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発熱等体調不良時の
外来受診・療養の流れ

今冬は、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の感染拡大が、今夏を上回る可能性があります。加えて、季節性インフルエンザ(インフル)も同時に流行し、より多数の発熱患者が生じる可能性があるとされています。
発熱や体調不良時には迅速かつ適切に行動していくことがご自身の健康回復のためにはもちろん、お住まいの地域の医療体制をしっかり維持していく上でも極めて重要です。
ここでは、その行動の指針の標準的なフローをご紹介します(各地域の医療提供体制や感染状況等に応じて変更される場合があり得ることをご承知おきください。)。
併せて、新型コロナに適切に対処するために参考となる情報まとめています。

今冬は、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の感染拡大が、今夏を上回る可能性があります。加えて、季節性インフルエンザ(インフル)も同時に流行し、より多数の発熱患者が生じる可能性があるとされています。
発熱や体調不良時には迅速かつ適切に行動していくことがご自身の健康回復のためにはもちろん、お住まいの地域の医療体制をしっかり維持していく上でも極めて重要です。
ここでは、その行動の指針の標準的なフローをご紹介します(各地域の医療提供体制や感染状況等に応じて変更される場合があり得ることをご承知おきください。)。
併せて、新型コロナに適切に対処するために参考となる情報まとめています。

新型コロナやインフルの
感染拡大
又は同時流行に備えた
外来受診・療養の流れ

喉の痛みや発熱などの
症状が出たら・・・

救急車の利用に関するお願い

次のどれか(注)に当てはまる?

  • 顔色が明らかに悪い
  • 意識がおかしい(意識がない)
  • 日常生活で少し動いただけで息苦しい
  • 肩で息をしている など

(注)救急車を呼ぶべき症状

  • [1]どれかに当てはまる
  • [2]いずれにも当てはまらず救急車を呼ぶべきかどうか判断に迷う
  • [1]どれかに当てはまる

    救急車を呼ぶことを
    ためらわない

  • [2]いずれにも当てはまらず
    救急車を呼ぶべきかどうか判断に迷う

    かかりつけ医か、
    各都道府県の
    相談窓口に相談

(※)医療従事者等が電話で対応。下記URLを参照。

など

自己検査について

  • 新型コロナ検査キット(抗原定性検査キット)は、「研究用」ではなく、国から承認された「医療用」又は「一般用」を使用してください。「医療用」については薬局で、「一般用」についてはインターネット等で購入可能です。(※1、2)
  • 「陽性」の場合は、自治体の健康フォローアップセンター等に連絡し、自宅療養を開始してください。
  • 「陰性」の場合は、インフル等の不安があり受診を希望する場合は、地域の電話診療、オンライン診療やかかりつけ医等で診断を受けてください。検査キットの結果が陰性でも新型コロナに感染している可能性があるため、受診を希望しない場合であっても、感染拡大を防ぐため、体調不良が続くときは自宅等で療養してください。体調悪化時等には速やかに地域の電話診療、オンライン診療やかかりつけ医等で診断を受けてください。

自宅療養時の留意点

ここでは、新型コロナにより自宅療養される皆様に参考となる情報をまとめました。

(1)自宅療養中の健康観察について

  • 1日2回、体温測定などご自身の健康状態の観察を行ってください。
  • 飲酒・喫煙は厳禁です。
  • 体調が急変することもあるので、症状(発熱、咳、痰、倦怠感など)が悪化した場合、すぐに健康フォローアップセンター、診療・検査医療機関等に連絡してください。特に、発熱や息苦しさを感じるなどの場合、必ず連絡してください。
  • 服薬中の薬剤がある場合、自宅療養期間中の薬剤について、かかりつけ医療機関等にご相談ください。

(2)感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項

1. 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

  • 感染者が療養する部屋と他の家族がいる部屋をできるだけ分けます。
  • 窓があるなど、換気の良い個室とする。感染者は極力部屋から出ないようにして、人との接触を減らすことが大切です。
  • 感染者の行動を制限し、共有スペース(トイレ、バスルームなど)の利用を最小限とし、その換気を十分に行う(窓をしばらく開けたままにするなど)。
  • 小さなお子さんがいる、部屋数が少ない、といった理由で、部屋を分けることができない場合でも、感染者から少なくとも2m以上の距離を保つことや仕切りやカーテンなどを設置し、ウイルスが飛沫して感染する可能性を少しでも減らしておきましょう。食事、寝るときも別室にするのが理想です。
  • 同じ部屋で寝るときは、頭が向き合うように枕の位置をそろえて並んで寝るのではなく、互い違いにするだけでも、感染者の顔からの距離がとれるようになります。

2. 感染者の世話をする人は、できるだけ限られたかた(一人が望ましい)にする

感染者の身の回りの世話が必要な場合、世話する家族に、感染する可能性があるため、可能な限り一人に決めておいた方がよいです(心臓、肺、腎臓に持病のあるかた、糖尿病のかた、免疫の低下したかた、乳幼児、妊婦等のかたはなるべく避けて下さい)。

3. できるだけ全員がマスクを使用する

感染者、家族の両方がマスクを着用することで、ウイルスの拡散を防ぎます。
使用したマスクは、他の部屋に持ち出さずに部屋の入口に置くか、すぐ捨てるようにしましょう。また、マスクは、のど・鼻周囲を加湿する効果もあります。マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外し、マスクの表面には触れずに廃棄します。マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗ってください(アルコール手指消毒剤でも可)。マスクが分泌物で濡れたり汚れたりした場合は、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換する必要があります。マスクが手に入らないときやマスクの使用が耐えられない人は、ティッシュ等で咳やくしゃみをするときに口と鼻を覆います。

4. 小まめにうがい・手洗いをする

ウイルスのついた手で目や鼻、口などを触ると粘膜・結膜を通して感染することがあります。家族はこまめに石鹸を用いた手洗いもしくはアルコール消毒をしましょう。

5. 日中はできるだけ換気をする

感染者のいる部屋は、定期的に換気をしましょう。他の家族がいる部屋も換気をしたほうがよいでしょう。エアコンなどの空調や換気扇をまわしたり、日中の温かい時間に窓を開けるのもよいでしょう。

6. 取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する

タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大事です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができます。洗濯や食後の食器洗いを別洗いしたりする必要はないです。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄を行います。感染者のものを分けて洗う必要はありません。ただし、洗浄前のものを共用しないでください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないようお互いに確認したいものです。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵などにウイルスがついている可能性があります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。

7. 汚れたリネン、衣服を洗濯する

新型コロナウイルス感染症は下痢がみられることがあり、糞便から検出されることがあります。体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う場合は、手袋、マスクを使用し、一般的な家庭用洗剤を使用した洗濯機を使用して、洗濯し完全に乾かします。

8. ゴミは密閉して捨てる

鼻をかんだティッシュなどにもウイルスがついています。同居者が触ると感染する可能性があるので、すぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てましょう。その後は直ちに4.にある手洗いを行ってください。

(3)療養解除の時期について
※療養解除基準は変更される可能性があります

症状がある場合[1]

(注)入院しているかたや高齢者施設に入所しているかたは、症状が出た日から10日間以上経過、かつ症状軽快から72時間以上経っていれば、検査なしで職場等への復帰可能

  • [1]人工呼吸器等による治療を行わなかった場合。
  • [2]症状が出始めた日とし、発症日が明らかでない場合には、陽性が確定した検体の採取日とする。
  • [3]解熱剤を使用せずに解熱しており、呼吸器症状が改善傾向である場合。
<症状のあるかた>

発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快から24時間経過している場合、8日目から療養解除を可能とします。
ただし、現に入院している場合には、発症日から10 日間経過し、かつ、症状軽快後72 時間経過した場合には11 日目から療養解除を可能とします。

(★)症状がある場合は10日間が経過するまでは、感染リスクがあります。

検温などの自身による健康状態の確認や高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。

症状がない場合

  • [4]陽性が確定した検体の採取日とする。
<無症状のかた>

検体採取日から7日間を経過した場合には8日目に療養解除を可能とします。加えて、5日目の検査キットによる検査で陰性を確認した場合には、5日間経過後(6日目)に療養解除を可能とします。

(★)症状がない場合は7日間が経過するまでは、感染リスクがあります。

検温などの自身による健康状態の確認や高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。

(4)療養期間中の外出について

自宅療養中は外出することはできません。ただし、有症状の場合で症状軽快から24 時間経過後又は無症状の場合には、外出時や人と接する際は短時間とし、移動時は公共交通機関を使わないこと、外出時や人と接する際に必ずマスクを着用するなど自主的な感染予防行動を徹底することを前提に、食料品等の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは差し支えありません。

「濃厚接触者」(注)になったとき

  • 濃厚接触者の待機期間は、当該感染者の発症日(当該感染者が無症状(無症状病原体保有者)の場合は検体採取日)又は当該感染者の発症等により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、5日間(6日目解除)となります。
  • 2日目及び3日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、3日目から解除を可能となります。
  • また、この場合における解除の判断を個別に保健所に確認することは要しません。
  • 上記いずれの場合であっても、7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、高齢者や基礎疾患を有する者等感染した場合に重症化リスクの高いかた(以下「ハイリスク者」という。)との接触やハイリスク者が多く入所・入院する高齢者・障害児者施設や医療機関への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を行ってください。

(注)「濃厚接触者」とは

濃厚接触者とは、陽性者と一定の期間に接触があった人をいいます。
一定の期間とは、症状のある陽性者では「発症日の2日前から療養が終了するまでの期間」に症状のない陽性者では「検体を採取した日の2日前から療養が終了するまでの期間」となります。
この期間に、以下の条件のいずれかに当てはまるかたが該当します。

  • 陽性者と同居しているかた
  • 陽性者と長時間の接触があったかた
    (車内、航空機内等での同乗の場合(航空機内は陽性者の同行家族が原則)を含む)
  • 適切な感染防護なしに診察、看護又は介護していたかた
  • 陽性者の気道分泌液や体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高いかた
  • マスクなしで、1m以内で15分以上接触があったかた

ただし、これらはあくまで原則であり、感染状況や各地域の実情に応じて判断されます。

参考資料

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