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野田総理、ASEM出席/

野田総理、日・ASEAN首脳会議と東アジア首脳会議出席(仮訳)

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野田総理、ASEM出席

2012年11月5日、ラオス(ビエンチャン)にて、アジア欧州会合第9回首脳会合(ASEM9)が開幕し、野田佳彦総理大臣が参加した。

会合では経済財政問題について野田総理から、欧州債務危機を最大のリスク要因とする世界経済の現状認識を示した上で、日本がホストしたIMF世銀東京総会、日本もいち早く貢献を表明したIMFの資金基盤強化、アジア地域の金融セーフティ・ネット強化において日本が示したリーダーシップについて言及し、日本として、財政健全化と経済成長を車の両輪として同時に進め、持続的成長を実現することで、両地域の発展に貢献する決意を示した。

また、ASEMの将来の方向性について、野田総理はASEMがアジアと欧州を結ぶ唯一のフォーラムであるとした上で、アジアと欧州が関心を有する課題について議論し、認識を共有することは、両地域のみならず国際社会の平和と安定にとっても重要と述べた。

会合後、「ASEM9議長声明」「平和と開発のためのパートナーシップの強化に関するビエンチャン宣言」が発出された。


野田総理、日・ASEAN首脳会議と東アジア首脳会議出席

11月19日、カンボジア・プノンペンにおいて、野田総理出席の下、日・ASEAN首脳会議が開催された。会議では野田総理より、来年の日・ASEAN友好協力40周年を機に、日本の貢献による、ASEANの成長と発展の経験を次世代へと受け継ぎ、一層強くて深い日・ASEAN関係を構築することが重要である旨述べた。

また、11月20日午後には、第7回東アジア首脳会議(EAS)が開催された。会議では、野田総理より、アジア太平洋地域の情勢が大きく変化する中、この地域において首脳間で率直に戦略的な議論をすべき必要性が増していることを指摘しつつ、EASは、昨年より米露が参加し、実務分野の協力に加え、政治・安全保障分野の取組を強化するために重要な場となっており、地域の共通理念や基本的なルールを確認し、具体的協力につなげる首脳主導のフォーラムとして力強く発展させたい旨述べた。

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