メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol70(令和元年(2019年)11月発行)

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トラックナンバー7

(タイトル)
子供の学びが進化します。新しい学習指導要領、スタート。

(本文)

 変わりゆく時代。その変化に合わせて、学校での子供たちの学びも変わっていきます。
 全国の学校で子供たちは何を学ぶのか。それを決めているのが「学習指導要領」です。時代の変化などを見据えて、学習指導要領はおよそ10年ごとに改訂されています。令和2年度から小学校と特別支援学校小学部で、令和3年度から中学校と特別支援学校中学部で、令和4年度から高等学校と特別支援学校高等部で、新しい学習指導要領に基づく学校教育が始まります。

 新しい学習指導要領では、
 ・実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」
 ・未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力など」
 ・そして、学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性など」
という三つの力をバランスよく育みます。
 これを踏まえ、子供たちの学びは具体的にどのように進化するのでしょうか。教科書や学校の時間割も、新しい学習指導要領を踏まえたものに変わりますが、主なポイントを二点紹介しましょう。

 まず、「主体的・対話的で深い学び」の視点、すなわちアクティブ・ラーニングの視点から、授業を改善します。子供たちの「学び」そのものが、「アクティブ」すなわち能動的で意味あるものとなっているか、という視点から授業をより良くしていくことを指します。具体的には、一つ一つの知識がつながり、「わかった」「おもしろい」と思える授業や、周りの人たちと共に考え、学び、新しい発見や豊かな発想が生まれる授業を目指します。

次に、「カリキュラム・マネジメント」です。「カリキュラム・マネジメント」とは、子供たちの姿や地域の実情等を踏まえて、各学校が設定する学校教育目標を実現するために、組織的かつ計画的に教育課程の質の向上を図るものです。学校の様々な業務の効率化により教職員の負担軽減を図りながら、全教職員が持ち味を活かして力を合わせ、地域社会の協力を得ながら一緒に子供たちの成長を支えることを目指します。

 さらに、新しい学習指導要領では、特別支援教育も充実させ、幼児段階から高等学校段階まで、全ての学校で一人一人の教育的ニーズに応じた指導を行い、一人一人の能力や可能性を最大限に伸ばします。主なポイントは
 ・幼稚園、小・中・高等学校の教育課程における学びの連続性を重視すること
 ・一人一人に応じた指導内容の充実を図ること
 ・自立と社会参加に向けた教育の充実を図ること
の三点です。
 具体的には、特別支援学級や通級による指導を受ける子どもについて、個別の指導計画などの作成を義務付けています。また、一人一人の障害の特性等に応じた指導上の配慮の充実や、コンピュータ等の情報機器の活用を規定しています。さらに、卒業後の自立と社会参加に向け、家庭や地域、関係機関等と連携して、キャリア教育の充実を図り、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる力を育みます。

 新しい学習指導要領が目指す学校教育を実現するためには、新しい学習指導要領の趣旨・内容について、保護者や地域の方々と共有することが重要です。より良い学校教育を通じてより良い社会を創るという目標を達成するため、新しい学習指導要領についてご理解いただき、子供たちの学びを応援してください。

「新しい学習指導要領」についてのお問合せは
文部科学省 教育課程課 教育課程企画室
電話 代表番号 03-5253-4111 (内線 2367)へどうぞ。

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バックナンバー

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