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Highlighting JAPAN

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総理動向

太平洋・島サミット(仮訳)

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2012年5月25日、26日、沖縄県名護市で野田総理とプナ・クック諸島首相の共同議長の下、第6回太平洋・島サミットが開催された。サミットには日本を含め17カ国・地域の首脳等が参加した。

太平洋・島サミットは、太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで率直に意見交換を行うことによって、緊密な協力関係を構築し、日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために、1997年から3年に一度開催されている首脳会議だ。

サミットでは、「We are Islanders:広げよう太平洋のキズナ」というキャッチフレーズの下、今後3年間に向け、(1)自然災害への対応、(2)環境・気候変動、(3)持続可能な開発と人間の安全保障、(4)人的交流、(5)海洋問題という協力の5本柱を策定した。これに沿って活発な議論が行われ、「沖縄キズナ宣言」を採択した。野田総理から、上記の5本柱に沿って協力を進めるため,今後3年間で最大5億ドルの援助を行うべく最大限努力する旨表明。太平洋島嶼国からは、日本が東日本大震災からの復興に直面している中で、この地域に対する力強いコミットメントを継続していることに深い謝意の表明があった。


第2次野田内閣発足(仮訳)

6月4日、野田総理は内閣改造を行い、野田第2次改造内閣が発足した。

 野田総理は、同日の記者会見で、国会で審議をしている社会保障と税の一体改革含め、さまざまな諸懸案を前進させるための環境整備をするべく、今回、内閣の機能強化という視点の下で改造を行ったと説明し、さらに「これまでと同様にデフレ脱却、行政改革の取組等々、みんなで力を合わせてやるべきことをやり遂げていきたいと考えております」と述べた。

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