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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年5月5日・5月6日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

水害から私たちの暮らしを守る【水防団】(文字で読む)

雨が集中して降りやすく、川が氾濫しやすい地形の日本では、水害を防ぐ「水防」が大切な役目を担っています。今回は、本格的な雨のシーズンを迎える今こそ知っておきたい「水防」と「水防団」について伺いました。

ゲスト
国土交通省
水防企画室長
西澤 賢太郎
秋元
JOY君は「水防団」って聞いたことある?
JOY
いや、「消防団」なら知ってるけど、「水防団」っていうのは33年間生きてきて、一度も聞いたことがない!
秋元
実は私も知らなかったんだけど…。「水防」は、「台風や大雨の際に水害の発生を警戒したり、土のうなどで水があふれるのを防ぐこと」なのだそうです。ここからは、国土交通省・水防企画室長の西澤賢太郎さんにお話を伺っていきます。水害というのは、実際に多いんでしょうか?
西澤
はい。近年は毎年のように集中豪雨などにより全国各地で大きな水害が発生しています。昨年も7月には福岡県や大分県を中心に集中豪雨による大きな被害が発生しました。九州北部豪雨と命名されましたが、40名の方が亡くなり、2名の方が未だ行方不明です。
秋元
毎年のように起きているんですね…。
西澤
日本はもともと梅雨があり、台風の通り道でもあるので雨が集中して降りやすい国です。さらに国土が狭く、急で険しい地形なので、川の上流で大雨が降ると一気に水が下流へ流れ込んで氾濫する可能性が高いんです。
JOY
なるほど!日本で水害が多いのはそういうワケなんだ。
西澤
日本では、特に川の氾濫でできた平野部に人口などが集中する都市が広がっていますし、山あいの集落においても、過去の川の氾濫などによって作られた狭い平地に形成されている場合が多いんです。だからこそ、日本人には「水防」が大切なんです!
JOY
それはしっかり対策しないとね。でも、川沿いに住んでいなければ、水害にはあまり関係ないんじゃないですか?
西澤
川から離れているからといって油断してはいけません。例えば、荒川が氾濫した場合には、遠く離れた銀座まで浸水するおそれがあります。また、突然の豪雨で水が地下に流れ込んで、地下鉄の駅や地下街が水浸しになったこともありました。
JOY
それは僕もニュースで見たことがあります。
秋元
では、「水防団」という方々はどんな活動をしているのでしょうか?
西澤
はい。水害が発生した時やその恐れがある時に、土のうを積んで川の水があふれるのを防いだり、住民の方の避難を誘導したりしています。このような水防活動は、各市町村の消防団が行っている場合が多いのですが、昔から水害と戦ってきた地域には、消防団とは別に、地域の方々による「水防団」が組織されています。
JOY
へえ!水防活動をしている人たちがいることは知りませんでした。
西澤
そうですね。水防の活動は、大雨の降る中で、川沿いで行われることが多いので、皆さんの目に触れる機会は少ないんです。
JOY
そうか。だから見かけないけど、僕たちが家にいるときにも、雨の中で頑張ってくれている人たちがいるんだね。
秋元
「水防団」にはどんな方が参加しているのですか?
西澤
水防団員は消防団員と同じく、普段はそれぞれ仕事に就いている地域の方が多くなっています。現在、全国の水防団や消防団の団員は減ってきていますし、高齢化も進んでいますので、ぜひ若い人に参加して頂きたいと思っています。
JOY
「水防」には、何か専門的な技術のようなものがあるんですか?
西澤
土のうが崩れたり流されたりしないように積み上げるには、その場その場の状況に適した積み方があるんです。こういったノウハウは次の世代につなげていくことが大切です。「水防団」では、地域のイベントや小学校などで、土のうの作り方を教えたり、水防の大切さを伝えています。特に、5月は水防月間として、様々な水防に関わる訓練などのイベントが開催されています。詳細は国土交通省のホームページに掲載していますので、こうしたイベントに参加して水防団の活躍を間近で見たり、水防について知っていただければと思います。
秋元
私たちも「水防」について、まずは知ることから初めていきたいですね。
JOY
誰かが守ってくれると思ってちゃダメだね。積極的に参加して、自分たちの身を守っていかないと!僕たちも含め、全員がね。

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