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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

vol77(令和3年(2021年)1月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー4

(タイトル:女性)
SNSの誹謗中傷 あなたが奪うもの、失うもの
#NoHeartNoSNS(ハートがなけりゃSNSじゃない!)

(イントロダクション:女性)

近年、SNSなどの普及によって、様々な人々がインターネット上で自由に発言したり、見知らぬ相手とコミュニケーションをとったりすることができるようになりました。自由で気軽にコミュニケーションがとれるSNSは、手放せないツールになっています。
一方で、他人を傷つける心ない誹謗中傷の投稿が深刻な社会問題となっています。相手を傷付けない為に、自分が傷つかない為に、どのように行動すればよいのか、考えてみませんか?

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.何らかの事件に関して全く無関係の人が犯人だと疑われ、実名やSNSのアカウントが特定されて、誹謗中傷されたり、テレビ番組に出演した有名人に対して、番組内での言動を巡りSNS上で誹謗中傷が行われたりといったことが問題になりましたよね?

A.そうですね。最近では、新型コロナウイルスの感染者に対して、誹謗中傷や差別発言が行われるといったこともありました。インターネットは正しく使えば便利なツールですが、事件や犯罪に巻き込まれるきっかけになったり、誹謗中傷やいじめの温床になったりするなどの危険な側面があるのも事実です。それに、被害を受けるだけではなく、自分の中の正義感で過激な投稿をしてしまったりして、加害者になってしまうケースもあるのです。

Q.相手の顔が見えないSNSでは、つい言葉が足りなかったり、普段よりも感情的な言葉を使ってしまいがちですよね。誰かを傷付けてしまわないようにするにはどのようなことに注意するとよいでしょうか?

A.加害行為を避けるには、3つのことに注意してみて下さい。1つ目は誹謗中傷と批判意見は異なるもの、という意識をもつこと。相手の人格を否定する言葉は誹謗中傷です。2つ目は、匿名性による気のゆるみ。普段なら口にしない言葉もネットでは使ってしまいがちなので気を付けて下さい。また、匿名だと思っても、技術的には発信者を特定できることを忘れないでください。3つ目はカッとなっても立ち止まってみてほしい、ということです。いら立ちや怒りのままに勢いで投稿してしまわないよう習慣をつけましょう。
覚えておいて欲しいことは、言葉も刃になる、ということです。からだと同じように心だって傷付くし、痛みます。投稿する前に必ず「自分が言われたらどう思うか」を考えてみて下さい。

Q.自分の投稿で他人が傷つく可能性を想像し、誹謗中傷を行わないよう心がけることが重要ですね。
それに、SNSでの発言は、一旦炎上して広がり始めるとコントロールが効かなくなりますし、ネットで拡散された情報は、半永久的に残ってしまうので、本当に注意が必要ですよね。法的に責任を問われるケースもあると聞いたことがあるのですが・・・。

A.SNS上の誹謗中傷の投稿は、たとえ匿名でも、技術的には発信者を特定できるため、民事上・刑事上の責任を問われ、慰謝料請求などの訴訟にまで繋がる可能性があります。また、「リツイート」「リグラム」「リポスト」など、サービスによって名前は異なりますが、他人の投稿で共感したり気に入ったりした情報をそのまま投稿して他者に広めた人も、それが誹謗中傷であった場合は、“広めることに加担した”とみなされ加害者になり得ます。人格を否定または攻撃するような投稿はつつしみ、モラルやルールを意識した正しい利用を心掛けてください。

Q.逆に自分が誹謗中傷の被害を受けて傷付いた時は、どのような方法で自分を守ればいいでしょうか?

A.そうですね。まず、「誹謗中傷は多数意見ではない」「世の中の全ての人が攻撃しているわけではない」ということを思い出してください。炎上投稿に直接参加する人は、ごく限られた一部に過ぎないという研究結果もあります。

Q.確かに、悪意ある投稿が続くと、世の中の全ての人から攻撃されているような気になりますよね。でも、攻撃しているのはごく一部だと分かっていても傷ついてしまうと思います。他にできることはありませんか?

A.SNS上で言い争ってしまうと、さらに状況が悪化してしまう可能性もあります。SNSの設定を見直す、信頼できる人に相談するなど、冷静にできることからやってみましょう。
まず、よく使われるSNSには、やり取りをコントロールする機能が備わっています。ブロックやミュートといった投稿を非表示にする機能を使い、悪意のある投稿を「見えなくする」ことをおすすめします。
また、傷つけてくる言葉に、我慢してばかりいる必要はありません。SNSにもルールはあります。人権侵害などのルール違反については、SNS上に投稿の削除を依頼できるページやメニューがあるので確認してみてください。

Q.身近な人には相談しづらい時などに、信頼して相談できるところなどがあれば教えてもらえますか?

A.「違法・有害情報相談センター」は、インターネット上の違法・有害情報への対応に関する相談を受け付け、対応に関するアドバイスや関連の情報提供等を行う相談窓口です。センターのWEBサイトから、インターネットで相談を受け付けています。
専門知識を持った相談員が、誹謗中傷の書き込みを削除する方法などについて丁寧にアドバイスします。

(エンディング:女性)

SNSは、今や情報収集やコミュニケーションに欠かせない存在ですが、私たちの生活を便利にしてくれるものであって、決して誰かを傷つけるためのものではありません。一時のマイナスな感情や、情報不足が原因で、誰かを傷付けてしまったり、逆に傷ついてしまったりするのは、本当に残念なことです。SNSについて正しく知った上で、適切に利用しましょう。
総務省は、法務省及び事業者団体と共同で、「#NoHeartNoSNS(ハートがなけりゃSNSじゃない!)」をスローガンに、SNS等における誹謗中傷対策に取り組んでいます。スローガンに関連した特設サイトや、総務省が作成・公表している「インターネットトラブル事例集(2020年版) 追補版」では、SNS上のやり取りで悩む方に役立てていただくための対処方法や相談窓口などをご紹介しています。「ハート SNS」で検索してみてください。

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