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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和元年(2019年)9月21日・9月22日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

年金制度に関する新たな給付金制度がはじまります!(文字で読む)

生涯を通じた保障を実現するための仕組みである公的年金制度。あらかじめ保険料を納めることで、必要なときに給付を受けることができる人生の保険です。その年金制度に関し令和元年10月から新しい給付金制度が始まることになりました。今回は「年金制度に関する新たな給付金制度がはじまります!」というテーマでお話ししました。

ゲスト
  • 厚生労働省・年金局・事業管理課
    高橋 亮
秋元
若い世代の方に年金と言っても、ピンとこない方が多いと思うんですよね。
JOY
まだ自分には関係ないと思っている人は多いんじゃないかな。
秋元
ここからは厚生労働省・年金局・事業管理課の高橋亮さんに伺います。
JOY
高橋さん、ズバリ聞いちゃいますけど、年金ってどのような仕組みなんでしょうか。
高橋
世の中には、いろいろな働き方や暮らし方がありますが、どんな仕事に就いていても、年齢を重ねたら働けなくなるかもしれないですし、事故に遭って障害を抱えてしまったり、不幸にして若いうちに亡くなってしまうリスクもあります。こうしたリスクに対して個人だけで備えるには限界があります。そこで社会全体で前もってリクスに備え、生涯を通じた保障を実現するために、あらかじめ保険料を納めることで、必要なときに給付を受ける、その仕組みが年金制度です。
JOY
自分が年金をもらえるまで、まだまだ先の話って感じで、具体的なイメージが沸いてこない人もいると思うんですよね。
高橋
その気持ちはすごく分かります。一方で、JOYさんが65歳になった時、どのような生活を送られているか、少し想像してみてください。
JOY
どういう生活だろう。2050年…。想像できないですよ。
高橋
まさに、30年後、40年後どういう生活をしているか、仕事をしているか、していないか、体調を崩しているかどうか、どんなリスクが潜んでいるか全く分からないですよね。だからこそ、社会全体で支える仕組み年金制度に若いうちから加入していただいて、若いうちから保険料を納める、そういう仕組みがあるわけです。
JOY
年金納めていてよかったと思っている方もたくさんいるわけですね。
高橋
元気なうちは、どうして保険料を納めないといけないんだろうと思うかもしれませんが、やはり何かが起きた時に保険料を納めていて良かったと思えるような仕組みが年金制度だと思っています。
秋元
ひと口に年金と言ってもいろいろな種類がありますよね。
高橋
そうですね。いろいろな種類がありますが、今日は国民年金を例にお話をさせていただきます。国民年金は日本に住んでいる20歳以上、60歳未満の方、全員に、加入が義務付けられている年金で、基礎年金という言い方をします。月に一律1万6410円、納めていただいています。ちなみに、会社勤めの方などは厚生年金に加入されていて、保険料は給料のおよそ18%、その半分は会社が負担するので、実際はおよそ9%がお給料から天引きされています。
JOY
それだけ払って、実際、どれくらい受け取れるものなんですか。
高橋
年金の支給額は納めた期間によって異なりますが、20歳から60歳までの40年間、国民年金を納めた方が65歳で受け取る年金の額は、月額およそ6万5000円です。会社勤めの方の年金は、お給料の額によっても変わってきますが、平均で月額およそ15万円です。
JOY
年齢を重ねると病院に行く機会が増えるかもしれないし、6万5000円では老後の生活費を全部カバーすることは、なかなか難しいと思いますが。
高橋
年金は生活費の一部として支払われるもので、老後の蓄えと合わせて生活設計を組み立てることが大切です。年金は生涯にわたって受け取ることができますし、老後のためのものだけではありません。先ほども少しお話しましたが、国民年金は“今”と“将来”と“老後”、一生に対する備えなんです。
秋元
それはつまりどういうことですか?
高橋
65歳になったら受け取る年金を“老齢基礎年金”というのですが、国民年金にはこの老齢基礎年金のほか、病気や事故などで障害を負ってしまった時に受け取る年金“障害基礎年金”、また、一家の働き手が亡くなった際に家族や子供が受け取る年金“遺族基礎年金”もあるんです。つまり老後だけでなく、障害を負ってしまった時、一家の働き手が亡くなった際にも備えることができる仕組みです。
秋元
私たちが暮らしていく中には、予測することができない将来のリスクがたくさんあると思いますから、社会全体の備えは必要なものなんですね。年金の基本がわかったところで、高橋さん、10月1日から年金制度に関する新たな給付金制度が始まるということですが、いったいどんな制度なんでしょうか。
高橋
はい。『年金生活者支援給付金制度』と言います。10月1日から消費税率が8%から10%に引き上げになりますが、その引き上げ分の財源を活用して対象となる方へ給付金を支給するという制度です。
JOY
どういう方が対象になるんですか。
高橋
先ほどお話をした、老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金を受給している方で、例えば、老齢年金生活者支援給付金の場合ですと、前の年の所得が一定以下の方、具体的には、年間およそ88万円以下の方が対象です。お支払いする金額は保険料を納めた期間などによって異なりますが、老齢基礎年金を受け取っている方の場合で、所得が一定以下の方は、保険料を40年納めていれば月額5000円が支給されます。この給付金は翌年も支給要件に該当していれば、支給されます。
JOY
年間にすると6万円、これは助かる人多いんじゃないかな。
秋元
この給付金を受け取るための手続きがあるんですよね。
高橋
はい。あります。請求書の提出が必要となります。2019年4月1日時点で年金を受給している方のうち、給付金の支給要件を満たす方には、日本年金機構から、給付金の月額見込額が記載された書類や請求書の入った封書が郵送されます。すでに配布が始まっていて9月中には配布が完了する予定です。
秋元
請求書にはどんなことを記入すればいいのですか。
高橋
同封されているハガキに氏名や記入した日付などを記載するだけで、それを投函すれば請求完了です。日本年金機構から封書が届いたら必ず中を確認して、できるだけ一週間以内に請求書を提出してください。
秋元
もし、請求書の提出が遅れてしまったら、もらえなくなっちゃうんですか。
高橋
今年12月までに提出していただければ、給付金制度の始まる10月分の給付金からお受け取りできます。ただ、来年の1月以降に請求となってしまった場合は、請求した月の翌月分からのお受け取りとなり、10月分から請求した月までの分は受け取れなくなってしまいます。なので、請求は封書が届いてからできるだけ一週間以内にお願いします。
秋元
給付金はいつから受け取れるのですか。
高橋
10月分、11月分は2ヶ月分まとめて12月に口座に入金されます。給付金は年金と同じ日に、年金と同じ口座に、年金とは別の名目で入金されますのでご確認をお願いします。
JOY
日本年金機構から封書が届くということでしたけど、封書が届かず不安に思う方やそのご家族もいるかもしれませんね。制度の内容について詳しく知りたい、というご家族の方なども、いるのではないでしょうか。
高橋
はい、そうですね。制度について詳しく知りたい方は、厚生労働省のホームページのトップページにある『年金生活者支援給付金』のページをご覧ください。また、給付金の専用ダイヤルも開設しております。ご不明なことがありましたら、是非、お問い合わせをいただければと思います。給付金の専用ダイヤル0570-05-4092までお電話ください。
JOY
ちょっとひとつ気になることがあるんですけど…、こうした制度が始まる時って、それを騙った詐欺が横行したりしますよね。
高橋
そうですね。少しでも変だなと思う電話などがかかってきたら、日本年金機構または最寄りの年金事務所にお電話いただければと思います。年金生活者支援給付金制度が来月からスタートします。日本年金機構から封書が届いたら、なるべく一週間以内に同封の請求書に必要事項を書いて提出してください。
秋元
今日の話を聞いて、年金にもいろいろ種類があって、今の私たちの備えにもなっていることを初めて知りました。老後だけの備えだけじゃないんだね。
JOY
日本年金機構から封書が届いたらすぐに開けてくださいね。あと、年金払ってない人はちゃんと払いましょう。人生何が起こるか分からないから、いろんなリスクのこと、未来のことを考えて備えましょう。

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