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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)12月6日・12月7日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

冬の運転の備えはできていますか?(文字で読む)

ゲスト
  • 国土交通省道路局環境安全・防災課
    道路防災対策室長
    信太 啓貴
柴田
今日のゲストは、国土交通省道路防災対策室長の信太啓貴さんです。
柴田
信太さんは、雪道の運転経験はありますか?
信太
はい、これまで雪道を運転する機会はよくありました。
柴田
雪の多い地域では、もう雪に注意が必要な時期ですよね?
信太
北海道の早い所でも10月初め、本州でも11月初めから、除雪できる体制を整えています。全国各地の皆さんにも、冬に向けた準備を是非お願いしたいです。
のり
雪があまり降らない地域でも冬場は路面凍結でスリップ事故が起きるので、スタッドレスタイヤに切り替えた方がよいですよね?
信太
特に峠を越えたりするような場合には、凍結や突然の雪に備えて早めのタイヤ交換やチェーンの準備をお勧めします。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結した路面でも、走る、曲がる、止まるといった車の基本要素が保たれるように、低温でも硬くなりにくいゴムが使われています。スタッドレスタイヤは冬用のタイヤですが、雪や氷のない路面でも通常の運転操作をしている上では、安心して走行できます。
柴田
スタッドレスの「スタッド」とは、何ですか?
信太
金属製の留め具を意味する、「鋲」のことです。昔はスパイクタイヤといって、鋲を打ち込んだタイヤが使用されていましたが、その鋲がアスファルトを削って粉塵を巻き上げてしまうので、今は基本的に使われていません。
のり
雪があまり降らない地域の人と、多く降る地域の人とでは、雪に対する意識が全然違うと思いますが、多く降る地域の人はどのようなことを意識しているのでしょうか?
信太
雪の多い地域の方は、冬場になると、特に天気予報や気象状況、道路の最新情報を常に意識されていると思います。
のり
雪道の情報を集める上でよいサイトはありますか?
信太
国土交通省のホームページに「おしえて!雪ナビ」というサイトがあります。ここでは、全国各地の雪道情報を画像で見ることができるほか、全国の道路のリアルタイム情報をツイッターで知ることができます。
のり
全国の雪道情報が分かるから、外出する時には助かりますね。ちなみに、サイト内の「冬期道路 予防的通行規制区間」とは何でしょうか?
信太
大雪が降ると車が坂を登れなくなり、大規模な立ち往生が起こる場合があります。予防的通行規制区間とは、過去に立ち往生が発生した箇所や道路に大きな勾配がある箇所で、大雪が何時間も降り続くような時に、早めに通行止めを行って集中的に除雪することで、立ち往生を起こさないようにする区間です。
柴田
早めに通行止めにすることで大きな被害を防ぐんですね。
信太
一度立ち往生が起こると除雪作業の効率が悪くなります。そのため、通行止めをしている間に集中的に除雪をして、立ち往生が起こることを防ぎます。全国でおよそ220区間が指定されていて、国土交通省のホームページで全国の指定区間の一覧や地図を見ることができます。立ち往生が発生しやすい箇所、大雪の時に通行止めを行う可能性がある箇所ですので、是非確認してみてください。
柴田
除雪は本当に大変そうですね。
信太
道路の除雪に携わる方には、昼夜を問わず24時間体制で冬期の安全な通行確保のため、本当に頑張っていただいています。除雪作業中は除雪機械に近づいたり、除雪車を無理に追い越したりすることは、危険ですのでおやめ下さい。
のり
除雪作業中は感謝の気持ち、思いやりの気持ちが大事ですね。
信太
「おしえて!雪ナビ」では、全国各地の雪道情報に加え、除雪に携わる方々や除雪機械の紹介もしております。是非ご覧ください。
のり
雪が降る時に向けて覚えておかなければいけないことはありますか?
信太
大雪が予想されるとき一番お願いしたいことは、できる限り外出は控えていただきたいということです。大雪の2~3日前に、大雪に対する緊急発表を行います。緊急発表が出されたら、できる限り外出は控えていただくとともに、外出が必要な場合にはしっかりと準備をした上で十分な時間的余裕を持って行動していただきたいです。
のり
大雪が予想されるとき、運転前に準備しておいた方がよいことはありますか?
信太
まずは、スタッドレスタイヤを装着しているか、あるいはチェーンを用意しているかです。チェーンについては、大雪による通行規制が行われる時でもチェーンを付けている車だけが通れる場合もあるので、スタッドレスタイヤを装着されている方も持っているとよいです。冬を迎える前に準備されている方も多いと思いますが、雪が予想されるニュースなどがあると販売店で品薄になることがあるので、事前に準備をお願いします。
柴田
確かに雪のニュースがあると、チェーンやスコップなどが品薄だというニュースも併せて報道されますね。
信太
また、意外と忘れがちなのは燃料です。雪道での低速走行は燃費が悪くなり、雪による思わぬ渋滞に出くわした場合、最悪、燃料切れということも考えられます。特に降雪が予想されるときは、燃料にも余裕を持っておいてください。
のり
ガソリンの残量が少なくなってもまだ行けるかもなんて思ってしまいますが、気を付けましょう。
信太
それと、ワイパーのウォッシャーを使う機会も増えますので、ウォッシャー液が少なくなっていないかも確認しましょう。凍らないウォッシャー液を入れておくと安心です。また、目的地の天気の情報だけでなく、運転ルートの天候や路面状況の確認、通行規制が実施されるかどうかなどを確認することも大切です。雪の少ない地域間の移動であっても、運転ルート上の峠では雪が降っている場合もありますので、注意が必要です。
のり
普段からの車の整備と事前の情報収集が大切だということですね。
信太
はい。あと、冬に車の中に入れておくと役立つものがありますが、何だと思いますか?ヒントは雪道で動けなくなった車を動かすために必要なものです。
柴田
外で作業できるように防寒着や長靴、毛布などでしょうか?
信太
そのとおりです。特に毛布は防寒具だけでなくて、タイヤがスリップするようなときにタイヤと雪の間に挟むことで脱出するのに使うこともできます。そのほか、牽引ロープやスコップが用意してあると、車が動けなくなったときに役立ちます。また、冬の時期はバッテリーが上がりやすいので、もしものためにブースターケーブルなどがあると安心です。
のり
雪道の運転に関しては、いかがでしょうか?
信太
車間距離はいつも以上に確保して、急発進、急ブレーキ、急な車線変更は避けて、慎重な運転を心掛けて下さい。また、吹雪で視界が悪いときは自分の車の位置を知らせることにも役立ちますので、昼間でもライトを点灯しましょう。時間にゆとりを持った運転も心掛けて下さい。運転についても、「おしえて!雪ナビ」に詳しく掲載しています。
柴田
やはり一番大切なのは、大雪が予想されているときは無理に外出しないということですね。
信太
はい、気象情報・道路情報をご確認いただき、大雪が予想されるときは、できる限り外出は控えて、安全を優先していただきますようお願いします。

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