メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

ラジオ番組

令和2年(2020年)2月1日・2月2日放送

秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

日本文化の魅力を発信! 日本博(文字で読む)

今年はいよいよ、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。世界中から注目される日本ですが、この機会に日本文化の魅力を海外の方はもちろん、私たち日本人にも知ってもらうべく、新たな取組が始まっています。今回は「日本文化の魅力を発信! 日本博」というテーマでお話しました。

ゲスト
  • 文化庁 新文化芸術創造活動推進室長
    山田 泰造
秋元
日本には世界に誇れる文化がたくさんありますよね。今日のテーマ『日本博』はそうした日本の文化の魅力を発信する一大国家プロジェクトなんだそうですよ。
JOY
一大国家プロジェクト!!
秋元
実はすでに始まっていて、これから東京オリンピック・パラリンピックに向けてさらに盛り上がりをみせるそうなんです。日本博とはいったいどんなものなのか、ここからは文化庁 新文化芸術創造活動推進室長の山田泰造さんにお話を伺っていきます。山田さん、日本博とは、いったいどんなものなのですか。
山田
はい。日本には世界に誇れる独自の文化がたくさんありますが、意外と日本の文化の魅力に気づいていない方もいるのでは、ということで、こうした日本文化を海外の方にも、日本の方にも、実際に見て、体験して、知ってもらうために立ち上がったのが、日本博です。
JOY
海外の方だけでなくて、私たちも楽しめちゃうということなんですか。
山田
はい。多くの海外の方にも知っていただきたい、ということで英語や中国語などいろいろな言語で、分かり易く簡単に説明するものが沢山あります。もちろん日本語でも分かり易く説明しているので、日本の方も楽しめるかと思います。
JOY
日本への観光客も増えていますが、さらにオリンピック・パラリンピックを観戦しようと、世界中から人が集まりますよね。
山田
はい。観光客だけでなく、オリンピック・パラリンピックを機に、海外では、報道で日本を取り上げる機会が多くなると思います。また、世界中から日本が注目されるので、文化庁だけでなく関係府省庁や、地方自治体、文化施設、民間団体など関係者の総力を結集して取り組んでいます。
秋元
一致団結して、日本の魅力を伝えるんですね。
JOY
でも、山田さん、日本の文化と言っても、すごく幅が広いですよね。
山田
今回は『日本人と自然』を総合テーマとしています。昔から日本には八百万の神がいると言われるように、全てのものに神が宿っていると考えてきました。そしてそれらを畏れ敬う心を日本の美として縄文土器、仏像、浮世絵、着物、能、歌舞伎など、日本の伝統芸能で表現してきました。また、最近ではアニメでも日本文化を色濃く出した素晴らしい作品が多くあります。
秋元
もう、既に全国各地でいろいろなプログラムや展覧会、舞台などを通じて、文化の魅力を発信していると思うのですが、日本で古くから行われている、お祭りや踊りといったものにもそういった気持ちが受け継がれている感じがしますね。
山田
そうですね。正に、お祭りなんかは、作物の豊作や大漁を願うのも多いです。私たちが知り、次の世代へ引き継ぐことも大変大事かと思います。
秋元
これを機会に、私たちも学び直すことも大事だね。
JOY
やっぱり、次の世代へ伝えていくということも、一つのコンセプトだったりするんですか。
山田
そうですね。例えば、敷居が高かったり、難しかったりするのを、分かり易く日本語や英語で解説し、歌舞伎や能に入って行き易いような工夫を日本博では行っています。
JOY
日本の方にとっても歌舞伎は、難しいイメ―ジを持っている方がいるかもしれないけど、分かりやすく解説してくれたら、入りやすくなるもんね。
秋元
全体として日本博は、どんな規模で実施されるのですか。
山田
はい。日本博と聞くと、東京に一つパビリオンがあって、日本の文化を堅苦しく説明しているイメージを持っている方もいるかもしれませんが違うんです。日本には、北海道から沖縄まで全国各地にいろいろな魅力がありますし、春夏秋冬、それぞれの美しさがあります。なので、日本博では、全国で年間を通じて総合テーマ『日本人と自然』に沿ったものを採択・認証しており、これまでに日本博のメンバーになっている事業数は360以上です。オリンピック・パラリンピックの前ではありますが、国内外への情報発信などを行っています。
JOY
イベントは3か月の期間限定とかではなく、常に行っているんですか。
山田
1日だけの場合もありますし、2カ月間、継続して展示しているものもあります。また、日本博バージョンとして、限定された回(公演)にはなりますが、日本語だけでなく英語でも分かり易く行っていることもあります。いろんなプログラムを全国各地で行っています。
JOY
それぞれのプログラムの回数や開催期間はそれぞれだけど、日本博は、常にどこかで開催されているんですね。
秋元
具体的にはどんなプログラムがあるんですか。
山田
はい。聖火リレーが行われる前の3月14日に、2020年の日本博のスタートを飾る「オープニングセレモニー」が上野の東京国立博物館本館前庭と上野公園を繋げて開催されます。“日本の四季”を感じられるパフォーマンス、歌舞伎や能など、舞台芸術をいっぺんに短時間の間に、様々な形での共演が実現します。また、日本博広報大使の黒柳徹子さんが登場予定ですし、今、人気のミュージカル「刀剣乱舞」の方や沖縄の芸能や、アイヌの古式舞踊も披露していただく予定です。日本博って面白そうだな、と思っていただけるセレモニーの内容になっています。
秋元
日本がギュッと詰まっていますね。
JOY
普段、僕たちが触れる機会がないものが一気に見ることができるんだね。
山田
セレモニーを見ていただき、「歌舞伎、面白そう!」「文楽、面白そう!」と、気になったものがあったら、その日本博に足を運んでいただき、歌舞伎や能を知り、その後、通常公演に行っていただくなどしていただければと思います。
JOY
全国各地で開催されているということですが、どんなプログラムがありますか。
山田
2月29日に、新潟県十日町市で『越後妻有 雪花火2020』が開催されます。花火、と聞くと夏をイメージしますが、このプログラムは雪の降った里山で行います。音楽と花火が共演するミュージックスターマインなど見応えのある、今までとは違った花火の美しさを楽しめるかと思います。
JOY
雪だけでも幻想的だけど。夏の花火じゃ見られない景色や雪に反射した花火と、美しさが違うんでしょうね。
秋元
魅力的なプログラムが沢山ありますが、日本博のプログラムはどのように探したらいいですか。
山田
はい。日本博の公式ホームページがあります。また、SNSでも開催事業(プログラム)の詳細などを続々と掲載していきます。興味のあるプログラムを是非、ご覧ください。
JOY
今日の山田さんの話を聞いていると、引き込まれていくし、もっと日本文化について知りたいと、興味が出てきたな。逆に言うと、日本文化を知らな過ぎて恥ずかしくなっている部分もあるんだけどね。
秋元
海外の方って、自分の国の文化や魅力を知っているけど、日本人ってあまり魅力に気づいていない方が多い気がするな。今月でいったら29日に開催される新潟県十日町市で『越後妻有 雪花火2020』。温泉入って、花火を見て。まずは、私たちが日本文化を知ることが大事ですね。
JOY
日本にいる自分たちが、日本文化の魅力を知っておくというのは大事だよね。海外の方に、歌舞伎ってどうなの?と聞かれた時に、自分が見たことが無かったり、触れていなかったりしたら薦めることもできないしね。この日本博は、海外の方だけでなく、僕たちが日本文化を知るきっかけになるし、敷居が高くて行きづらいと思っていたものも、軽い気持ちで触れられるからいいよね。好きになるきっかけになるよね。

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