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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)8月23日・8月24日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

知っていますか、子どもの人権110番(文字で読む)

ゲスト
  • 東京都人権擁護委員連合会
    子ども人権擁護委員長
    菅野 美鈴
柴田
今日のゲストは、東京都人権擁護委員連合会子ども人権擁護委員長の菅野美鈴さんです。よろしくお願いします。
柴田
さて「人権」と聞くと、守らなければいけないものだとはわかるのですが、具体的にはどのようなことを指しているのか教えてください。
菅野
はい。「人権」とは誰もが生まれながらに持っている権利で、人が人らしく生きる権利、全ての人が幸せになる権利です。人権は誰にとっても身近で大切なものであり、互いにそれぞれの人権を尊重し幸せを思いやることによって日々守られていくものだと考えています。
柴田
今回のテーマの「子どもの人権」とは、具体的にはどういったことでしょうか。
菅野
はい。子どもをめぐる人権問題は、家庭内や学校内など周囲の目につきにくいところで起こっていることが多いんです。被害者である子ども自身も身近な人に話しにくいというのが現状です。
柴田
子どもだと困っていても自分から主体的に動くのは難しそうですよね。
菅野
そのため、子どもが発する信号をいち早くキャッチし、その解決に導くため「子どもの人権110番」という専用電話相談窓口を設置しています。
柴田
この番組のリスナーには高校生や大学生の方もいると思いますが、“子ども”の範囲はどこまでと考えたら良いですか?
菅野
はい。“子ども”の範囲は主に小学生や中学生を想定していますが、高校生や大学生からも相談を受けています。また、相談は子ども本人のほか保護者の方などからも受けています。
のり
周りも一緒に取り組んでいかなければいけない問題ですもんね。
柴田
相談窓口は電話だけですか?
菅野
電話のほかにも「SOS-eメール」というメールや、東京都や愛知県では試行的にLINEでも受け付けています。
のり
メールとかLINEだと自分の都合に合わせて相談できるから、便利ですね。
菅野
そうですね。また、毎年1回、法務省が全国の小中学校に「子どもの人権SOSミニレター」という手紙を配っています。これを使って悩みを寄せてくれた子どもたちには手紙か電話で必ず返事が届きます。
柴田
今回、「子どもの人権110番」がテーマになっているのは理由があるそうですね?
菅野
はい。毎年、夏の時期に強化週間を設定しており、その周知も兼ねて今回のテーマとなっています。今年は、8月28日から9月3日までの7日間が全国一斉「子どもの人権110番」強化週間です。
のり
なぜ強化週間を夏にしているんですか?
菅野
はい。子どもたちが最も不安になるのは夏休み明けのため、この時期に設定しています。
柴田
なるほど。この期間中はどんな点が強化されるんですか?
菅野
はい。相談できる時間帯が拡充されます。通常の電話相談ですと平日の午前8時半から午後5時15分までの受付ですが、強化週間の期間は午後7時まで延長して相談を受け付けています。そして、土日も期間中は午前10時から午後5時まで相談に応じます。
のり
受付時間が延びると、相談しやすくなりますね。
柴田
さらに「子どもの人権110番」には、普段どんな相談が寄せられていますか。
菅野
・学校で「いじめ」や「体罰」を受けた・家庭や施設などで「暴行」「虐待」を受けた・見かけた・最近ではインターネットで「誹謗中傷」を受けたといったものもあります。今、ご紹介したもの以外でも「子どもの人権を侵害しているのでは?」と感じるものでしたら、ご相談いただければと思います。
柴田
子どもたちもいろんな思いが交錯する中で電話するのは勇気が要ると思いますけど、相談してほしいですね。
のり
一歩踏み出してほしいですね。
菅野
はい。お待ちしています。
柴田
相談に関しては、どんな方が対応してくださるのですか?
菅野
全国の人権擁護委員や法務局の職員です。
柴田
人権擁護委員というのは、どんな方なんですか?
菅野
人権擁護委員は、市区町村長の推薦を受け法務大臣から委嘱された民間の方々で、様々な経歴を持つ方がいます。人権尊重の理念を国民に広げるため、法務局の職員と一緒に人権相談・人権教室・講演会といった地域に根差した啓発活動を行っています。人権擁護委員は全国全ての市区町村に合計14,000人ほどいます。
柴田
菅野さんも人権擁護委員のお一人なんですよね?
菅野
はい、そうです。人権擁護委員は、地域の方々が人として幸せに生きる権利である人権を守る仕事をしています。
柴田
では、相談をした後は、法務局の職員や人権擁護委員の方が解決に向けて一緒に考えてくれるということですね?
菅野
はい、そのとおりです。どうしたら良いか助言をし、必要に応じて事実関係を調査し、事案に応じた適切な措置を講じます。相談内容の秘密は絶対に守るので安心して下さい。
のり
相談することで1つでも多く解決してほしいですね。
柴田
本当にそうですね。では、もう一度「子どもの人権110番」の相談窓口についてご紹介いただけますか?
菅野
はい。子どもの人権110番 電話相談窓口は0120-007-110(ぜろいちにいぜろ・ぜろぜろなな・ひゃくとうばん)です。
のり
通話料のほか相談料も無料ですか?
菅野
はい。無料です。難しい手続もありませんので、悩みがあれば是非お電話してください。

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