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「行政相談」って何? 国の行政に関する苦情、意見・要望は「行政相談」をご利用ください
どんなことが相談できるの?
相談によって解決した事例は? どうやって相談するの? 行政相談委員って?
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平成26年10月10日

「手続が分かりにくい」「安全性に欠ける(公共)施設がある」「高齢者や障害者への配慮に欠けている」など、役所の仕事に関する苦情、意見・要望があるときには 「行政相談」をご利用ください。総務省では、全国各地に「行政相談窓口」を設置しています。

「行政相談」って何?~役所への苦情や行政の制度・運営の改善についての意見・要望を受け付け、改善にいかす制度

(図:行政相談の仕組み)
行政相談の仕組み
(クリックすると拡大します)

「手続が分かりにくい」「役所が対応してくれない」「安全性に欠ける(公共)施設がある」「高齢者や障害者への配慮に欠けている」「手続を簡素化してほしい」「どこの窓口に申請してよいか教えてほしい」……。役所の仕事に関する苦情、意見・要望や行政に関して分からないことなどはありませんか?
そのようなときに役に立つのが、総務省の「行政相談」です。
行政相談は、国や独立行政法人、特殊法人の業務や、国が関わっている都道府県・市区町村などの業務に対する苦情、意見・要望などを幅広く受け付け、公正で中立的な立場から、必要に応じて、関係行政機関にあっせんを行います。そして、 その解決や実現の促進を図るとともに、行政の制度・運営の改善に生かす制度です。
また、毎年10月15日以降の最初の月曜日から1週間は、行政相談週間です。
(平成26年度は20日から26日まで)この機会に行政相談を利用してみてはいかがでしょうか。

行政相談シンボルマークをご存じですか?

行政相談シンボルマーク

「『行政相談』の親しみやすさ」(向かい合う二つの顔)と「相談ごとが解決した喜び」(二つの顔が一つの笑顔に見える)を表現しています。


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どんなことが相談できるの?~医療保険・年金から雇用、運輸、道路行政など多岐にわたる分野の相談を受付

役所の仕事に関して寄せられたご相談などでは、次のような行政分野に関するものが多くなっています。

行政分野 相談例 関係府省など
社会福祉
  • 未支給となっている児童手当を支給してほしい
  • 生活保護の支給額が前月より少ないことに納得できない
厚生労働省
道路
  • 国道に危険箇所があるので、早く改修してほしい
国土交通省
医療保険・年金
  • 勤務している会社が健康保険に加入しないので、健康保険に加入するようにしてほしい
  • 年金の支給額が、同じような経歴の友人より少ないことに納得できない
厚生労働省
日本年金機構
雇用
  • 離職票を会社に発行してもらえず失業給付を受け取れないので、離職票を発行してもらえるようにしてほしい
  • 長時間労働を強いられているので、労働時間などの労働条件について、改善してほしい
厚生労働省
運輸
  • 行き先の停留所が分からないので、バス停に路線図を設置してほしい
国土交通省
窓口サービス
  • 職員の応接対応が悪いので、改めてほしい
  • 決定までの手続が遅いので、早くしてほしい
国、県
市区町村

また、行政相談では、こうしてほしいといった相談以外にも「困りごとがあるが、どこに相談してよいか分からない」「関係機関に相談したが、相手の説明や対応に納得がいかない」「いろいろな事情から、関係機関に直接苦情を言いにくい」「制度や仕組みが分からない」といったことも受け付けています。

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相談によって解決した事例は?~様々な分野において制度や施設などが改善

これまでに、行政相談を通じて行政サービスなどが改善した例はたくさんあります。その中から、いくつかをピックアップしてご紹介します。

【改善事例1】自宅そばを流れる川の改修をしてほしい

相談内容

自宅のそばを流れる川の堤防は、手積みの石垣で、その一部が豪雨により破損したらしく、石垣の隙間から土砂や水が流れ出している。このままの状態が続くと自宅の土台部分にも影響が出るおそれがあるので、速やかに改修してほしい。また、この川は、川幅が狭いため、豪雨で氾濫しやすくなっているので、川幅を拡幅するなどの対策を講じてほしい。

写真提供:総務省

改善内容

行政相談委員が確認したところ、降雨時には、石垣の隙間から土砂や水が流れ出していること、河川の氾濫により相談者宅の塀が壊れていることが分かりました。そこで、行政相談委員は、河川を管理する土木事務所に相談内容を伝え、早急に対策を講じるように依頼しました。その結果、石垣堤防がコンクリート製の堤防に改修され、また、翌年度には川の拡幅工事が行われることになりました。

【改善事例2】 国立病院の駐車料金を無料にしてほしい

相談内容

私は、ある国立病院に入院している家族の世話をするために、週に何度も車でその国立病院を訪れるが、外来患者と異なり、駐車料金がその都度必要である。利用回数の多い者にとっては、経済的な負担が大きいため、外来患者と同様、無料にしてほしい。

改善内容

行政相談委員が調べたところ、ほかにも同様の意見があることなどから、指摘のあった国立病院を訪問し、相談内容を通知するとともに、改善を申し入れました。その結果、入院患者のお見舞いや付き添い等の目的で訪問する方については、駐車料金を無料とする対応策が取られました。

【改善事例3】緊急時のために、トンネル内でもNHKラジオの放送が聴けるようにしてほしい

相談内容

高速道路(上り車線)の愛媛、香川の県境付近にある「山田井トンネル」内に入ったら、NHKラジオ第1放送が突然聴こえなくなった。このようなトンネル内でも、緊急時の情報等を適時に受信できるよう、NHKラジオの放送が途切れないようにしてほしい。

改善内容

行政評価支局が調べたところ、「山田井トンネル」を含めた5か所のトンネル内ではNHKラジオの放送は聴こえないことが分かったため、西日本高速道路四国支社に改善を申し入れました。
これを受け、同支社が確認したところ、同様な受信状態のトンネルが、愛媛県と徳島県の県境にもう1か所あることが分かりました。同支社は、平成26年末までに、これら6か所のトンネルにおいて、放送受信設備の設置を行い、NHKラジオの放送が途切れないようにする予定です。

【改善事例4】駅のホームの階段が暗くて危険なので、照明を設置してほしい

相談内容

ある駅のホームの階段は、日没後に暗く、いつも懐中電灯で照らしながら昇降している。高齢の利用者も多く、いつ転倒などの事故が起きるのか心配している。安全のため、同駅のホームの階段付近に、照明を設置してほしい。

写真提供:総務省

改善内容

行政相談委員が現地を確認したところ、危険な状況が見られたため、行政評価事務所経由で、鉄道会社に連絡したところ、ホーム近傍に照明が設置されました。

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どうやって相談するの?~電話(行政苦情110番)やインターネット、窓口来訪、手紙・FAXなどで可能

行政相談は次のような方法で行うことができます。いずれも、特定の様式や添付書類などの提出といった難しい手続は不要です。相談費用も無料で、相談者の秘密は固く守られます。

(1)電話

「行政苦情110番」0570-090110(全国共通番号)

最寄りの管区行政評価局・行政評価事務所につながります。

※職員対応時間:管区行政評価局、行政評価事務所によって異なります。詳しくはお問い合わせください。
※PHSや一部のIP電話などからは利用できないこともあります。その場合は最寄りの管区行政評価局か行政評価事務所の電話番号におかけださい。
※相談内容の正確な把握のため、電話での会話は録音されます

(2)相談窓口

都道府県庁所在地などに設置されている「管区行政評価局・行政評価事務所」、19都市21か所のデパートなどに開設している「総合行政相談所」、総務大臣が委嘱している行政相談委員が開設している行政相談所などで相談を受け付けています。

管区行政評価局・行政評価事務所(全国50か所)

都道府県庁所在地などに設置されています。詳しい場所、受付時間などについては、総務省「行政相談の管区行政評価局及び行政評価事務所での連絡先一覧」をご覧ください。

総合行政相談所(常設または定期的)
総合行政相談所の様子(宮城県仙台市)

総合行政相談所の様子
(宮城県仙台市)
写真提供:総務省

国の行政機関、地方公共団体や各種団体、行政相談委員(5 「行政相談委員って?」を参照)などの協力を得て、全国19都市21か所のデパートなど気軽にお立ち寄りいただける場所で毎日または定期的に開設されています。
最寄りの開設場所は「総合行政相談所 所在地一覧」をご覧ください。

一日合同行政相談所(随時)
一日合同行政相談所の様子(和歌山県田辺市)

一日合同行政相談所の様子
(和歌山県田辺市)
写真提供:総務省

行政相談週間を中心に、市役所や市民会館などの公共施設、デパートやショッピングセンターなど街中で気軽に入りやすい施設において、複数の国の行政機関などが合同で相談所を設け、共通の窓口で相談を受け付けます。 複数の行政機関に対して相談をしたい場合や複数の行政機関に関係する相談がある場合でも、それぞれの行政機関の所在地へ出向くことなく、一か所で済ませることが可能です。

平成26年度の行政相談週間を中心とした一日合同行政相談所の開催日程などはこちら
総務省「一日合同行政相談所開設のお知らせ」

特別行政相談所(災害時に開設)

地震や台風などの災害で被害を受けた方々からの相談を重点的にお受けするために開設されます。

(3)インターネット

下記のURLまたはQRコードのメールフォームから相談できます。
また、検索エンジンで「行政相談受付」で検索しても、下記のアドレスからメールフォームにアクセスできます。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan.html

※24時間365日受付(ただし、回答は平日)。

(4)手紙・FAX

管区行政評価局・行政評価事務所宛に直接ご送付ください。(宛先は総務省「行政相談の管区行政評価局及び行政評価事務所での連絡先一覧」をご覧ください)

これらのほか、行政相談委員(後述)がきめ細かく相談を受け付けています。
なお、お住まいの場所と相談の内容に関係する場所が離れていても、全国の管区行政評価局・行政評価事務所が一体となって受付・処理を行っているため、相談内容に関係する場所を管轄する管区行政評価局・行政評価事務所まで出向く必要はありません。最寄りの管区行政評価局・行政評価事務所または行政相談委員に相談することができます。

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5 行政相談委員って?~総務大臣から委嘱された地域の民間有識者で、無報酬で行政相談の受付を行っています

行政相談委員は、総務大臣から委嘱された地域における民間有識者で、無報酬のボランティアとして、役所の仕事に関する苦情、行政の制度・運営の改善についての意見・要望などを受け付けたり、相談者に助言を行ったり、関係機関に対する改善の申し入れなどを行ったりしています。現在、全国各地に約5,000人(各市区町村に少なくとも1人以上)が活動しており、相談受付件数は毎年約10万件に達しています。
行政相談委員は、下記のような活動をしていますので、お気軽にご相談ください。

行政相談所

行政相談所(島根県浜田市)
写真提供:総務省

市区役所・町村役場・公民館やショッピングセンターなど地域住民に便利で身近な場所で定期的に開設されています。なお、区域の広い市区町村や交通の不便なところでは、地域を巡回して相談所を開設したり、また、地域のイベントなどに出向いたりして相談所を開設しています。

行政相談懇談会

行政相談懇談会(埼玉県所沢市)
写真提供:総務省

自治会や婦人会などの代表者や地域の方々との懇談会を開催し、行政相談の改善事例(「相談によって解決した事例は?」を参照)を具体的に紹介するとともに、役所の仕事に関する苦情、行政の制度・運営についての意見・要望をお聞きします。

行政相談出前教室

行政相談出前教室(埼玉県所沢市)
写真提供:総務省

行政相談委員と管区行政評価局・行政評価事務所の職員が一緒に、小中学校や高校、大学などに出向き、行政相談の改善事例を具体的に紹介しながら、行政相談制度の授業を行っています。この出前教室では、児童や保護者などから身近な困りごとを聞いて、実際に行政相談として対応するとともにその結果を紹介するなど、児童たちがこの制度を体感できるような工夫がされています。

このほかにも、行政相談委員は自身の相談活動を通じて得られた様々な行政の制度・運営上の改善についての意見を、総務大臣に述べることができます(行政相談委員法第4条)。

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(取材協力:総務省 文責:政府広報オンライン)

政府広報

政府インターネットテレビ 行政に関する困りごとはありませんか? 困ったら一人で悩まず行政相談
皆さんは、「行政相談」という言葉を聞いたことがありますか?行政相談とは、国民の皆さんから、行政などへの苦情や意見、要望を受け付け、その解決を目指す制度です。今回は、行政相談とは何か、行政相談によって私たちの暮らしがどのように改善しているのかについて、実際にあった事例をもとにご紹介します。

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