精がその歌声によって舟人を魅了し、舟人は舵を取るのも忘れて聞き入ってしまうため、岩に舟を打ち付けて沈めてしまうという伝説が生まれました。それでは、弦楽器による美しいアンサンブルで名曲「ローレライ」をお楽しみください。

♪(音楽2 ローレライ 1分55秒 歌なし)

 最後にご紹介するのは、「ブラームスの子守歌」です。作曲家ヨハネス・ブラームスは、子供好きとして知られ、大勢の子ども達と一緒に人形芝居を見に行ったり、お菓子やおもちゃをたくさん買ってあげたり、というエピソードが伝えられています。この歌は、自身が指揮した合唱団のメンバー、ベルタ・ファーバー夫人に次男が生まれた際のお祝いとして贈られたものです。揺りかごを思わせる短い旋律が繰り返され、ブラームスの優しさが感じられる美しい音色をお聴きください。

♪(音楽3 ブラームスの子守歌 1:47  歌なし)

(エンディング)

 いかがでしたか。今回は、スイスやドイツなど、中央ヨーロッパの音楽をお送りしました。世界ではさまざまな音楽が聴き継がれていますが、その1曲1曲に物語があります。美しい音色に耳を傾けるとともに、その音楽が生まれた背景に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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