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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和元年(2019年)5月18日・5月19日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

命を守るための、大雨特別警報(文字で読む)

数十年に一度の大雨が予想される地域に発表される【大雨特別警報】。“発表されてから避難する”では手遅れになる可能性も。そうなる前に、私たちがすべき行動とは?今回は、「命を守るための、大雨特別警報」についてお話しました。

ゲスト
  • 気象庁・予報部予報課・気象防災推進室長
    大矢 正克
JOY
「大雨特別警報」は聞いたことがある気もするけど・・・「警報」や「注意報」と種類があるから、どのレベルの時になんだっけ?というように自分の中では曖昧だな。どの段階の警報を聞いてから避難すれば間に合うのか分からないよ。
秋元
ここからは気象庁・予報部予報課・気象防災推進室長の大矢 正克さんに大雨特別警報など大雨に関する防災気象情報についてお話を伺っていきます。大矢さん、大雨特別警報とはどういったものか、ご説明いただけますか?
大矢
「大雨特別警報」は、数十年に一度の大雨が予想される地域において、危険度分布で最大の危険度が出現し、重大な災害がすでに発生しているおそれがある、極めて危険な状況にある市町村に対して発表されるものです。
JOY
ん?大雨特別警報が発表された時点で、すでに重大な災害が発生しているおそれがある。ということですか?
大矢
そうなんです。大雨特別警報が発表される前に避難を開始し、発表された時には避難を完了しておく。それが、命を守るための最善の行動なんです。大雨特別警報は、平成25年に運用が開始され、昨年の【平成30年7月豪雨】の時にも発表されました。この時は11府県と、過去最多になりました。
JOY
11府県、そんなにも多かったんですね。
大矢
この時には、記者会見を開いて大雨特別警報が発表される可能性を伝えるなど、早い段階から警戒を促しましたが、残念ながら200名を超える死者・行方不明者がでてしまいました。また、およそ6,800棟の住宅が全壊しています。この大雨による死者・行方不明者数は、平成における豪雨災害の中で最悪の結果となりました。
JOY
それだけ自然の力がすごかったんだと思いますが、亡くなられた方がこれだけ多いということは、逃げ遅れていたり、避難すべきタイミングでできなかった方もいたりすると思うんですよね。
大矢
このような被害を二度と起こさないよう、あらためて大雨特別警報を含め気象庁が発表する防災気象情報について知っていただきたいと思います。気象庁では、【特別警報】を発表する前に、「注意報」や「警報」と段階的に注意や警戒を呼びかけています。みなさんは、テレビ、ラジオ、インターネットなどで気象庁の発表をお知りになると思います。
JOY
「注意報」や「警報」とはどういったものですか。
大矢
「注意報」が発表されたら、まず、今いる場所の最新の防災気象情報に注意してください。また、速やかに行動に移れるよう、ハザードマップで崖や沢などの災害リスクが高い場所や、避難場所、避難ルートをあらためて確認しておくようにお願いします。大雨警報や洪水警報が発表されるときは、市町村から【避難準備・高齢者等避難開始】という情報が発令されるような状況です。ご高齢の方、避難に時間がかかる方は早めに避難するようにしてください。
秋元
今いる場所の最新の防災気象情報というのは、テレビやラジオで伝えられる「地域の情報」というよりも「地点としてもっと絞り込まれた情報」ということですよね。
大矢
気象庁では大雨に関する注意報や警報が発表された時に、どこで土砂災害や浸水害、洪水の危険度が高まっているかを地図上で確認できる【大雨・洪水警報の危険度分布】をホームページで公開しています。この「危険度分布」では、災害の危険度を5段階に色分けしています。こちらをご覧いただくことで、リアルタイムで今いる場所の危険度を簡単に把握することができます。5段階のうち最大の「濃い紫」の危険度が表示されてからでは、道路冠水などで避難が困難となるおそれがあります。
JOY
危険度分布で「濃い紫」が出てから避難しようとしても遅い、手遅れになってしまうおそれがあるということですね。
大矢
はい。濃い紫の前に出る、「うす紫」が、避難するための最後のチャンスと考えてください。
JOY
できるだけ早く避難した方がいいんですね。
秋元
ご高齢の方などは、インターネットを使えない方もいらっしゃると思うので、そういう方には、ご家族や近所の方などが声をかけあって注意してほしいですね。
JOY
危険度分布の「うす紫」が出現した時はどういった行動をとったらいいですか?
大矢
危険度分布の「うす紫」は、命に危険が及ぶような災害がいつ発生してもおかしくない状況にあり、市町村から【避難勧告】が発令されるような状況です。この段階になったら、速やかに安全な場所へ避難をしてください。日ごろから自分の住んでいる周辺のハザードマップや避難場所を把握しておくことが大切です。また、自然災害の発生時、近所の方が避難しているのを見て、自分たちも避難したら助かったという話をよく聞きます。避難は、自分だけではなく、周りの人の命を守ることもあります。一人でも多くの命を守ることができるよう、早め早めの行動をお願いします。
秋元
日本は自然災害が多いし、これから雨が増える季節だから正しい知識を持って、意識を高めていただきたいですね。
JOY
災害というのは怖いし、すごい力を持っているじゃない。命を守るために、少しでも早い行動をしていかないといけないと思ったよ。

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