メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol71(令和2年(2020年)1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー3

(タイトル)
再生医療等の推進について

(本文)

 みなさんは、再生医療をご存知ですか。
 再生医療とは、人の細胞を利用して病気やけがの治療・予防を行う医療技術です。膝軟骨の治療など既に実用化されているものもあれば、研究段階にあるものもあります。例えば、平成31年4月にiPS細胞を使った目の疾患に関する世界初の臨床研究でその安全性が確認されたほか、脳や心臓の疾患、脊髄損傷などで再生医療の研究が進められています。

 一方で、こうした再生医療は人の命や健康に与える影響が大きく、高度な技術が求められることから、安全に提供されるよう、「再生医療等安全性確保法」が制定されています。
 この法律では、再生医療技術をリスクの程度に応じて分類しており、それぞれ必要な手続きを定めています。リスクの低い再生医療技術の場合、医療機関は提供計画を作成し、医療や法律の専門家からなる委員会での審査を経て、厚生労働大臣への提供計画を提出することになります。リスクの高い再生医療技術の場合には、厚生労働大臣に提供計画を提出した後、さらに国に設置された厚生科学審議会での確認も必要となります。再生医療は法に基づく手続きを踏んで提供する必要があり、提供計画を提出しないまま再生医療を提供した場合には、罰則が適用されます。
 また、実際に再生医療により治療を行う場面では、一般の医療よりも具体的に患者への説明を行って同意を得ることや、再生医療を受けた患者数やその後の経過などを定期的に委員会と厚生労働大臣に報告すること等が法律で定められています。

 医療技術は日々進歩しており、政府は、このように安全性を確保した医療の提供体制を整備しながら、再生医療等の医療分野の研究開発を支援しています。今後、こうした医療を誰もが安全に受けられるよう政府としても引き続き取り組んでまいります。

再生医療に関するお問合せは
厚生労働省 医政局研究開発振興課 再生医療等研究推進室
電話 代表番号 03-5253-1111 へどうぞ。

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