暮らしに役立つ情報
国の政策・施策・取組の中から、私たちの暮らしに身近な情報や役に立つ情報をまとめました。
今の雪の状況が地図上で分かる
気象庁の「現在の雪」
令和2年(2020年)12月11日
大雪は、交通機関や車での移動をはじめ私たちの生活に様々な形で影響します。気象庁は、令和元年11月から、現在の積雪の深さと降雪量(一定時間内に降った雪の量)を表す「現在の雪」の情報を提供しています。これにより、今、どこで、雪がどのくらい積もり、降っているのかが地図上で一目で分かります。この情報は、スマートフォンなどでも見ることができ、移動する際のルート選択などに役立てられます。
インデックス
「現在の雪」の情報とは?
アメダスの観測点の雪の情報だけでなく、様々な情報から推定した雪の分布情報です。観測点がない地域についても「積雪の深さ(解析積雪深)」や「降雪量(解析降雪量)」が地図上で分かります。
「現在の雪」をどう活用できるの?
新しい雪の情報は、気象庁ホームページの「現在の雪」で確認できます。例えば、出かける前に「現在の雪」を確認することで、車で移動する際の迂回ルートや予定の変更などを検討することができます。
コラム
「積雪の深さ」と「降雪量」の違いは?
3日先までの降雪量予測の提供
1
「現在の雪」の情報とは?
観測所がない場所の積雪・降雪状況を推定し、マップで表示
従来、気象庁では雪の情報として、アメダスの各観測点での「積雪の深さ」と「降雪量」の観測値を提供しています。ただし、この情報では観測点の雪の状況しか分かりません。
そこで、雪の情報を「点」ではなく「面」で把握できるようするため、令和元年(2019年)11月から、現在の積雪の深さ・降雪量の分布情報である「現在の雪(解析積雪深・解析降雪量)」が開始されました。この情報は、降水量や気温、アメダスによる積雪の深さの観測値など様々なデータから、現在の雪の分布を推定したものです。
推定した分布のうち、どのあたりで現在雪が多く積もっているのかを表したのが「積雪の深さ(解析積雪深)」で、ある一定時間に降った雪の量を表したのが「降雪量(解析降雪量)」です。
この2つの新しい雪の情報を使えば、どの地域で、どのくらい雪が積もり、降っているのかが一目で分かります。
もっと読む
キーワード
関連リンク
この記事もおススメ
暮らしに役立つ情報
- 雪崩最大で時速200㎞ものスピードに! 雪崩(なだれ)から身を守るために令和元年(2019年)12月9日
政府広報
政府インターネットテレビ
- 新しい雪の情報ピックアップ!~霞が関からのお知らせ~“新しい雪の情報”が登場!令和元年(2019年)11月25日
カテゴリ
みなさまのご意見をお聞かせください。
みなさまのご意見をお聞かせください。(政府広報オンライン特集・お役立ち記事)