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平成29年4月7日
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生活の安全に関する不安や悩みは 警察相談専用電話 #9110へご相談ください

犯罪や事故の発生には至ってないけれど、ストーカーやDV・悪質商法・近隣や職場でのトラブルなど、普段の生活の安全や平穏に関わる様々な悩みごとや困りごとを抱えていませんか。そのようなときには、警察相談専用電話#9110にご相談ください。全国どこからでも、その地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。そして、警察では問題解決に向けて、相談者の要望などを尊重しながら様々な対応を行います。

INDEX

1.生活の安全に関する悩みごとがあるときは?

~警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号「#9110」番

普段の生活において事件や事故の発生には至っていなくとも、治安に関する不安や生活における心配ごとがあれば警察の相談窓口まで気軽にお尋ねください。警察では警察総合相談室(都道府県警察本部)や警察総合相談窓口(各都道府県の警察署)を開設し、皆さんからの生活の安全に関する様々な相談を幅広く受けています。

警察への相談は、最寄りの警察署にある相談窓口に直接出向かなくても、電話で相談する方法もあります。

この場合は、警察相談専用電話#9110をご利用ください。地域を管轄する各都道府県の警察総合相談室などの相談窓口に直接つながる全国共通の電話番号です。

・警察相談専用電話 #9110
受付時間:平日 午前8:30~午後5:15(各都道府県警察本部で異なる)
※土日・祝日及び時間外は、24時間受付体制の一部の県警を除き、当直または音声案内で対応
※通話料は利用者負担

全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する都道府県警察本部の警察総合相談室などにつながります(携帯電話も利用可)。
ただし、ダイヤル回線や一部のIP電話からはご利用できませんので、こちらに掲載されているお住まいの都道府県にある警察総合相談電話番号をご利用ください。

「110番」とはどう違うの?

「110番」は、今すぐ警察官に駆け付けてもらいたいような緊急の事件・事故などを受け付ける緊急通報用電話です。年間の「110番」通報受理件数は900万件を超えており、約3.4秒に1回の割合(平成27年)になっています。

しかし、その中には「免許の更新」や「有料サイトからの料金督促」といった緊急の対応を必要としないような各種照会や相談などの用件が、全体の5分の1(平成27年は21.6%)を占めています。

このような用件で110番を利用すると、本来緊急を要する事件・事故への警察の対応を遅らせることにつながり、結果として生命や身体の保護などに支障を生じさせるおそれがあります。そのため急ぎではない警察への照会・相談などは、警察相談専用電話「#9110」を利用してください。

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2.相談したらどうなるの?

~専門の相談員が対応。相談内容によっては専門の相談機関を紹介

相談業務を担当する専門の「警察安全相談員」などの職員(警察官、元警察官など)が、相談者のプライバシーの保護や心情・境遇などに配慮しながら相談に対応します。相談者や相談内容が多岐にわたるため、お伺いする内容によっては性犯罪被害者あるいは少年を対象とした警察に設置された別の専用相談窓口(※参考)を紹介するほか、他の機関において対処することがふさわしいものについては、法テラス・消費生活センター、児童相談所や女性相談所などの専門の機関への引き継ぎや紹介をしています。

また、相談内容が事件や事故に至らない場合でも、必要に応じて相談者への防犯指導、あるいは相手方への指導・警告によって犯罪被害の未然防止を図るなど、相談者の意思や要望などを尊重しながら問題解決に向けて、以下のように様々な対応を行っています。

問題解決のための警察の主な対応

(1)助言、指導
相談者の生命、身体、財産に危害が及ぶおそれがなく、犯罪に至るおそれのない事案については、採り得る法律上または事実上の手段などを助言・指導(相手への対応方法の助言、防犯機器の紹介、緊急時の警察への通報方法など)

(2)他機関の紹介
他の行政機関などを紹介することで問題解決が図られる場合

(3)指導、警告、説得
相談時点では刑罰法令に触れないが、将来、相談者などに危害が生じるおそれがあると認められる場合は、相手方に対する指導、警告または説得

(4)検挙、補導
相談に係る事案が刑罰法令に抵触すると認められるときは、捜査担当部門に引き継いで、被害届の受理、必要な捜査を行い、被疑者を検挙・補導

※参考:警察内の主な専門相談窓口
各都道府県警察本部・警察署によっては、「#9110」の相談専用電話のほか、「少年相談窓口」や「性犯罪」「犯罪被害者相談」「サイバー犯罪相談」など、内容に応じて専門の担当者が対応する相談窓口も設置されています(各都道府県警察、警察署によって異なる)。場合によっては匿名も可能です。

そのほか、各都道府県警察において開設されている相談窓口については、各都道府県警察のホームページなどで確認してください。

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3.どんな相談が多いの?

~犯罪被害防止や家庭・職場近隣関係に関する相談が増加

「#9110」や相談窓口を通じて平成27年中に全国の警察が取り扱った相談件数は約200万件と、増加傾向が続いています(グラフ参照)。特に「犯罪などによる被害防止」や「家庭・職場・近隣関係」、「刑事事件」などに関する相談が増えています。

資料提供:警察庁

(1)犯罪などによる被害の防止
男女間暴力、迷惑電話、痴漢・変質者の出没、粗野または乱暴な行為など

(2)家庭・職場・近隣関係(家事問題)
職場・近隣・友人などとの対人関係、家庭不和、離婚・離縁など

(3)刑事事件
窃盗、詐欺、暴行、傷害事件など

(4)契約・取引関係
金銭または物品の貸借、売買、保険契約、証券・手形取引など

(5)迷惑行為
放置車両、ペット問題など

相談による解決事例

警察への相談によって、トラブル解決や犯罪被害の未然防止に至ったケースはたくさんあります。それらの事例の一部をご紹介します。

◆ケース1 犯罪などによる被害防止に関する相談(女性・10代)
【相談内容】
下校途中に見知らぬ男にいつも見つめられて不安を感じる。
   ↓
【警察の対応】
・相談者に防犯ブザーを貸与するなどの措置。
・相談者の自宅付近や通学路の徹底的な警戒活動を実施。
・類似する男を発見、迷惑防止条例違反の被疑者として検挙。

◆ケース2 契約に関するトラブル(女性・70代)
【相談内容】
訪問業者に屋根の工事をするようしつこく説得されて仕方がなく契約を結んだが請求金額が高額。
   ↓
【警察の対応】
・相談者が契約書及び領収書などの書類を保管していたため、クーリングオフについて相談者に説明指導。
・その翌日、相談者が業者にクーリングオフを申し出た結果、業者から全額返金。

◆ケース3 配偶者からの暴力に関する相談(女性・30代)
【相談内容】
夫からのDVに耐えかねて実家に避難していたが、夫から「そっちの家に行って灯油をまいて火を点ける」と電話で脅迫。
   ↓
【警察の対応】
・直ちに相談者の避難先を警戒
・夫の居住する県警と連携し夫の所在確認を行うなど捜査を実施、夫を脅迫罪で検挙。

◆ケース4 一人暮らしの母親の安否確認に関する相談(男性・40代)
【相談内容】
一人暮らしをしている母親と3日前から連絡が取れず、母の様子確認を依頼。
   ↓
【警察の対応】
・安否確認のため直ちに(相談者の)母親の自宅を訪ねたところ、台所で母親が仰向けで倒れているのを発見
・すぐに救急車を要請し、母親を病院へ搬送。

◆ケース5 職場の窓口にしつこくやって来る男に関する相談(女性・20代)
【相談内容】
職場の受付窓口に繰り返しやって来る客の男が、職場から自宅まで付けてくる、さらに自宅にまで押し掛けてくるなど行動がエスカレート。
   ↓
【警察の対応】
・相談者が強い不安を覚えていたことから、相談者の身辺を警戒するとともに、行為者である男を特定。
・行為がさらにエスカレートし、相談者等に危害が加えられる危険性もあったことから、行為者に対し、ストーカー規制法に基づく書面での警告を実施したところ、以後、付きまといなどは全くなくなった。

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<取材協力:警察庁 文責:政府広報オンライン>

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