若者の被害増加中!?
巧妙化するフィッシングから身を守るには
クレジットカード会社やECサイトなど普段よく利用するサービスを装った偽のメールやSMS。その指示に従い情報を入力するとお金を奪われたり、スマホ内の情報が盗まれたりすることも!手口が巧妙化するフィッシングは、今や年間約100万件も報告されています。
フィッシング報告件数の推移
身に覚えがあっても……
それ「フィッシング」かも!?
フィッシングの手口は年々巧妙化しています。いつも使っているネットサービスから届く不正アクセスされたとのお知らせや、宅配業者からの不在通知など、たとえ身に覚えがあっても、正規のメールを装ったフィッシングかもしれません。
よくある偽メッセージ例
- ・宅配業者からの不在通知
- ・ECサイトからの取引の停止連絡
- ・クレジットカード会社からの不正ログイン連絡
など
偽サイトで入力を求められる情報
- ・クレジットカード番号、金融機関の口座番号、暗証番号
- ・住所、氏名、電話番号、生年月日
- ・インターネットバンキングのID・パスワード
- ・運転免許証、マイナンバーカードの画像情報
など
もしかして…と思ったら、
気軽に相談!
見た目で判断できないから、
今すぐしたい5つの対策
偽のメール・SMS・サイトは、実在のメッセージやサイトをそのままコピーしたものが多く、見た目で判断することは難しいです。フィッシングサイトにアクセスしないための「5つの対策」を徹底しましょう。
Point1 電子メールやSMS内のリンクはタップしない
公式サイトをブックマークに登録しておく、正規アプリを活用するなどして、正しいサイトにアクセスしてください。
Point2 パソコンやモバイル端末を安全に保つ
ウイルス対策サービスを活用し、OSやアプリのアップデート通知が届いたら速やかに実行することで、端末を安全な状態に保ちましょう。
Point3 携帯電話会社などが提供するセキュリティ設定を活用する
迷惑メッセージブロック機能などを使い、偽のメッセージが届きづらい設定にしましょう。
Point4 ワンタイムパスワードなどを活用する
銀行やクレジットカード会社では、ログインするたびに異なるパスワードを入力しなければログインできない「ワンタイムパスワードサービス」が提供されています。指紋や顔認証と合わせて活用しましょう。
Point5 ID・パスワードの使いまわしはしない
使いまわしをしているとID・パスワードを盗まれた際に、全てのサービスが乗っ取られてしまう可能性があります。覚えられない場合はパスワード管理アプリなどを活用しましょう。