危険な暑さを事前に知らせるための
「熱中症警戒アラート」全国で運用を開始しました!!
令和4年(2022年)5月18日
高温多湿な日本の夏。特に気を付けたいのが熱中症。命にかかわる暑さになることもありますが、熱中症のリスクに影響を与える要素は、気温の高さだけではありません。湿度や地面などからの照り返しなど(=輻射熱)も関係しています。そこで、それらの要因を考慮した「暑さ指数(WBGT)」を指標に、危険な暑さが予想される場合に「熱中症警戒アラート」を全国で発表する取り組みが始まりました。このアラートを活用して、熱中症の予防に役立てましょう。
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「新しい生活様式」の中~熱中症予防5つの心得~
インデックス
熱中症警戒アラートとは?
「気温」「湿度」「輻射熱」を取り入れた指標「暑さ指数(WBGT)」を用いて、危険な暑さが予想される場合に、「暑さ」への気づきをうながし熱中症への警戒を呼びかけるアラートです。
暑さ指数(WBGT)とは?
熱中症のリスクに影響を与える要素である「湿度」、 「日射・輻射など周辺の熱環境」、 「気温」の3つの要素をもとに算出された指標で、高いほど熱中症にかかるリスクが高くなります。
熱中症警戒アラートは、いつ、どこで発表される?
暑さ指数の予測値が都道府県内のどこかで33以上になる場合に、前日17時頃及び当日5時に対象都道府県等に対して気象庁と環境省より発表され、両省庁のウェブサイトや、テレビ、ラジオ、天気予報サイト、防災無線等で伝えられます。
熱中症警戒アラートが発表されたときは?
屋外での運動や活動を中止・延期し、不要不急の外出をできるだけ避けることがポイントです。また、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者の方々に積極的に声をかけ暑さを避けましょう。
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熱中症警戒アラートとは?
令和2年夏に、暑さ指数(WBGT)に基づき、熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合に、新たに暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート(試行)」を関東甲信地方で先行的に実施しました。令和2年度に実施された「熱中症警戒アラート(試行)」の検証結果等を踏まえて、令和3年4月28日から全国で運用を始めております。
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