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竜巻から身を守るために「竜巻注意情報」をご活用ください

最終更新平成27年8月5日

 
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日本のいつでもどこでも発生する可能性があり、夏から秋にかけて発生が最も多い「竜巻」。竜巻は、短時間で狭い範囲に集中して、甚大な被害をもたらすため注意が必要です。気象庁では、竜巻などの激しい突風に関する気象情報として「竜巻注意情報」を発表しているほか、今にも発生する可能性のある地域の詳細な分布を「竜巻発生確度ナウキャスト」で提供しています。これらの情報を活用して、竜巻から身を守りましょう。

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甚大な被害をもたらす竜巻は日本国内でも発生

竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する渦巻き状の激しい突風です。竜巻は、直径数十メートルから数百メートルで、非常に速いスピードで数キロメートルに渡って移動します。そのため、短時間で、狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらすことがあります。日本でも、近年、竜巻によって住宅地などが甚大な被害を受ける災害が度々発生しています。

飛散物による家屋への被害(宮崎県延岡市)

飛散物による家屋への被害(平成18年9月17日:宮崎県延岡市) 写真提供:気象庁

 

屋根瓦(かわら)が飛んだ家屋(宮崎県延岡市)

屋根瓦が飛んだ家屋(平成18年9月17日:宮崎県延岡市) 写真提供:気象庁

 

裏返しになり大破したトラック(北海道佐呂間町)

裏返しになり大破したトラック(平成18年11月7日:北海道佐呂間町) 写真提供:気象庁

 

裏返しになり大破したトラック(北海道佐呂間町)

被害を受けた住宅と大破した自動車 (平成24年5月6日:茨城県つくば市) 写真提供:気象庁

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夏から秋にかけて発生が多い竜巻

日本では、竜巻は、台風や寒冷前線、低気圧などに伴って、季節を問わず発生していますが、特に、積乱雲が発達しやすい夏から秋にかけて竜巻の発生確認数が多くなっています。

資料:気象庁

また、発達した積乱雲の付近では、竜巻だけでなく、「ダウンバースト(※1)」や「ガストフロント(※2)」と呼ばれる突風による被害もあります。竜巻とともに、これらの突風にも注意することが必要です。

積乱雲に伴って発生する突風の種類

資料:気象庁

※1:積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい突風
※2:積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより温かい(軽い)空気の側に流れ出すことによって発生する激しい突風

平成11年9月に愛知県豊橋市で発生した竜巻 写真提供:愛知県豊橋市

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気象情報、雷注意報、「竜巻注意情報」を段階的に発表

気象庁では、竜巻やダウンバーストなどによる激しい突風が予測されるときに、国民の皆さんに注意を呼びかけるため、平成20年3月から「竜巻注意情報」を発表しています。竜巻注意情報は、雷注意報を補足する情報として、各地の気象台などから担当地域(都道府県単位)を対象に発表され、防災機関や報道機関へ伝えるとともに、気象庁ホームページでお知らせしています。

竜巻注意情報は、次のような流れで、段階的に発表されます。

(1)半日から1日前
竜巻などの激しい突風が予想される場合には、半日から1日程度前に気象情報を発表して「竜巻など激しい突風のおそれ」という表現で注意を呼びかけ

(2)数時間前
発生が予想される数時間前には雷注意報の中で「竜巻」と明記して注意を呼びかけ

(3)0~1時間前
今まさに竜巻やダウンバーストなどの激しい突風が発生しやすい状態となったときに「竜巻注意情報」を発表

このように、竜巻発生の可能性に応じて段階的に情報が発表されるので、状況に応じた対応が可能になります。「竜巻注意情報」の有効利用期間は発表から1時間ですので、その間は特に注意が必要です。

「竜巻注意情報」が発表されたとき、インターネットにアクセスできる状況であれば、後述する「竜巻発生確度ナウキャスト」で発生確度2の領域などをこまめに確認してください。「竜巻注意情報」は「竜巻発生確度ナウキャスト」と組み合わせて利用することが効果的です。また、高解像度降水ナウキャストでは、地図拡大時に必要に応じて「竜巻などの激しい突風が発生する可能性がある領域、または落雷が多数発生している領域」を表示させることができます。

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最新技術を導入し竜巻の発生を予測する「竜巻発生確度ナウキャスト」

気象庁では竜巻の対策として積乱雲の観測・解析が可能な気象レーダーを全国に設置し、これらのデータを用いて竜巻の発生の予測に活用しています。
近年、数値予報の精度向上が進み、竜巻が発生しやすい大気の状態を予測することが可能になっています。気象庁では気象レーダーの観測と数値予報の予測を組み合わせて竜巻の発生を予測する技術を開発し、「竜巻が今にも発生する(または発生している)可能性の程度」を推定する「竜巻発生確度ナウキャスト」を気象庁ホームページで公開しています。このウェブサイトでは、竜巻などの激しい突風が発生しやすい地域の詳細な分布と1時間先までの予報を提供しています。携帯電話サイト(http://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/i-index.html)でも提供していますので、屋外で活動する際にぜひ活用してください。

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竜巻から身を守るための行動

「竜巻注意情報」は都道府県単位で発表されますが、実際に竜巻に対する注意が必要なのは発達した積乱雲の近くにいる人だけです。「竜巻注意情報」が発表されたからといってすぐに避難が必要なわけではありません。「竜巻注意情報」が発表されたら、まず空を見てください。周りの天気が次のように変わってきている場合には積乱雲が近づいているので、頑丈な建物に移動するなどの安全確保が必要です。

発達した積乱雲が近づいているときの兆候

  • 真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
  • 雷鳴が聞こえたり、雷が見えたりする。
  • ひやっとした冷たい風が吹き出す。
  • 大粒の雨やひょうが降り出す。

特に建設現場、人が大勢集まる屋外のイベント会場、運動会などの学校行事など、避難に時間がかかると考えられる場所では、あらかじめ気象情報や雷注意報に注意し、当日の朝礼やミーティングなどでは、天気情報を確認しましょう。

「竜巻注意情報」は20回発表して1回適中する程度であり、決して予測精度は高くありません。また、現在の観測・予測技術では、竜巻等激しい突風の発生を事前に予測できない場合もあります。ただし、竜巻に出合うと命の危険もあるので、周囲の空の様子に注意して、いざというときには身の安全を確保しましょう 。

竜巻の恐ろしさは、巻き上げられた瓦(かわら)や看板などが猛スピードで飛んでくることです。こうした飛散物に当たると、命を落としたり重軽傷を負ったりします。頑丈な建物の中に早めに避難をして、窓ガラスから遠く離れてください。物置や車庫、プレハブの中は危険です。また、一般の住宅では雨戸、窓やカーテンを閉め、窓のない部屋に移動したり、丈夫な机やテーブルの下に入ったりして身を守りましょう。屋外にいて周辺に身を守る建物がない場合には、水路などくぼんだところに身を伏せて両腕で頭や首を守ってください。

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<取材協力:気象庁  文責:政府広報オンライン>

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