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Highlighting JAPAN

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特集日本の「おもてなし」

ゆるキャラサミット(仮訳)

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地方自治体や地域の経済団体が、町おこしや特産品PRなどのために作成した、マスコットキャラクター「ゆるキャラ」が全国的な人気になっている。大手企業のマスコットのように専門家がデザインしたキャラクターとは違い、地域の人々の手作り感があふれているのが特徴だ。ゆるキャラは、それぞれの地域のミッキーマウスのような存在と言えるだろう。(ゆるキャラとは「ゆるい」「マスコットキャラクター」の略。この場合の、「ゆるい」は、人をなごませる、笑わせる、かわいい、ただ、デザインは洗練されていないといった意味を含む)

11月28日、埼玉県で東日本の「ゆるキャラ」85体が集合して地元の観光情報などをPRする「ゆるキャラさみっと」が開催され、約5万人が会場を訪れた。

今回のイベントは、海や山など観光資源の少ない埼玉県が、観光客誘致の切り札として、ご当地キャラクターの製作に力を入れてきたことから実現したものだ。参加キャラクターたちはそれぞれステージ上でダンスなどを披露し、身振り手振りで、わが町への訪問を呼びかけていた。

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