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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)12月20日・12月21日放送

柴田阿弥とオテンキのりのジャパン5.0

大掃除の時にチェックして! 安全・きれいに年越しを(文字で読む)

ゲスト
  • 経済産業省
    商務情報政策局 産業保安グループ 製品安全課長
    原 伸幸
柴田
今日のゲストは、経済産業省製品安全課長の原伸幸さんです。
柴田
今日のテーマは、大掃除についてということで、「今まさに大掃除をしているよ」という方もいらっしゃるかもしれないですね。
そうですね。お二人は、大掃除でどんな場所を掃除しますか?
柴田
普段あまり掃除しない場所ですね。換気扇やフィルターなど。
のり
あと、網戸も意外と汚れていますよね。
そうですね。大掃除では、今のお話のような、普段の掃除のプラスアルファの場所を掃除されると思います。その大掃除に加えて、是非、配線器具のチェックもお願いします。コンセントに差し込む電源プラグや延長コードなど、複数のコンセントがあるテーブルタップや延長コードなどの差込口に、ほこりがたまったり、水分が付いて起こる火災の事故が、毎年起きています。
のり
火災事故が起きているんですね。
2015年度から2019年度までの5年間の製品事故情報では、配線器具から起きた火災事故が140件も報告されています。
柴田
どんな使い方をしていたら、火災が起きたのでしょうか?
例えば、コンセントに電源プラグを長期間差したままにしていたため、接続部分にほこりや水分がたまってトラッキング現象が生じてしまい、製品やその周辺を燃やした火災です。
のり
トラッキング現象とは何ですか?
トラックとは、電気の通り道という意味で、コンセントと電源プラグのわずかな隙間にたまったほこりや水分で電気の通り道が出来たことにより、異常発熱することをトラッキング現象と言います。ペットの尿などが付着することでも、トラッキング現象が発生する危険性があるので、ペットと生活している方はご注意ください。
柴田
ほかにも、火災が起きるようなケースはありますか?
複数のコンセントがあるテーブルタップはとても便利ですが、電気ストーブと電気カーペットなどの消費電力の大きい電気製品を同時に接続して、テーブルタップの最大消費電力を超えてしまい、電源プラグ内部が異常発熱して製品やその周辺が燃えてしまうような事例も起きています。
柴田
消費電力のことまで考えてなかったですね。
たくさんの差込口があるといっても消費電力には限界があります。テーブルタップには、接続可能な最大消費電力の表示が書いてあり、例えば「1,500ワットまで」などと表示されているので、必ずご確認ください。
のり
見落としている人も多いかもしれませんから、気を付けていただきたいですね。
例えば冬になり、居間でこたつ、電気カーペット、電気ポットなどの電源を一つのテーブルタップにつないでいる場合、合計で1,500ワットは軽く超えてしまいます。こたつは500ワット、電気カーペットは250~750ワット、電気ポットは沸騰させている時は700~1,000ワットも消費します。
柴田
それにスマートフォンを充電したりやパソコンを使ったりしたら・・・。
指定の消費電力を超えて、たこ足配線のようにテーブルタップを使用していないか、大掃除のついでに、今一度点検をお願いします。テーブルタップの火災やトラッキング現象については、「NITE(ナイト)」の公式ユーチューブチャンネルでもご紹介していますので、ご覧いただければ危険なことがよくお分かりいただけると思います。
柴田
「ナイト」とは何ですか?
製品に関する事故を調べている独立行政法人製品評価技術基盤機構という組織の、英語の名称の頭文字を取って通称「NITE」と言います。
のり
消費電力のこともそうですし、このユーチューブの映像などを見ながら、ご家族と一緒に勉強していただきたいですね。今の時代、スマートフォンやタブレットの充電などで、よりコンセントの数が必要になっていますから。
だからこそ、大掃除の機会に改めて、電源コード周りの確認をしていただきたいと思っています。
柴田
では、電源コードや配線プラグなどの火災事故を防ぐには、どうしたらよいですか?
定期的に掃除しておくことが大切ですが、大掃除の機会に一度全ての電源プラグを抜いて、電源プラグや差込口に付着したほこりを乾いた雑巾で拭き取ると安心です。水分を含んだ雑巾などを使ってほこりを拭き取るのは、危険です。
柴田
最近は消毒も兼ねてアルコールシートなどで掃除することもありますが、電源周りはNGですので、お気を付けください。
電源プラグのほこりを取ったら、電源プラグが変色していないか、異臭はしていないかなど、事故の予兆を見逃さないようにしていただきたいと思います。
柴田
大掃除中にマスクをして作業する方がいるかと思いますが、十分な換気をして、ところどころ、マスクを外して異臭の有無を確認しないといけないですね。
はい、その後は、電気プラグをしっかりとコンセントに差し込んでください。
柴田
ほかには、どんなことに気を付けたらよいですか?
机の脚や家具などで電源コードを踏んでいる状態も、危険です。コードに無理な力が加わって、電源コードがショートしてしまい、火災が起きる危険があります。どうしても必要な場合は、カバーを付けるなどして保護してください。
のり
万が一、煙や火花が出てしまった場合は、どうしたらよいですか?
急いでコンセントから電源プラグを抜きましょう。熱くて触れることができない場合は、ブレーカーを落としてください。
柴田
これも覚えておきましょう。
配線器具の中には、ほこりなどの異物が入りづらいように、差込口にシャッターが付いた製品も販売されています。配線器具にも寿命がありますので、テーブルタップや延長コードなどを取り換える際には、シャッター付きの製品を使うことも、ご検討いただければと思います。
のり
そのほかに注意することはありますか?
先ほどご紹介した配線事故の中には、リコール製品による事故も多いです。リコール製品をお持ちの場合は、不具合が生じていなくても使用を中止して、お買い求めの販売店などにご相談ください。
柴田
リコール製品に関しては、どのようにチェックしたらよいですか?
経済産業省のリコール情報ページをご確認ください。「経済産業省 リコール情報」と検索すれば、製品別の情報がご覧頂けます。

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