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平成28年8月3日
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高速道路運転中にまさかの事故! 高速道路の安全ドライブ3つのポイント

平成27年中の高速道路における死亡事故は、前年に比べて増加し、故障や事故で停車中の車や、路上に降り立った人に後続車が衝突するという事故が未だ後を絶ちません。「まさか自分の車が故障や事故なんて・・・」「停車している車や人が路上にいるなんて・・・」というドライバーの油断や慢心などが重大事故を引き起こす要因になっています。そこで、高速道路での事故防止のために心がけたい3つのポイントを紹介します。

1.高速道路での事故は多いの?

高速道路は歩行者や自転車が進入できない自動車専用道路のため一般道路よりも安全、と考えているドライバーもいるようです。しかし、高速で走行する自動車がひとたび事故を起こした場合、重大事故につながりやすい危険をはらんでいます。
警察庁によれば、高速道路での交通死亡事故件数は、平成27年は平成26年に比べ、増加しました。特徴としては、7~8月の夏場と11月から年末にかけて交通事故死者数が比較的多くなっています。

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2.どんな事故が多いの?

高速道路で発生しやすい事故には、次のようなものがあります。

(1)簡易分離の区間における反対車線はみ出し

ポストコーンなどの簡易なもので仕切られた片側1車線において、走行中の車が何らかの理由で反対車線にはみ出して対向車と正面衝突。致死率が高い。
・事故事例:
普通乗用車が何らかの理由により簡易の中央分離帯を突破して対向車線を走行してきた大型バスに衝突し、普通乗用車の運転者と同乗者が死亡。

(2)逆走

誤って進行方向と逆の方向に走行(逆走)し、向かってくる自動車と正面衝突。特に最近は、認知症やその疑いのある高齢ドライバーに多く発生。

(3)停車している車や、降車して路上に降り立った人に衝突

車両故障や事故などで、本線車道または路肩に停止した自動車や、路上に降り立った人に後続車が衝突。こうしたケースが多発。
・事故事例
交通量が少ない高速道路で、単独交通事故を起こした運転者が、車内に留まり、110番通報している最中に後続車に追突された事故。事故発生当時、三角停止表示板などの停止表示器材の表示はなし。

(写真提供:警察庁)

(4)車外へ放り出される

ガードレールなどへの衝突によって、乗車している人が窓ガラスを突き破って車外へ投げ出され、堅いアスファルトに激突したり、後続車にひかれたりするケース。特に、全席シートベルトの着用が義務付けられている(※)にもかかわらず、未着用であった後部座席の同乗者が巻き込まれる場合が多い。
※守らなかった場合、「座席ベルト装着違反(基礎点数1点)」の対象に。

(5)渋滞最後尾への追突

車両故障や事故、工事などの様々な理由で発生した渋滞の最後尾で停車・減速している自動車に、後続車両が気づくのが遅れ追突。

なお、(3)のケースをみると、高速道路上に人が降り立った原因として多い順に、事故、車両故障となっています。

故障や事故などで停車する場合、後続車が前方で停車中の車に早めに気づくように、ドライバーは三角停止表示板(下図)など「停止表示器材」の表示が法律によって義務づけられています(※)。しかし、これらの事故ではいずれも表示がされていませんでした。
※守らなかった場合は「故障車両表示義務違反(基礎点数1点・反則金6,000円(普通車))」の対象に。

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3.事故防止のポイント(1)高速道路を利用する前に

高速道路での交通事故には、「車両故障が起こらないようにしていれば」あるいは「停止表示器材を携行して、故障や事故のときにきちんと表示していれば」未然に防げたケースもあります。事故防止の対策として、高速道路の利用前には次の点を確認しましょう。

出発前の十分な点検・整備

走行中に故障が発生しないよう、自動車の定期点検や日常点検をきちんと行いましょう。
・日常点検に関する詳しい情報は
自動車点検整備推進協議会「マイカーセルフチェック」

発炎筒や停止表示器材の常時携行

三角停止表示板などの停止表示器材や発炎筒は自動車に常備し、使い方も覚えておきましょう(詳しくは後述)。なお、発炎筒には有効期限があるので注意してください。

夜間の三角停止表示板の効果(例)

出典:JAF Channel「夜間の停止表示板の効果」

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4.事故防止のポイント(2)走行中のルールとマナー

追越車線をひたすら走り続けたり、前の車に接近してブレーキを多用しながら走行したりするドライバーも中にはいますが、いずれもルール違反であり、渋滞や事故を引き起こす原因にもなります。
たった一人のドライバーによるちょっとした不注意やルール・マナー違反が大きな事故につながることも。高速道路では次のようなルールとマナーを守りましょう。

追越車線ばかりを走らない、左側から追い越さない

追越車線は追越しのための車線なので、追越しが終わったら速やかに走行車線に戻りましょう。追越車線ばかりを走っていると、速度超過になりやすく交通事故を引き起こす原因となるほか、渋滞の原因にもなります。また、前の車を追越す際には、左側の走行車線から追い越さないでください。

※通行帯違反(追越車線をずっと走行)
基礎点数1点、反則金6,000円(普通車)
※追越し違反(左側追越し)
基礎点数2点、反則金9,000円(普通車)

安全な速度と十分な車間距離を保って走行

道路標識や電光掲示板などに注意して、周囲の状況にあった安全な速度を保ちましょう。事故の発生や気象の変化などによって、危険防止のため臨時の最高速度が指定される場合もあります。 また、前の車が急停止した場合に備え十分な車間距離をとること。目安は時速100キロでの走行時なら100メートル、時速80キロでは80メートルです。なお、路面が濡れていたり、タイヤがすり減っていたりするときは、この2倍程度の車間距離を心がけましょう。
さらに、急な割り込みやジグザグ運転、車間距離を詰めて異常に追い上げるあおり運転は、事故につながる危険があるので絶対にやめましょう。
※速度超過違反
基礎点数1~12点、反則金又は罰金9,000~100,000円(普通車)
※高速道路車間距離不保持違反
基礎点数2点、反則金9,000円(普通車)

逆走しない、駐停車しない、路肩を走らない

目的のインターチェンジを通り越した、走行中に落し物をしたなど、どんな理由があっても逆走をしてはいけません。また、サービスエリア/パーキングエリアから本線に戻る際に進行方向を間違えないよう注意しましょう。なお、逆走車が現れることがありうることも念頭に置いて走行しましょう。
また、故障時など止むを得ない場合や料金所、警察官による命令などを除いて駐停車禁止です。駐停車の際には二次的な事故回避のためのルール(詳しくは「事故防止のポイント(3)」を参照)を守りましょう。
路肩は自動車が走行する場所ではありません。故障その他の理由によって止むを得ない場合を除き、走行や駐停車はしないこと。

※通行区分違反(逆走・路肩走行など)
基礎点数2点、反則金9,000円(普通車)
※駐停車違反
基礎点数2点、反則金12,000円(普通車)

これらの禁止事項のほか、周囲の走行車への配慮のため、次の点にも心がけましょう。

渋滞最後尾や異常事態の発生時にはハザードランプの点灯を

前方での渋滞によって減速・停車させる場合や、前方に落下物や停車中の事故車両など異常な状態を発見した場合には、後続車の追突回避や注意呼びかけのため、ハザードランプを活用しましょう。

ヘッドライトはハイビームが基本

一般道路よりも走行速度が速いことから、遠方の状況を早めに把握する必要があるため、夜間やトンネル走行時にはヘッドライトを上向き(ハイビーム)にするのが基本です。
なお、すぐ前方に走行車がいる場合や対向車とすれ違う際などは、ヘッドライトを下向き(ロービーム)に切り換えるよう心がけましょう。
高速道路の走行に慣れていても、意外に誤った認識や走り方をしている場合があります。ご自身の走り方や認識が正しいかどうか、下記のページで改めてチェックしてみてください。

警察庁「誤りです!高速道路のこんな認識・走り方~あなたは大丈夫ですか?~」[PDF]
警察庁「交通事故に直結する高速道路上の主な交通違反~リスクを知って安全運転~」[PDF]

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5.事故防止のポイント(3)故障や事故が発生したとき

万一、高速道路で故障や事故が発生し、やむを得ず駐停車する必要になったときは、そのことが二次的な事故を起こさないようにすることが重要です。後続車に十分注意をして、次のような対応をとってください。

(1)ハザードランプを点灯させ、路肩に停車
追突防止のため、ハザードランプで故障や事故発生の合図
故障時には急ブレーキをかけずに減速。できるだけ路肩に寄せてハザードランプを点灯したまま停車

(2)発炎筒、停止表示器材を後方に設置
同乗者はガードレールの外など安全な場所に避難
後続車に十分注意して、停車した車の後方(50メートル以上)に発炎筒や停止表示器材を設置

(3)ガードレールの外側など安全な場所に避難
ドライバーもガードレールの外側など安全な場所に避難

(4)発生した故障・事故状況を通報
まずは、下記のいずれかに通報する
<高速道路での緊急通報先>
道路緊急ダイヤル「#9910」
110番
非常電話(※)
※1キロメートルごとに設置。受話器をあげれば道路管理者交通管制室につながる。
通報内容は、故障もしくは事故の種別、停車場所(路肩にあるキロポストなど)、負傷者の有無など。

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<取材協力:警察庁 文責:政府広報オンライン>

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