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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年9月8日・9月9日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

LGBT いろいろな性について考えよう!(文字で読む)

「自分らしく生きたい」というのは誰もが望むことですが、“LGBT”に対する偏見や差別によって生きづらさを感じている人たちもいます。今回は、『LGBT いろいろな性』をテーマにお話しました。

ゲスト
  • 法務省
    人権啓発課長 中村 誠
秋元
JOY君は、“LGBT”って聞いたことある?
JOY
もちろん聞いたことありますよ!でも、意味までちゃんと分かっているかどうかは自信ないな。
秋元
ここからは法務省 人権啓発課長の中村誠さんにお話を伺います。まずは、“LGBT”という言葉について教えていただけますか?
中村
はい。“LGBT”とは、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Transgender(トランスジェンダー)の頭文字を組み合わせた言葉です。そのままLGBTの人々を表すこともありますが、更に拡げて、一般に「性的少数者(セクシュアルマイノリティ)」といわれる人々を総称する意味で用いられることもあります。
秋元
「セクシュアルマイノリティ」ということですが、もう少し詳しく教えていただけますか?
中村
どういう性別の人を恋愛の対象として好きになるかを「性的指向」といいますが、この「性的指向」に関して、“レズビアン”は女性を好きになる女性、“ゲイ”は男性を好きになる男性、“バイセクシュアル”は男性も女性も好きになる人をいいます。また、「自分は男性である」「女性である」というように、自分の性をどう認識しているかを「性自認」といいますが、トランスジェンダーは、例えば、身体の性は男性でも、心の性は女性というように、身体の性と心の性が同じでないため、自分の身体の性に違和感を持つ人をいいます。ほかにも、男性も女性も好きにならない人や、自分の性を決められない人、自分の性を決めたくない人など、さまざまな人がいます。
JOY
いろいろなタイプの人がいるんですね。
中村
そうなんです。“LGBT”だけでは全体をカバーしきれないので、“LGBTQ”や“LGBTI”などの言い方をする場合もあります。どんなかたちもその人らしさを表しています。顔や声、趣味、好きな色などが人によって違うように、心の性も、好きになる性も、人それぞれ違いますし、違っていていいんです。
JOY
そうだね、みんなが同じである必要はないからね!
中村
でも、こうした性の多様性に対して理解が進んでいないため偏見や差別があり、生きづらく苦しい思いをしている方々がいるんです。
秋元
具体的にはどんな偏見や差別があるんでしょうか?
中村
学校や職場でいじめやからかいの対象となる、奇異の目で見られる、避けられるということがあります。それが嫌で、周囲に知られないように隠して生きようとしても、もし知られたらどうしよう?という不安が付きまとって、苦しくなって生きづらくなるということもあると思います。例えば、採用試験において性的指向や性自認に関する質問項目があって就職しづらい状況になったり、手術を受けて性別変更した人が公衆浴場の利用を拒否されたり、といったこともあります。
JOY
それはつらいね。そういった差別がないように改善していかなきゃいけないと思うけど、現状では難しいのかな…?
中村
以前に比べると、セクシュアルマイノリティであることを理由に差別的な扱いをすることは不当なことであるという認識が広がっていますが、まだまだのところもあります。そのため、「自分を偽ることなく生きたい」と思っていても、セクシュアルマイノリティであることを、周囲にカミングアウトすることができずに悩んでいる人もいるんです。
秋元
もし友人や職場の同僚から、「自分はゲイ/レズビアンなんだ」と打ち明けられたら、どうしたらいいですか?
中村
その人が打ち明けたのは、あなたを信頼したからだと思います。話を聞いて、相談に乗ってあげていただきたいと思います。でも、周囲にカミングアウトするかどうかや、いつ、誰に、どのように伝えるかは、当事者本人が決めることですので、カミングアウトを強要したり、勝手に周りの人に言ったりするようなことは、決してあってはならないことだと思います。
ただ、カミングアウトするのは、そうしないと苦しい、生きづらいという状況があるからなので、そもそもカミングアウトしなくても、生きづらさを感じずにいられる社会を目指していきたいですね。
JOY
なるほど。“LGBT”をみんなが理解して、偏見のない社会になれば、わざわざカミングアウトをする必要もなくなるかもしれないですね。
中村
性のあり方は様々ですので、そのことを理解して、違いを認め合い、偏見や差別をなくして、誰もが自分らしく生きることのできる社会を作っていきましょう。
秋元
みんな違って、みんないい、ですよね。最近は、社員向けにLGBTの理解を促進するためのセミナーを行ったり、更衣室やトイレの環境を整備したりする企業も増えているそうなので、これから先、もっと変わっていくといいですね。

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