メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol71(令和2年(2020年)1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ

トラックナンバー5

(タイトル)
レジ袋の有料化をきっかけに、プラスチックごみ問題を考えてみよう

(本文)

 プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。
 一方で、適切に廃棄されず、海洋に流出したプラスチックごみが新たな環境汚染を引き起こしています。また、地球温暖化や廃棄物・資源制約などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。

 このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でレジ袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。

 レジ袋の有料化では、基本原則として、あらゆるプラスチック製買物袋を有料化し、過剰な使用を抑制していくこととしています。具体的には、商品を持ち運ぶために用いる、化石資源由来のワンウェイすなわち使い捨てのプラスチック製買物袋が、法令に基づく有料化の対象です。一方、次の3種類のプラスチック製買物袋に関しては、一定の環境性能が認められるため、法令で有料化を義務付ける対象にはなりません。
 1つ目は、植物などの再生可能な有機資源を原料とするバイオマスプラスチックの配合率が25%以上の買物袋です。
 2つ目は、繰り返し使用することが可能な厚さが0.05ミリメートル以上の買物袋です。
 3つ目は、海中で適切に分解する機能を有する海洋生分解性プラスチックの配合率が100%の買物袋です。
 ただし、基本原則に則り、店舗によってはこれら3種類の買物袋についても有料化の対象とする場合もありますので、ご留意ください。

 対象となるのは、商品の販売時にプラスチック製買物袋を提供する小売業を営む事業者です。
 時期に関しては、令和2年7月1日から一律開始としていますが、その上で、前倒しが可能な事業者はこれに先駆けて有料化を実施することを併せて推奨しています。そのため、中には7月より前に有料化を実施する店舗が増えてくる可能性もあります。

 レジ袋の有料化は、プラスチックを賢く利用していく取組の第一歩です。令和元年5月31日に決定された「プラスチック資源循環戦略」では、レジ袋の有料化のみならず、プラスチックのリサイクルや再生可能素材への転換なども進めていくこととしています。そのためには、私たち一人ひとりの取組が非常に重要です。例えば、買い物の際にマイバッグを持参する、リサイクルしやすいようにごみの分別をしっかり行うなど、私たちの生活の場面場面でプラスチックごみの削減、リサイクルに向けて何が出来るかを考え、行動することで、プラスチックごみ問題の解決につながります。皆さんも、レジ袋の有料化をきっかけに自身のライフスタイルを見つめ直し、できるところからプラスチックを賢く使う工夫をしてみましょう。

レジ袋の有料化に関するお問合せは、
経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課
電話 代表番号 03-3501-1511 
環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室
電話 代表番号 03-3581-3351へどうぞ。

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ