メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)1月4日・1月5日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

あなたのスキルアップをサポート! 国の教育訓練給付制度(文字で読む)

今、働いている方や、子育てが一段落し再就職を考えている方などで、スキルアップのために講座を受講したいと考えている方に是非知っていただきたい制度があります。今回は「あなたのスキルアップをサポート! 国の教育訓練給付制度」というテーマでお話しました。

ゲスト
  • 厚生労働省 人材開発統括官付若年者・キャリア形成支援担当参事官
    篠崎 拓也
秋元
世の中には、スキルアップのために英語を勉強したいとか、調理士の免許を取って店を持ちたい、ITエンジニアとしてIT企業に再就職したいなど、様々な方がいますよね。そのスキルアップやキャリア開拓のために、講座を受講したり、資格試験、検定試験を受けたりする方もいらっしゃいます。今日はそうした、社会人のスキルアップをサポートする制度についてお話を伺っていきます。
JOY
知っているとすごくお得な制度だってことですね。
秋元
そうなんです。ここからは厚生労働省 人材開発統括官付若年者・キャリア形成支援担当参事官の篠崎拓也さんにお話を伺います。今日のテーマ「教育訓練給付制度」は、「スキルアップしたい」と考える社会人に対して、そのために必要な学びを国が応援する制度ということですが、もう少し詳しく教えてください。
篠崎
はい。「教育訓練給付制度」は、スキルアップや新しい職業に就くために通った講座に支払った費用の一部が国から支給される制度です。
JOY
これはすごく嬉しい制度だと思うんだけど、誰もが利用できるというわけではないんですよね。
篠崎
はい、そうです。この制度を利用できるのは、現在、お仕事をされている方、またはお仕事を辞めてから1年以内の方で、一定期間、雇用保険の保険料を収めたことがある方です。パートや契約社員、派遣で働く方でも、雇用保険の保険料を収める等の一定の要件を満たせば、制度利用の対象になります。
秋元
仕事を辞めてから1年以内ということですけど、やりたいことが見つけられずにいると、あっという間に1年経ってしまいそうですね。
篠崎
そうですね。自分のやりたいことを早めに見つけてほしいと思います。ただし、1年という期間ですが、妊娠、出産、育児、病気又はケガなどの理由により講座などの受講ができない場合には、最大20年まで猶予されます。
秋元
最大20年ということは、子育てがある程度落ち着いて、再就職を考えた時にもこの制度を利用できるということですか。
篠崎
はい。技術を学び直したい、新しい資格を取りたい、といったときに利用いただければと思います。
JOY
講座の受講費用の一部を支給してくれる制度ということですが、どのような講座でもいいんですか。
篠崎
どんな講座でも支給されるというわけではありません。厚生労働大臣が指定した講座である必要があります。
JOY
どんな講座がどれくらい指定されているんですか。
篠崎
はい。現在厚生労働大臣から指定を受けた講座は、およそ1万4000程度となっています。その分野ですが、大型自動車や特殊な車を運転するための資格講座をはじめ、外国語やパソコンの技能を学ぶための講座、医療系や税理士、調理師、インテリアコーディネーターなど、様々な職業に必要なスキルを学ぶための講座などがあります。
秋元
結構、受けられる講座がありますね。
JOY
保育士、看護師、美容師、幅広いね。やっぱり専門的な仕事に就くためには、必要なスキルを学びたいと思うだろうし、スキルアップを目指す人を応援してくれるというのは助かるよね。それで、篠崎さん。率直に伺いますが、どれくらいもらえるんでしょうか。
篠崎
支給される額や支給されるタイミングは、その資格や講座によって上限や割合が決まっています。例えば、中小企業診断士の資格を取得するために、厚生労働大臣の指定を受けた講座を受講したとします。その入学料と受講料を合わせて20万円支払った場合は、訓練終了後、受給要件を確認してハローワークで申請手続をしていただけば、支払った費用の20%の4万円を一括で受給できます。
JOY
支給されるのは訓練修了後だから、まず費用は自分で用意する必要があるんだね。
秋元
講座によってはもっと費用がかかるものもありますよね。
篠崎
そうですね。看護師を目指して看護の専門学校に3年間通学する場合、入学料と受講料を合わせて、3年で180万円かかるとします。この場合は、事前に受給要件を確認しハローワークに申請していただけば、15万円を半年ごとに受給でき、合計で費用の50%、90万円を受給できます。さらに資格を取得し1年以内に就職すれば、20%分の36万円を追加で受給でき、合計70%、126万円が受給できることになります。
JOY
合計70%も、すごいね。この場合は、通学期間が長いから修了後ではなく、半年ごとに受給できるんだね。
篠崎
要件によって異なりますが、受給できるのは講座受講料の20%から最大70%まで。金額にすると最大224万円の軽減となり、すでに延べ350万人がこの制度を利用しています。
JOY
僕の感想としては、350万人の方が利用しているというのは多いなと感じたんだけど、篠崎さん、実際この制度の認知度はどれくらいなんでしょうか。
篠崎
まだまだ、知らない方は多いと思います。
秋元
スキルアップのために講座を受講したいと考えている人は、この制度を利用しない手はないですよね。ちなみに、行きたい講座が指定を受けているかどうかは、どうすれば分かるんですか。
篠崎
厚生労働省のホームページで、指定を受けた講座を検索することができます。「講座検索システム」で検索して下さい。是非、このシステムを講座選びの参考にしていただければと思います。また、講座を実施している大学や専門学校など民間教育訓練機関の皆さんは、是非、この教育訓練給付制度の指定を受けていただければと思います。指定には一定の条件が必要になります。詳しくは教育訓練給付制度で検索して厚生労働省のホームページをご覧下さい。
秋元
指定を受けた講座が増えれば、私たちの選択の幅も広がりますし、大学や専門学校も受講生を集めやすくなりますね。
篠崎
教育訓練給付制度は、今働いている方やこれまで働いていた方の自発的な職業能力の開発や、向上の取組を支援し、雇用の安定と就職の促進を図るものです。是非、積極的にこの制度を活用いただき、スキルアップを実現してください。
秋元
これからスキルアップしたい、学びたいと考えている方は是非、利用していただきたいですね。
JOY
今日、この制度を知れて良かったな。利用しない手はないでしょう。

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