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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)11月8日・11月9日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

119番の日に考えよう。急な病気やケガで迷ったら・・・(文字で読む)

ゲスト
  • 消防庁
    救急企画室 理事官
    伊藤 要
柴田
今日のゲストは、消防庁救急企画室の伊藤要さんです。
柴田
先ほど、のりさんと11月9日が「119番の日」という話をしていたのですが、「119番の日」が設けられた目的を教えてください。
伊藤
消防庁では、消防に対する正しい理解と認識を深めるとともに、防災意識の高まり、地域ぐるみの防災体制の確立に役立てることを目的に、11月9日を「119番の日」としています。
柴田
119番の通報件数は、1年間でどれくらいあるのでしょうか?
伊藤
平成30年には、全国の消防本部で約870万6千件、1日におよそ2万4千件の通報を受けています。通報内容の7割くらいが、救急、救助です。
柴田
119番は、携帯電話からも掛けられますよね?
伊藤
はい。携帯電話からも掛けられます。では、のりさん、携帯電話から通報された件数は、総数のうちどれくらいの割合だと思いますか?
のり
7割から8割くらいは携帯電話からではないですか?
伊藤
最近は、大体半分くらいが携帯電話からの通報となっており、携帯電話からでも安心して通報していただけます。
柴田
自宅に固定電話のないご家庭も増えていますもんね。
のり
固定電話も携帯電話もどちらも持っている人もいますが、どちらの電話で通報するか迷う人もいると思うのですが。
伊藤
一部のIP電話以外は、固定電話から掛けてもらった方が電話をした人の位置情報が正しく消防本部に伝わるので、もしご自宅に固定電話があって、迷った場合は固定電話からの通報をお願いします。また、消防本部の管轄の境界辺りで携帯電話から通報した場合、電波の状況によっては、例えば東京から電話を掛けても、隣の川崎の消防本部に掛かってしまうこともあります。
のり
そんな時はどうすればいいですか?
伊藤
通報している場所の住所を教えていただければ、正しい消防本部へ転送されますので、電話を切らずにお待ちください。また、操作ミスで間違って掛けてしまった場合も、慌てて電話を切らずに、「119番、間違いで通報しました」と伝えてください。
のり
焦って切ってしまう人もいるかもしれませんね。
伊藤
無言で電話を切ってしまうと、指令センターから確認のため電話を掛け直したり、万が一の事を想定し、救急車や消防車を出動させたりすることもあり得ますので、必ず間違いであることを伝えてください。
のり
しっかり覚えておきます。
柴田
119番通報をしたくても、病気やケガなどで声を出せない場合はどうしたらいいですか?
伊藤
通報すると、固定電話でも携帯電話でも位置情報が消防本部に伝えられます。もし声を出せない場合でも、電話が繋がったら、受話器をたたくとか音を出すことで、意志があって通報したということが分かりますので、助けに向かうことができます。
柴田
では、実際119番に電話した時のやり取りを、救急の場合を想定して、伊藤さんとのりさんとで実演してもらいましょう。のりさんが急な腹痛で、自分では歩けず救急車を呼ぶ、という設定です。焦らず、落ち着いてお願いします。どうぞ。
のり
ピポパ・・・トゥルルルルル・・・
伊藤
はい、消防です。火事ですか?救急ですか?
のり
救急です。
伊藤
住所はどちらですか?
のり
東京都港区浜松町1-31の文化放送です。
伊藤
どうされましたか?
のり
お腹が猛烈に痛くて。
伊藤
お腹が痛いのは、今電話されている、あなたですか?
のり
はい、僕です。
伊藤
あなたのお名前と連絡先をゆっくりでいいので教えてください。
のり
オテンキのりです。電話番号は・・・です。
柴田
こんな流れでよろしいですか?
伊藤
電話を受けた際に、「持病がありますか?」とか、「かかりつけの病院がありますか?」などもお聞きすることがありますので、答えられる範囲で伝えてください。
のり
本人ではなく、付添いの方が通報する場合も同じ流れでいいですか?
伊藤
問題ありません。ただ、付添いの方の場合は、電話を通じて具合が悪い人へ心肺蘇生やAEDを使った応急手当をお願いすることがあります。いざという時は緊張すると思いますが、必要な情報は指令員がお聞きしますし、もし分からなくてもいただいた情報から準備しますので、落ち着いて話してもらうことに専念していただければ大丈夫です。
柴田
火事の場合は、いかがですか?
伊藤
火事の場合も大体同じですが、住所、お名前に加えて、消防車や救急車が向かうときの目印、「何が燃えていますか?」などをお聞きすることになります。その際も落ち着いて話していただくことが重要です。
柴田
落ち着いて、ですね。どんなことを聞かれるのかが分かったので、覚えておきたいと思います。
伊藤
通報が終わっても、再度、通報内容の確認のため指令センターから折り返しお電話をすることがありますので、救急車や消防車が到着するまでは別の電話はしないようにお願いします。
のり
急な病気やケガをした時などは、救急車を呼ぶべきか、救急車を呼ばずに自分で病院に向かうにしてもどの病院に行ったらいいのか、自分では判断がつかない時もあると思うのですが、そういう時はどうしたらいいですか?
伊藤
そうした場合は是非「#7119」に電話をお願いします。
のり
#7119?
伊藤
#7119は、救急相談センターの番号で、急なケガや腹痛などの時にどの病院に行けばいいのか、家族が急に発熱した時にどうしたらいいのか、迷った時には#7119に電話してください。救急相談の通信員、看護師、医師が対応し、必要に応じて救急車の手配や、医療機関をご案内します。
のり
事前に相談して、必要な対応を教えてもらえるのは心強いです。
伊藤
ただ、#7119は全国で導入されている訳ではありませんので、「日本全国どこにいても#7119につながる体制」の実現を目指し、力を入れて取り組んでいるところです。現在は東京や大阪などの都市部を始め17の地域で導入されており、人口で言うとおよそ半分の方にご利用いただける状況です。詳しくはウェブサイトで「#7119」で検索してみてください。
のり
リスナーの皆さんもお住まいの地域が該当しているかどうか、確認してみてください。
伊藤
猛烈に頭が痛かったり、急な息切れがして緊急性が高いと明らかに分かる場合は、迷わず119番に直接電話してください。
柴田
先ほどお話にあった#7119に対応していない地域の方は、どうしたらいいですか?
伊藤
#7119に対応していない地域の方、また、救急ではないけど病院へ行っていいかどうか迷っている方にも使っていただけるアプリがあります。
柴田
どんなアプリですか?
伊藤
全国版救急受診アプリ「Q助」と言います。
柴田
Q助!?
伊藤
このアプリをインストールしていただき、出てくる選択肢に沿って回答していくと、医療機関や受診手段の情報が出てきます。ウェブ版もありますので、是非見てみてください。
柴田
最後に、伊藤さんからお伝えしたいことはありますか?
伊藤
今年は新型コロナウイルスの影響で救急の出動件数が若干減少していますが、緊急通報件数が多い傾向は続いています。緊急度の高い方へ救急車、消防車を向かわせることができるよう、是非#7119やアプリQ助の活用をお願いします。

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