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令和元年(2019年)12月16日
新年一般参賀にお越しになる皆さんへ
(写真:宮内庁提供)
新年一般参賀は、毎年1月2日、皇居において、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。令和2年も1月2日、午前10時10分ごろから5回、天皇皇后両陛下がお出ましになり、国民の皆さんからの祝賀をお受けになります。新年一般参賀の概要とお越しになる際の注意事項をお知らせします。
インデックス
1.新年一般参賀はどんな行事?
新年一般参賀は、毎年1月2日、皇居において、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。
毎年、新年一般参賀では、天皇皇后両陛下が皇族方とご一緒に、宮殿のベランダにお出ましになり、参賀者からの祝賀をお受けになり、お言葉を述べられます。国民にとっては、ふだん通ることができない皇居正門(二重橋)から宮殿の東庭(とうてい)に参入し、天皇皇后両陛下がお出ましになり、直接、新年のお祝いをすることができる貴重な機会となっています。
2.新年一般参賀に行くには?
(1)参賀の会場は?
皇居宮殿の東庭(とうてい)です。
皇居外苑(皇居前広場)に集合し、皇居正門(二重橋)を通って入ります。
終了後は、坂下門(さかしたもん)、桔梗門(ききょうもん)、大手門(おおてもん)、乾門(いぬいもん)から退出します。
(2)何時から?
天皇皇后両陛下のお出ましは、午前10時10分ごろから5回予定されています。ただし、荒天の場合は中止される場合があります。
第1回 午前10時10分ごろ
第2回 午前11時00分ごろ
第3回 午前11時50分ごろ
第4回 午後1時30分ごろ
第5回 午後2時20分ごろ
正門の開門は、午前9時30分から午後2時10分までとなります。参賀者が多数の場合、皇居外苑(皇居前広場)から入門するまで2時間以上かかる場合があります。開門時間内であっても参賀者多数の場合は、参賀会場への参入を終了することがあります。多数の参賀者が予想されますので、時間に余裕を持って、お越しください。
なお、皇居外苑(皇居前広場)近くに1月1日の夜や1月2日未明から並ぶことはたいへん危険ですので、おやめください。開門前に皇居外苑広場に入れるようになりますが、その際は、警察官の指示に従ってください。
(3)事前の準備は?
・事前の申し込みは必要ありません。どなたでもお越しいただけます。
・皇居外苑(皇居前広場)で手荷物検査とセキュリティチェックが行われるため、必要のない荷物は駅のコインロッカーなどに預けておきましょう。
・皇居内にカン・ビンを持ち込むことはできません。
・寒い中、待ち時間が長くなることが予想されます。暖かい服装やカイロなどで寒さ対策をしっかり行いましょう。
・トイレは、事前に済ませておきましょう。広場にも仮設トイレが設置されますが、混雑が予想されます。
・歩きやすい靴でお越しください。坂や砂利の道があり、ヒールなどは転倒事故につながるおそれがあります。
(4)アクセス方法は?
皇居周辺の道路は駐停車禁止です。周辺の駐車場も混雑が予想されます。公共交通機関をご利用ください。
最寄り駅
- 東京メトロ
- 丸の内線 東京駅、大手町駅
- 日比谷線 日比谷駅
- 東西線 大手町駅
- 千代田線 二重橋前駅、大手町駅、日比谷駅
- 有楽町線 桜田門駅、有楽町駅
- 半蔵門線 大手町駅
- 都営
- 三田線 大手町駅、日比谷駅
- JR
- 東京駅、有楽町駅
(5)皇居内での禁止行為は?
・立ち入り禁止の場所に入ること
・喫煙等火災の危険がある行為をすること
・施設の物を壊したり、移動させたりすること
・自撮り棒や三脚、脚立などを使用したり、商業用に写真・映画を撮影したりすること
・集会または示威行為をすること
・張り紙をしたり、ビラ類を配布・散布したりすること
・皇居内の秩序または風紀を乱す行為など、参賀行事運営上支障があると認められる行為をすること
平成31年の新年一般参賀では、15万人を超える参賀者が来られました。今回も多数の参賀者が見込まれます。多くの人が集まる参賀会場では、危険や混乱を避けるために、ルールとマナーを守りましょう。
<取材協力:宮内庁 文責:政府広報オンライン>
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