暮らしに役立つ情報

国の政策・施策・取組の中から、私たちの暮らしに身近な情報や役に立つ情報をまとめました。

危険な暑さを事前に知らせるための
新たな試み「熱中症警戒アラート(試行)」がスタート!

記事を印刷する

令和2年(2020年)8月18日


画像提供:環境省

高温多湿な日本の夏。特に気を付けたいのが熱中症。命にかかわる暑さになることもありますが、熱中症のリスクに影響を与える要素は、気温の高さだけではありません。湿度や地面などからの照り返し(=輻射熱)も関係しています。そこで、それらの要因を考慮した「WBGT(暑さ指数)」を指標に、危険な暑さが予想される場合に「熱中症警戒アラート(試行)」を発表する取り組みが始まりました。このアラートを活用して、熱中症の予防に役立てましょう。

熱中症警戒アラートとは?
「気温」「湿度」「輻射熱」を取り入れた指標「WBGT」を用いて、危険な暑さが予想される場合に、「暑さ」への気づきをうながし熱中症への警戒を呼びかけるアラートです。

WBGT(暑さ指数)とは?
熱中症のリスクに影響を与える要素である「湿度」、 「日射・輻射など周辺の熱環境」、 「気温」の3つの要素をもとに算出された指標で、高いほど熱中症のリスクは高くなります。

熱中症警戒アラートは、いつ、どこで発表される?
WBGTの予測値が都県内のどこかで33以上になる場合に、前日17時頃及び当日5時に対象都県に対して気象庁と環境省より発表され、両省庁のウェブサイトや、テレビ、ラジオ、天気予報サイト、防災無線等で伝えられます。

熱中症警戒アラートが発表されたときは?
屋外での運動や活動を中止・延期し、不要不急の外出をできるだけ避けることがポイントです。また、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者の方々に積極的に声をかけ暑さを避けましょう。

1

熱中症警戒アラートとは?

令和2(2020)年7月1日より「熱中症警戒アラート」が、関東甲信地方の1都8県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県)で先行的に始まりました(※令和2(2020)年10月28日まで試行)。令和3(2021)年から、全国での本格実施を予定)。

もっと読む

1

熱中症警戒アラートとは?

令和2(2020)年7月1日より「熱中症警戒アラート」が、関東甲信地方の1都8県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県)で先行的に始まりました(※令和2(2020)年10月28日まで試行)。令和3(2021)年から、全国での本格実施を予定)。
このアラートは、危険な暑さが予想される場合に、「暑さ」への気づきをうながし熱中症への警戒を呼びかけるものです。
熱中症への注意を呼び掛ける情報としては、これまでも、気象庁が、最高気温35℃以上が予想される場合に発表する「高温注意情報」があります。しかし、夏になればほぼ毎日35℃以上の日が続くこともあり、この注意情報の重要性が薄れていました。また、熱中症を引き起こす暑さは、気温だけが要因ではありません。湿度や、地面や建物からの輻射熱など周辺の熱環境とも深く関係しています。たとえば、同じ気温でも、湿度が高い場所のほうが、熱中症にかかりやすくなります。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなるためです。
そこで、気温だけでなく、湿度や輻射熱を取り入れた指標「WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature(暑さ指数)」を用いて、熱中症への注意喚起を行う試みが「熱中症警戒アラート」です。

2

WBGT(暑さ指数)とは?

WBGT(暑さ指数)は、熱中症の原因となりやすい「湿度」、 「日射・輻射など周辺の熱環境」、 「気温」の3つの要素をもとに算出された指標で、湿度7:輻射熱2:気温1の割合で算出され、特に湿度を重視します。
1954年にアメリカで熱中症を予防するために提案され、現在では国際的に利用されています。


※輻射熱:太陽熱で熱くなった地面や建物などから放射される熱

このWBGTが28以上になると熱中症患者の発生率が増えるため厳重な警戒が必要です。外出時は炎天下を避け激しい運動を避けましょう。31以上になると危険な熱さとなります。
環境省では、全国840地点のWBGTの予測値と実況値を「環境省熱中症予防情報サイト」で提供し、PCやスマートフォン等で確認することができます。

また、WBGTに応じて、熱中症にならないための日常生活での注意事項と運動指針を同サイト上に掲載していますので、参考にしてください。

(参考:日本気象協会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)及び、(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019))

3

熱中症警戒アラートは、いつ、どこで発表される?

アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなる日の暑さに「気づく」ために、各都県内のどこかの地点でWBGTの予測値が33以上になった場合に、前日の17時頃及び当日の5時頃に対象都県に対して発表されます。
気象庁と環境省のウェブサイトで発表されるほか、天気予報などと同じように、気象庁から報道機関や民間気象事業者、地方自治体に伝えられ、テレビやラジオ、各種天気予報サイト、防災無線等でアラートの情報を受け取ることができます。なお、このアラートは、本当に熱中症への警戒が必要な場合に限って発表されると見込まれています。

■LINEアプリで熱中症警戒アラートを配信(試行)

環境省では、コミュニケーションアプリ「LINE」で「熱中症警戒アラート」を前日の17時頃及び当日の7時頃に配信するサービスをこの夏から開始しました。
お手持ちのスマートフォンなどにLINEのアプリをインストールした後、以下のいずれかの方法で、「環境省」を「友だち」に追加してください。
なお、令和2年度(2020年度)は先行的な試行実施のため、配信サービスは東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県の1都8県に限定されます。

<「環境省」を友だちに追加する方法>
・リンクからの追加
こちらのリンク(https://lin.ee/mj3KmWD)から、友だち追加する。

・LINE検索からの追加
LINEアプリを起動し、「ホーム」タブ、または「トーク」タブの上部に表示される検索窓をタップして「環境省」と入力。「公式アカウント」の「追加」をタップして、友だち追加する。

・ID検索からの追加
LINEアプリを起動し、「友だち追加」画面を開いて「ID検索」ボタンを選択。「@kankyo_jpn」で検索し、友だち追加する。

・QRコードからの追加
スマートフォンでLINEアプリを起動し、「友だち追加」画面を開いて「QRコード」ボタンを選択。下のQRコードを読み取り、友だち追加する。

4

熱中症警戒アラートが発表されたときは?

熱中症警戒アラートが発表されたときは、次のような予防行動を積極的にとるようにしましょう。

●外での運動や活動を中止・延期する
・不要不急の外出はできるだけ避ける
・エアコン等が設置されていない屋内外での運動や活動等は、原則、中止や延期をする

●熱中症のリスクが高い人に声をかける
・熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者の方々は十分に注意を
・3密(密集、密接、密閉)を避けつつ、周囲の方からも積極的な声かけをする

●「熱中症予防行動」を普段以上に実践する
環境省、厚生労働省が示している「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントを心掛ける
(1)暑さを避けましょう
(2)適宜マスクを外しましょう
(3)こまめに水分補給しましょう
(4)日頃から健康管理をしましょう
(5)暑さに備えた体づくりをしましょう

(イラストは環境省リーフレット)

※参考:
環境省・気象庁「熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動」[PDF]
環境省・厚生労働省「令和2年度の熱中症予防行動(リーフレット)」「令和2年度の熱中症予防行動の留意点について(詳細版)」[PDF]

<取材協力:環境省 文責:政府広報オンライン>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
キーワード
関連リンク
政府広報
この記事もおススメ
カテゴリ

みなさまのご意見をお聞かせください。

みなさまのご意見をお聞かせください。(政府広報オンライン特集・お役立ち記事)

Q1.この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか?
Q1.この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか? (50文字以内)
Q2.この記事は役に立つ情報だと思いましたか?
Q2.この記事は役に立つ情報だと思いましたか? (50文字以内)
Q3.この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか?
Q3.この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか? (50文字以内)
  • 障害者支援関連リンク集
  • 車座ふるさとトーク(別ウィンドウで開きます)
  • キッズページリンク集
  • 世論調査(別ウィンドウで開きます)
  • 政府インターネットテレビ(別ウィンドウで開きます)
  • 電子政府の総合窓口 e-Gov[イーガブ](別ウィンドウで開きます)
  • 首相官邸(別ウィンドウで開きます)
  • 内閣府(別ウィンドウで開きます)
  • 官公庁サイト一覧