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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

平成30年12月29日・12月30日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

やらなくちゃ!防サギ(文字で読む)

高齢者を狙った特殊詐欺は後を絶たず、その手口もますます巧妙になっています。今回はこうした詐欺の被害に遭わないために、すぐにできて効果の高いアクション“防サギ”についてお話しました。

ゲスト
  • 警察庁・刑事局調査官
    特殊詐欺対策担当 石田 晴彦
JOY
オレオレ詐欺が無くなるどころか、高齢者を狙った新しい詐欺が次々に出てきて、本当に許せないね。どうやったら防げるんだろう?
秋元
最近はATMでも注意喚起がされるようになったけど、それでも被害は減っていないのかな。ここからは警察庁・刑事局調査官・特殊詐欺対策担当の石田晴彦さんにお話を伺います。まず、特殊詐欺とはどういったものか教えてください。
石田
犯人が面識のない不特定の人に対して電話やメール、ハガキなどの通信手段を用いてお金を騙し取るという手口の犯罪を特殊詐欺と呼んでいます。特に高齢者の方の被害が目立ち、2017年に特殊詐欺の被害にあった方の約7割が65歳以上の高齢者の方でした。件数も増加傾向にあり、2017年の被害額は、約395億円に上っています。これは、1日あたり1億円以上が犯人側に騙し取られているということになります。
秋元
1日1億円!?そんなに多いとは思いませんでした。ひと口に「詐欺」と言っても色々な手口があるんですよね?
石田
はい。特に高齢者の方の被害が多いのは、オレオレ詐欺と還付金等詐欺です。オレオレ詐欺は、犯人が息子や孫などの親族になりすましたり、警察、金融機関、デパートの社員などをかたってお金を騙し取る手口です。還付金等詐欺は、犯人が「税金や保険料、年金の未払い金の還付金を受け取れる」などと高齢者の方を騙して、ATMを操作させ、お金を騙し取る手口です。
秋元
これだけ注意を呼びかけているのに被害が後を絶たないのはどうしてですか?
石田
犯人は騙しのプロですから、言葉巧みに人の心理を利用するのです。例えば、息子さんから「会社の小切手が入った大事なカバンを置き忘れた」などと電話で言われたら家族の方は心配になりますよね。また、警察から「あなたの息子さんが交通事故を起こした」と言われたら、気が動転するでしょうし、不安になります。犯人はこうした言葉で、家族のことを心配する気持ちや不安感を煽って、お金を渡すように仕向けてくるのです。家族のことを思いやる気持ちを巧みに悪用する許し難い犯罪です。
JOY
こういう話を聞いて、今は「自分は騙されないだろう」とか「怪しいから気づくだろう」って思うけど、実際にその場になったら焦るし、つい騙されてしまうのかもね…。
石田
犯人は次々に新しい手口を使って騙してきます。お金の受け渡し方法もATMによる振込や現金の受け渡しだけでなく、被害者の方からキャッシュカードを騙し取って、そのキャッシュカードを犯人が利用する手口が増えてきています。具体的には、警察官や金融機関の職員などになりすました犯人が、「あなたの口座が詐欺グループに悪用されている。新しいキャッシュカードに取り換える必要があるため、銀行の職員があなたの自宅にキャッシュカードを取りに行くから渡してほしい。そして、手続きに必要なので暗証番号を教えてほしい。」と言って、被害者の方から、キャッシュカードを騙し取り、暗証番号も聞き出してくるような手口です。
JOY
えええっ、大胆!暗証番号なんて普通は聞かれないけど、警察官だと言われたら、びっくりして信じちゃう人もいるかもしれないな。
石田
このほか、銀行協会や、金融庁、デパートの社員などを名乗って、「あなたのクレジットカードが不正に使われた」などと言って騙す手口もあります。警察官や金融機関の職員などが暗証番号を聞くことは絶対にありません。他人には、暗証番号を絶対に教えないでください。
秋元
こうした詐欺の被害に遭わないためにはどうしたらいいでしょうか?
石田
ご家族の間で、いつでも話しやすい、相談しやすい環境をつくっておくことが大切です。特に、お子さんやお孫さんを装って電話をかけてくるオレオレ詐欺では、日頃からコミュニケーションを取っていると、不自然な点に気付きやすくなると思います。最近はメールやLINEなどで連絡を取り合う方も多いようですが、直接会って話したり、電話で声を聴いたりしてほしいと思います。
秋元
他にも、オレオレ詐欺などの被害に遭わないためにできることはありますか?
石田
留守番電話の設定や防犯機能を備えた電話機などを設置することも有効です。犯人は自分の声を録音されることを嫌がりますから、日頃から留守番電話に設定しておき、犯人と話す機会をできるだけつくらないようにしましょう。また、「この電話は詐欺防止のため録音させていただきます」というような内容の音声を流して、そのアナウンスを聞いても電話を切らない相手にのみ着信して呼び出し音を鳴らす電話機なども販売されていますので、こういった防犯機器を備えていただくこともおすすめです。
秋元
年末年始に帰省される方は、防犯機器をプレゼントしたり、設置を手伝ってあげるのもいいですよね。
JOY
こういう詐欺は、自分には関係ないと思っている人も多いと思うけど、いつ誰に、詐欺の電話がかかってくるか分からないからね!ぜひ、今から対策してほしいですね。

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