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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年11月17日・11月18日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

女性に対する暴力をなくそう!(文字で読む)

配偶者や交際相手からの暴力、性犯罪、セクハラなどの被害に悩んでいる女性は少なくありません。今回は「女性に対する暴力をなくそう!」をテーマにお話しました。

ゲスト
  • 内閣府
    男女共同参画局長 池永 肇恵
秋元
暴力って、殴る蹴るのイメージがあるけど、以前この番組でお話した【AV出演強要】や【JKビジネス問題】も女性に対する暴力だよね。
JOY
そうだね。そう考えると、暴力の種類にはいろいろあるのかも。
秋元
ここからは内閣府・男女共同参画局長・池永肇恵さんに伺います。女性に対する暴力にはどんなものがあるのでしょうか?
池永
はい。配偶者からの暴力、性犯罪、ストーカー行為、人身取引、また、最近世界中で問題となっているセクシュアルハラスメントなども女性に対する暴力に当たります。こうした暴力は決して許されない行為です。今日は、中でも相談件数が多い【配偶者からの暴力】、いわゆるDVと、特に若い皆さんに知っておいていただきたい被害について詳しくお話をさせていただきます。
秋元
DVの被害に遭っている方はどれくらいいるのでしょうか?
池永
平成29年度に内閣府が行った調査では、結婚したことがある女性のおよそ3人に1人が「配偶者から暴力を受けたことがある」と回答しています。さらに7人に1人は、何度も受けたことがあると回答しています。
JOY
想像以上に多いですね。実際に配偶者からどんな暴力を受けているんですか?
池永
殴る、蹴るなどの身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力、経済的な暴力、性的な暴力などもあります。精神的な暴力とは、人格を否定するような暴言を吐く、行き先、電話、メールなど、行動を細かく監視・制限する、何を言っても無視をするなどの相手の心を傷つけるものが該当します。経済的な暴力は、例えば生活費を渡さない、貯金を勝手に使うなどお金に関わることで、性的な暴力とは、嫌がっているのに性行為を強要する、避妊に協力しないなどがあります。
JOY
そんな相手とは別れちゃえばいいと思うんですけど、そう簡単にはいかないんですよね…。
池永
そうですね。「暴力をふるうのは私を愛しているからだ」などと思ってしまったり、暴力をふるわれ続けることで、強い恐怖心を抱いて逃げ出す機会や気力を奪われてしまう場合があります。他にも、経済的な不安や、子供がいるなどの理由から、相手と別れることをためらってしまう場合もあります。
秋元
子供のことを考えて別れられないという話はよく聞きますよね。先ほど、「若い皆さんに知っておいていただきたい被害」というお話がありましたが…?
池永
そうなんです。DVは配偶者間だけの問題ではありません。今、10代から20代の皆さんに知っておいていただきたい被害の一つとして、交際相手からの暴力、いわゆる【デートDV】というものがあります。内閣府が平成29年度に行った調査によると、〝交際相手がいた、もしくは、いる″という女性のうちおよそ5人に1人が、交際相手から暴力を受けたことがあると回答しています。
秋元
【デートDV】の場合によくある暴力には、どんなものがありますか?
池永
例えば、メールや電話などの返事がすぐ来ないと大声で怒鳴る、交友関係を制限して束縛する、デート費用を毎回無理やり出させる、人前でイチャイチャすることを強要するなどが該当します。いつも相手の顔色をうかがってビクビクしているのなら、それはデートDVかもしれません。
JOY
実は僕も逆のパターンで、付き合っている彼女から暴力を受けた経験があるんだけど、確かにビクビクしてたな。相手の顔色をうかがって交際していても楽しくないし、対等な関係とは言えないですよね。
池永
そうですね。また、他にも若い皆さんに知っておいていただきたい被害に【デートレイプドラッグ】というものがあります。これは睡眠薬などの薬を飲み物や食べ物に混ぜて、相手の意識を朦朧とさせ、抵抗できない状況にして性行為をするなどの暴力です。例えば、カラオケボックスでトイレに立った後、残っていた飲み物を飲んだら意識が朦朧とし、気づくと服を脱がされた状態で、ソファーの上に1人で取り残されていたという事例もあります。
秋元
怖い!こういうのは被害に遭わないように気を付けるといっても、限界がありそうですよね…。
池永
ですので、こういう危険があるということを知っておくことが大切です。こうした問題は「相談するほどのことではない」「自分にも悪いところがある」「自分さえ我慢すればいい」などと思ってしまい、相談しない方も多くいます。でも、こうした問題はひとりで悩まず、まずは相談することが大切です。
JOY
どこに相談したらいいんですか?
池永
相談相手は、家族や信頼できる友人などでもいいと思いますが、より問題解決につなげるためには、専門家による的確なアドバイスが必要です。まずは、DV相談ナビ【0570-0-55210】に電話をして、相談してみてください。相談料は無料です。また、もし友人から相談を受けたら、「あなたも悪い」などと責めたりせず、「あなたは悪くない。話してくれてありがとう。」と言って、専門の相談窓口を教えてあげてください。
秋元
お互いを尊重できる対等な関係が大切ですよね。もし悩んでいる方がいたら、一人で抱え込まず、身近な人やDV相談ナビに相談してほしいと思います。

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