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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)8月16日・8月17日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

頑張る中小企業を応援します!生産性革命推進事業(文字で読む)

ゲスト
  • 中小企業庁
    長官官房企画官
    平林 純一
柴田
今日のゲストは、中小企業庁 長官官房企画官の平林純一さんです。よろしくお願いします。
柴田
今日のテーマは「頑張る中小企業を応援」ということですが、これにはどんな背景があるのでしょうか?
平林
近年、最低賃金の引上げや、働き方改革など、企業を取り巻く環境が急速に変わっています。その中で、中小企業の皆さんにも変化に柔軟に対応していただく必要があります。
柴田
確かにそのとおりですね。
平林
そうした時代の中で、様々な変化に対応できるよう、生産性の向上に取り組む中小企業の皆さんを応援するものが、中小企業庁で実施している「生産性革命推進事業」です。支援メニューは3種類あり、具体的には「ものづくり・商業・サービス補助」、「持続化補助」、「IT導入補助」です。
柴田
「生産性向上」というワードは聞くようになってきましたね。でも、今頑頑張ろうと思っていても新型コロナウイルスの影響で苦しい環境、状況の方も多いのではないですか?
平林
はい。確かに影響を受けている中小企業は多いと思います。そこで、生産性革命推進事業では、補助金を申請いただく方法について、従来から行ってきた「通常枠」に加え、新型コロナウイルスの影響を乗り越えるための「特別枠」を設けています。
のり
特別枠による補助は、通常枠のものとどう違うんですか?
平林
はい。投資額のうち補助金で賄える部分の比率を“補助率”と言いますが、「特別枠」は「通常枠」よりも補助率を引き上げています。それから、「特別枠」には、感染予防の取組に対する上限50万円の補助金や、クラスター対策が特に必要な事業者の方向けに上限50万円の補助金があります。
のり
なるほど!この「特別枠」は、より多くの補助金をもらえるということですね。
平林
はい。それから、「ものづくり・商業・サービス補助金」では、7月の豪雨で被害を受けた方を対象に、補助金の審査の際に加点が行われます。それから、この補助金につきましては皆さんからの声をもとに、さらに使いやすくしています。
柴田
と言いますと?
平林
国の補助金は年度単位で実施されるため、4月以降なるべく早いタイミングで公募がスタートする一方、補助金を受ける事業者には年度内に設備の導入を終えていただく必要があったので、中小企業の方々からは使いにくいといった声もありました。
のり
これはどういうことですか?
平林
はい。仮に、のりさんの会社が設備を導入するために補助金の申請を行うとしましょう。4月に補助金の公募が始まりますので、のりさんは準備と同時並行で申請を急ぎ行いました。
のり
次はいつ公募があるかわからないですし、まずは申請を急がなければということを考えたわけですね。
平林
そのとおりです。つまり、のりさんの会社は自分の会社の事業にとって都合のいいスケジュールで設備投資をするのではなく、補助金のスケジュールに合わせて設備投資をするということになってしまっておりました。
のり
そういうこともあるので、国の補助金は使いにくいということだったんですね。
平林
はい。その反省点を生かし、会社が準備を十分に行った上で随時申請できるよう、1年間を通じて公募のスケジュールを幅広く設定するようにしました。また、年度内に設備の導入が完了しなくても、補助金を活用できるようにしました。1年間たっぷり時間がある中で、補助金を有効に活用いただけるようになっています。
柴田
なるほど。現場の声を踏まえて柔軟に対応できるようになったということですね。今、補助金に関心をお持ちのリスナーの方もいらっしゃるかもしれませんので、今後の公募の予定も教えてください。
平林
はい。先ほど3つのメニューをご説明しましたが、いずれも現在公募を行っています。公募の締切りは、まず、新商品開発などの設備投資を支援する「ものづくり・商業・サービス補助」は、今年11月と来年2月に、第4次、第5次の締切りを設けています。ご自分の会社のタイミングに合わせて申請ができます。
のり
公募は年に1回という補助金も多いようですが、5回に分けて行われるということですね。
柴田
補助金は幾らくらい出るのでしょうか?
平林
「ものづくり・商業・サービス補助」は、上限1,000万円で、補助率は原則2分の1です。
柴田
ということは、2,000万円の設備投資を行う場合は補助率が2分の1なので、1,000万円の補助金を受け取れるということですね。
平林
そのとおりです。次に、販路開拓の取組を支援する「持続化補助」ですが、「一般型」は10月2日の当日消印有効を締切りとしています。こちらは、上限50万円で、補助率は3分の2です。「コロナ特別対応型」は10月2日必着を締切りとしており、こちらは上限100万円で、補助率は4分の3です。
柴田
なるほど。10月2日の“当日消印有効”と“必着”があるので注意しましょう。
平林
最後に、「IT導入補助」ですが、一番近い締切りは8月31日必着ですが、その後も引き続き申請は可能で、今年の12月頃までは受け付ける予定です。この「IT導入補助」は、事業類型によって補助金の上限などが異なります。
柴田
わかりました。申請の状況はいかがですか?
平林
はい。新しい事業展開を考えている会社などから、多くの申請をいただいています。
柴田
この補助金を活用して、これまで全国の中小企業がどんなふうに利益を上げたのですか?
のり
事例をご紹介いただけますか?
平林
例えば、「ものづくり・商業・サービス補助」の活用事例ですが、従業員およそ50人の機械器具を作る会社が、複数の形の餃子を作ることが可能な餃子全自動製造機を開発しました。
平林
この餃子全自動製造機は、海外での販売が好調で、補助事業終了後5年で、会社が産出した付加価値額はおよそ1.4倍に、経常利益はおよそ6倍になりました。
のり
すごいですね。
平林
はい。続いて、「持続化補助」の活用事例です。従業員5人以下の燃料小売業の会社が、配達業務の効率化のため灯油の補充用タンクと残量管理補充システムを製造・開発しました。
柴田
灯油の残量がわかるのは便利ですね!
平林
はい。この新しいシステムには、地域の方からの問合せが殺到し、会社全体の売上げが前年比でおよそ5%増えました。
のり
地域の方が待ち望んでいたシステムだったということですね。
平林
そうですね。最後に、「IT導入補助」については、決算・財務・会計・顧客管理などをIT化することで効率が上がった会社が多数存在します。
のり
手作業だと時間がかかりますからね。
柴田
補助金に興味を持たれた方はどうすれば良いですか?
平林
はい。各メニューにおける補助の上限や申請の要件など詳しくは、独立行政法人中小企業基盤整備機構のホームページに情報があります。【生産性革命推進事業】で検索してください。
柴田
生産性革命推進事業は、来年度以降も継続しますか?
平林
はい。来年度、再来年度も継続する予定です。また、生産性革命推進事業は単に補助金を差し上げるというだけの事業ではなくて、“IT化を進めたい”、“販路開拓を拡充したい”というような方向けに、専門家がアドバイスをするということも実施しておりますので、是非ご活用いただければと思います。
柴田
最後に、平林さんから、改めてお伝えしたいことはありますか?
平林
はい。経済産業省・中小企業庁では、生産性革命推進事業以外にも中小企業の皆さまを応援する様々な施策をご用意しています。詳しくは「ミラサポplus」というサイトをご用意していますので、ご確認いただければと思います。検索は【ミラサポplus】です。

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