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トラックナンバー2(HTML版)

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」 vol.75(令和2年(2020年)9月発行)

トラックナンバー2

(タイトル:女性)

早めの情報確認で、台風の防災対策を!

(イントロダクション)

9月は台風シーズンです。昨年の「令和元年東日本台風」による災害など、台風による大きな被害の報告が多くなってきています。このコーナーでは台風による被害を防止・軽減するためにも、台風情報を有効に活用する大切さをご案内していきます。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.近年、台風や大雨による災害が増えていますね。

A.そうですね。本年7月の記録的豪雨は、九州を中心に大きな被害をもたらしました。また、昨年も令和元年東日本台風をはじめとする暴風・豪雨災害が全国各地で発生しました。夏から秋にかけては、台風が多くなる季節です。台風だけでなく、台風が温帯低気圧に変わった後も災害は同じように起こるので注意が必要です。

Q.私たちは毎年やってくる台風に、どのような対策をとっていけば良いのでしょうか?

A.まずは台風情報を有効に活用し、防災対策につなげましょう。気象庁は令和2年9月から、24時間以内に台風に発達すると予想される熱帯低気圧について、5日先までの予報を開始しています。従来は、熱帯低気圧の段階では1日先までの予報しかなく、その先で日本に接近するかどうかが分かりませんでした。この5日先までの予報を開始したことで今後は、日本のどこにどのような強さで接近するのか早めに知ることが出来るようになります。

Q.そうすると、今までよりも台風情報の提供が早まり、台風発生前から台風予報を知ることができるということですね。

A.はい、そうです。日本に台風が接近する場合は、テレビやラジオの天気予報で、台風情報を確認してください。今後の台風の見通しを聞いて、お住まいの地域に台風が接近する可能性がある場合は、風に飛ばされそうなものを固定し、非常用品の確認や水の確保をしておくなど、早めに備えをしておきましょう。

Q.住んでいる場所が、台風や大雨による被害を受けそうな地域の場合は、どう対策をしておけば良いですか?

A.洪水や土砂災害、高潮などにより命に危険が及ぶ場所は、地元市町村が作成するハザードマップで確認することができます。こういった資料をうまく使って自宅や職場、学校、通勤・通学の経路上など身近な場所について危険なところがないか、日頃から確認しておきましょう。また、避難場所や連絡方法などを確認しておくことも大切ですね。

Q.災害時には状況が急変することもありますね。どのタイミングで避難するのが良いのでしょうか?

A.洪水や土砂災害、高潮などにより命に危険が及ぶ場所からは、台風が接近し家の外に出られなくなる前に避難することが大切です。災害の危険性が高まると、市町村からは警戒レベル3の「避難準備・高齢者等避難開始」が出され、気象台などからは「大雨警報」などが出ます。さらに危険性が高まり、災害がいますぐ起きるかもしれない危険な状況になると、市町村からは警戒レベル4の「避難勧告」などが出され、気象台などからは「土砂災害警戒情報」などが出ます。この警戒レベル4になった時には、危険な場所にいるすべての人がすぐに避難する必要があります。
また、その後も大雨が降り続き、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況となった場合に、気象台などから警戒レベル5に相当する「大雨特別警報」などが出ます。この時には、命を守るために最善を尽くさなければならない状況になっています。
高齢者や障害のある方など避難に時間がかかる方は、警戒レベル3の段階で避難を始めるなど早め早めの対応が非常に重要です。

Q.特に台風や大雨は、時間とともに危険度が増加していくので、段階的に発表される気象情報や注意報・警報をしっかりと確認しながら、「避難勧告」が出されるまえから移動できる心構えでいる必要がありますね。

A.そうですね。ほかにも、短い時間で非常に多くの雨が降ると、情報が出る前に、災害がおきることがあります。激しく雨が降って危険だと思ったら、情報を待つことなく、まず、身の安全を確保するようにして下さい。避難所へ向かうことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた頑丈な建物の上の階などに移動したり、それも危険な場合には、崖と反対側の二階以上の部屋に移動するなどして、少しでも命が助かる可能性の高い行動をとることが大切です。

Q.急に避難となると、慌ててしまいそうです。どのような備えが必要ですか?

A.可能な限り、持ち出し品は少なくしてください。避難所生活に必要な水、食料品、生活用品、ラジオ、ライト、持病の薬などをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるように、決まった場所に置いておきましょう。視覚障害者の方は、白杖や視覚補助具なども忘れないように、身近な場所に置いておくと安心ですね。

Q.災害から身を守り、安全に避難するには、やはり事前準備がとても重要になりますね。

A.そうですね。家の外の備え、家の中の備え、避難場所の確認、そして非常持ち出し品の用意と確認など、日頃から気をつけて行なっておくようにしましょう。また、台風や大雨の危険が近づいているというニュースや気象情報に触れたら、災害への備えが出来ているか、もう一度確認するようにしましょう。

(エンディング:女性)

更に台風情報に関する詳しいことを知りたい方は、気象庁公式サイトの「台風情報」のページでご覧いただけます。検索ワード「台風情報」で検索してみて下さい。
WEBの閲覧が難しい場合は、テレフォンサービス等をご利用ください。警報や注意報については、聞きたい町の市外局番+177でご利用いただけます。台風の進路などを知りたい場合は、平日の日中であれば最寄りの気象台へ、土曜、日曜、祝日の9時から17時の間であれば気象庁の天気相談所(03-3214-0218)へお電話ください。
なお、台風情報に関するご意見やお問合せは、気象庁予報部予報課アジア太平洋気象防災センター
電話:代表番号 03-3212-8341へどうぞ。


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