成年年齢引下げって?


そもそもなんで18歳で大人になるんだ?20歳でいいじゃんか。
©和久井健・講談社/アニメ
「東京リベンジャーズ」製作委員会
「東京リベンジャーズ」製作委員会

まったく…
そんなことも知らないんですか?
投票権年齢や成年年齢など、18歳以上の人たちを大人として扱おう
とする大きな流れがあるんです。
世界的にも18歳を大人とするのが主流なんですよ。

え!?そうなのか?


成年年齢の引下げには
若者の自己決定権を尊重し
積極的に社会参加をしてもらいたい
という意図があるんです。
18歳で大人として社会に参加する
ことで
自身の未来の可能性を広げて
ほしい、
そんな願いとエールが
込められているんです。

これからの成人は、
20歳が成人だったオレらの
世代とは
ちがう未来を
歩んでいくんだな。

変わりましたね、タケミチくん。
成年年齢が引き下げられる意義
我が国における成年年齢は、明治9年以来、20歳とされていました。
近年、憲法改正国民投票の投票権年齢や公職選挙法の選挙権年齢などが18歳と定められるなど、18歳、19歳の方にも国政上の重要な事項の判断に参加してもらうための政策が進められてきました。
こうした流れを踏まえ、市民生活に関する基本法である民法においても、18歳以上の人を大人として扱うのが適当ではないかという議論がされるようになりました。世界的にも、成年年齢を18歳とするのが主流です。このようなことから、今回、成年年齢が18歳に引き下げられることとなりました。
成年年齢を18歳に引き下げることは、18歳、19歳の方の自己決定権を尊重するものであり、その積極的な社会参加を促すことになると期待されます。