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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年(2018年)12月15日・12月16日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

“しない”“させない”飲酒運転!(文字で読む)

お酒を飲んで車を運転することは絶対ダメだとわかっているのに、なぜ、飲酒運転による事故がなくならないのでしょうか。今回は『しない、させない、飲酒運転!』をテーマにお話しました。

ゲスト
  • 警察庁・交通局・交通企画課
    交通安全企画官 丸山 直紀
JOY
年末年始は特にお酒を飲む機会が増えるよね。お酒で失敗する人もよく見かけるから、酔って人に迷惑をかけないように気を付けないと!
秋元
そうだね。それに、飲んだら絶対に運転しないことも大事です!ここからは警察庁・交通局・交通企画課・交通安全企画官の丸山直紀さんにお話を伺います。まず、飲酒運転による事故が実際どれくらい起こっているのか教えてください。
丸山
平成29年(2017年)の飲酒運転による交通事故は3,582件で、このうち、飲酒運転による死亡事故は204件でした。近年、「お酒を飲んで運転してはいけない」という意識の浸透とともに、飲酒運転に対する取締りの強化や罰則の引上げなどによって、飲酒死亡事故などは大幅に減少しました。しかし、飲酒運転による悲惨な交通事故は後を絶たず、飲酒運転根絶に向けた取組は未だ道半ばです。
秋元
これだけの事故が起きているということは、実際に飲酒運転をしている人はもっといるということですよね。
丸山
はい。警察では昨年、およそ2万7千件の飲酒運転を取り締まっています。昨年中の交通事故件数のうち死亡事故の割合をみると、飲酒運転によるものは飲酒運転によらないもののおよそ8.3倍となっていて、飲酒運転は極めて悪質で危険な犯罪行為であるといえます。
秋元
“犯罪行為”と言われて私も今ハッとしましたが、飲酒運転は他の犯罪と比べて、“犯罪である”という意識が低いのかもしれませんね。でも、いけないことだとわかっているのに、なぜなくならないのでしょうか?
丸山
飲酒運転がなくならない要因のひとつに、アルコールに対する認識不足が挙げられると思います。飲酒運転による死亡事故を起こしたドライバーの中には「少量だから大丈夫」「時間が経っているから大丈夫だと思った」など、飲酒後に安易な気持ちで運転してしまった人がみられます。ところがアルコールには、少量でも「脳の機能を麻痺させる作用」があり、飲酒をすると、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になります。すなわち、「スピードを出して危険な運転をする」「車間距離の判断を誤る」「危険の察知が遅れる」「反射神経が鈍りブレーキペダルを踏むまでの時間が長くなる」など、事故を起こしやすい状況に陥ることになります。
JOY
僕はお酒に強いほうだから、ビール1杯くらいなら自分では変わらないと思っているけど、実際には脳の機能は低下しているっていうことなんだね。でも、飲酒をしてからしばらく時間が経てば、運転してもいいんですよね?
丸山
実は飲酒をしてから9時間以上経過したにも関わらず、飲酒運転による死亡事故を起こした人もいます。アルコールが体内から抜けて、脳の麻痺状態が収まるまでの時間は、その人の体格や体質、飲んだアルコールの種類や量によって変わってきます。ですから、一概に時間が経っているから大丈夫とは言い切れないんです。飲んだ翌朝、車を運転する予定がある人は、アルコールを分解する時間を考慮して、適度な飲酒量に留めておくことが大切です。
秋元
これは、「一度寝れば大丈夫」というふうに、誤解している人が多いかもしれませんね。また、飲酒運転にはどんな罰則があるのでしょうか?
丸山
アルコールの影響により正常な運転ができない状態での運転を“酒酔い運転”と言いますが、酒酔い運転の場合、免許取消しになり、5年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。また、身体に一定基準以上のアルコールを保有した状態の運転を“酒気帯び運転”と言います。酒気帯び運転の場合、免許停止や免許取消しになり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。また、運転をしている人だけでなく、飲酒運転をするおそれのある人に対して車を貸した人やお酒を提供した人、また、飲酒運転の車に同乗した人も、犯罪を手助けしたということで、懲役または罰金に処せられます。
秋元
私たちは、日頃からどんなことを心掛けておけばいいでしょうか?
丸山
当たり前ですが、お酒を飲んだら絶対に運転をしないことです。飲まないつもりでも、車を運転して飲酒をする場所へは行かないことをお勧めします。そして、もし飲んでしまったら、公共交通機関や運転代行サービスを利用するなどして、飲酒運転を絶対にしないようにしてください。周りにいる人も、運転する人にお酒を飲ませない、お酒を飲んだ人に運転させないことを徹底していただければと思います。
JOY
飲酒運転は、誰1人として幸せにならない。事故を起こした本人だけでなく自分の家族、被害者やその家族にも悲しい思いをさせることになる。絶対にしちゃダメ!
秋元
お酒を飲む機会が多い時期だからこそ、「飲酒運転はしない、させない」を徹底したいですね。

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