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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年(2018年)8月11日・8月12日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

見極めよう! 医療機関のネット広告(文字で読む)

インターネットを使っていると毎日のように目にするネット広告ですが、今年の6月から、医療に関するネット広告が、法律によって規制の対象になりました。そこで今回は、医療機関のネット広告に関する新しいルールについて伺いました。

ゲスト
  • 厚生労働省
    医政局総務課 鶴田 真也
JOY
初めての病院に行くときは、行った人の口コミとか評価を見たりするかな。
秋元
うん。私もウェブサイトを見て、清潔感があるとか、安心感がありそうなところを選ぶことは多いかな。ここからは、厚生労働省の鶴田真也さんにお話を伺います。早速ですが、医療機関の広告にはどんなルールがあるのでしょうか?
鶴田
そもそも病院やクリニック、歯科診療所などは、医療法でうそや大げさな表現を用いた広告をしてはいけないとされています。これまでは、折り込みちらしやテレビのコマーシャル、街で見かける看板などが規制の対象で、医療機関のウェブサイトは広告の規制に含まれていませんでした。そこで今回、医療法が見直され、今年の6月1日から、ウェブサイトなどのインターネットでの広告も、新たに規制の対象に含まれることになりました。
秋元
なぜ、医療法が改正されたのですか?
鶴田
美容整形など、美容医療サービスでの消費者トラブルの相談件数が年々、増えてきたからです。昨年、全国消費生活情報ネットワークシステムに寄せられた件数は1722件で、このうち半数以上が販売方法や広告に問題のある相談でした。
JOY
言い出せない人もいるだろうし、実際にはもっと多そうだね。
秋元
実際には、どんな相談が寄せられているんでしょうか?
鶴田
インターネット広告で提示されていた金額を見て医療機関を受診したら、実際には予想しなかった高額を提示されたり、「最先端の医療だ」と書いてあるので期待していたにも関わらず、全然効果が得られないといったトラブルが発生したりしてしまうことがあります。一般の方が、広告の内容だけをみて、実際の医療サービスの良し悪しについて自ら判断することは難しいため、広告が正確な情報伝達の手段となるように、ウェブサイトやSNSなどの広告にもルールを設けました。
JOY
どんな広告が禁止になるんですか?
鶴田
まず【虚偽の広告】です。例えば「絶対安全な手術です!」「どんなに難しい症例でも必ず成功します」といった表現ですが、現実には、絶対に安全な手術などはあり得ませんので、こういった表現は、虚偽広告に該当します。また、「副作用はありません」「どんなに難しい病気でもこの治療方法なら必ず成功します」などと決めつけるような表現も虚偽広告になります。
JOY
医療に100%っていうことは絶対にないですからね!
鶴田
それから、「知事の許可を取得した病院です!」などと、知事の許可を得たことをことさらに強調する広告は、【誇大広告】にあたります。病院が、都道府県知事の許可を得て開設することは、法律で決まっていることで当然のことです。それなのに、あたかも特別な許可を得た病院であるかのような誤解を与える場合は、誇大な広告と言えます。
秋元
よく目にする広告で、実はダメな広告はありますか?
鶴田
はい。【他の病院などと比較して自分の病院の方が優れているように表示する広告】です。例えば、「肝臓がんの治療では、日本有数の実績を有する病院です」とか、「シェアNo.1」「口コミ5年連続満足度1位」「モデル・女優・タレントとしてご活躍中の○○さんも当院で治療」などと書かれている広告です。こうした表現は他の医療機関より著しく優れていると誤認を与えるおそれがあるので禁止されます。ちなみに、著名人が医療機関からお金をもらってブログやSNSなどに書き込むのも広告とみなしますので禁止されます。
秋元
著名人だけじゃなく、一般の方の体験談も気になって口コミサイトなどを見る人も多いと思いますが、その辺りはどうなんですか?
鶴田
治療の結果は、患者さんお一人お一人の状態で違いますし、その感想も当然異なります。そのため、医療機関のウェブサイトなどに体験談を広告することは、誤認する恐れがあるので、禁止することになりました。また、一般の方がお金をもらって投稿するような口コミサイトは、お金を支払った医療機関、口コミサイト運営者、体験談の書き込みをした人、それぞれが罰則の対象となります。一般の方が自分のSNSで治療の体験を書き込みしたりするのは問題ありません。
秋元
トラブルにならないためには、日頃からどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
鶴田
治療や手術は、どんな場合であっても少なからずリスクがあるということを知ることが大切です。それは、美容医療であっても同じです。説明を十分に受け、内容について慎重に検討し納得した場合のみ施術を受けて下さい。また、近年はがんの免疫療法やアンチエイジングという表現を使った再生医療など、標準的でない自由診療の治療もあります。そうした場合も、治療の内容や治療の方法、効果やリスクなどについて十分に情報を収集し、その治療を本当に受けるのかも含め慎重に判断するよう心がけて下さい。
JOY
知識がないとすぐに判断するのは難しいからね。その場で決めずに、慎重に調べることも大事だね。
秋元
しっかり広告の内容を見極めて、受診するようにしましょうね!

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