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総理動向

APEC出席/国連総会演説(仮訳)

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APEC出席

2012年9月8日及び9日、ロシア・ウラジオストク市において、APEC首脳会議が開催され,野田佳彦総理が出席した。

第1セッションにおいて、野田総理から基調発言として、FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)の実現に向けて日本として引き続き域内の貿易・投資のルールづくりを主導し、議論を牽引していく考えであること、グリーン成長促進のために閣僚レベルで合意された「環境物品リスト」を首脳で承認すべきこと、保護主義抑止に向けてAPECが世界の先頭に立って強いメッセージを発出すべきことを述べた。

第2セッションでは、野田総理から基調発言として、昨今の食料の国際価格の高騰に対し,世界の穀物生産量の半分を占めるAPEC地域が冷静かつ適切な対応をすることが重要であること、食料安全保障の強化に向けた中長期的な課題として農業生産の増大及び生産性の向上に取り組むことが必要不可欠であり、農業生産の増大に資する民間投資の促進に際して、日本が推進する「責任ある農業投資原則」の重要性を指摘した。

会議の成果として、APEC首脳宣言「成長のための統合,繁栄のための革新」が発出された。


国連総会演説

9月26日(現地時間)、野田佳彦総理はアメリカのニューヨークの国連本部で開催された第67回国連総会で一般討論演説を行った。



10月1日、野田総理は内閣改造を行い、野田第3次改造内閣が発足した。


ジャパン・ナイト(仮訳)

2012年9月11日、中国の天津において、世界経済フォーラム主催の夏季ダボス会議のサイドイベントとして「ジャパン・ナイト」が開催され、出席者およそ560名を迎え、盛況のうちに閉幕した。ジャパン・ナイトでは、日本の魅力・強みを紹介する映像や、実証プロジェクトとして進められている「スマートコミュニティー」への取り組みをはじめ、東日本大震災からの復興の一環として導入が検討されている最先端の環境・エネルギー技術の展示のほか、國酒と各種料理のとり合わせ等、官民の連携により、日本のイノベーションと文化が紹介された。

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