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Highlighting JAPAN

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日本のスポーツ

あなたが知らない8つの日本のスポーツのこと(仮訳)

日本のスポーツについてあなたはどのくらい知っている?

力士の食事は1日2回
力士の食事の回数は1日2回。朝の稽古が終わった後に食事を取って昼寝をし、夕方にもう一度食事をする。一般的なメニューは、肉や魚、野菜などをふんだんに入れた「ちゃんこ鍋」。栄養価の高いものを一気に食べ、昼寝をし、体を大きくするのだ。

まわしは洗わない
相撲の力士が着用している「まわし」、実は洗濯されることはなく、基本的に干すだけ。験を担ぐためと、洗うと生地が弱ってしまうためだ。さらに、このまわし、取組中に取れてしまった場合は、反則負けとなる。

たくさんの“相撲”
古くから相撲が根付いている日本には、「相撲」を使った遊びや言葉がたくさんある。力士を模った人形を台の上に載せ、振動させることで動かして勝敗を決める「紙相撲」、Thumb wrestlingは日本では「指相撲」と呼ばれている。Arm wrestlingは「腕相撲」だ。また、一人で虚しく頑張って空回りすることを「ひとり相撲」という。

第一回東京オリンピック開催日の秘密
1964年アジアで初めて開催された東京オリンピックは、夏季オリンピックとしては遅い10月10日から始まった。東京オリンピックの開会式をどうしても晴れの日に行いたいという日本人の願いのもと、過去の天気の統計を調査。一年で晴れる確率が最も高いのは10月10日であることが判明し、この日の開催が決まった。その甲斐あって、当日は雲ひとつない快晴のなか開会式が行われた。

剣道にガッツポーズはNG
日本で生まれた剣道は礼儀を重んじるスポーツ。一本を取った後に嬉しさのあまりガッツポーズをしてしまうと、この一本は取り消しとなる。理由は、敗者に対して敬う気持ちのない無礼な行為であること、また、技を終えても集中力を切らさず、心を緩めないことが大切とされているからだ。

60歳以上が参加するオリンピック
日本では、全国の60歳以上のお年寄りが参加する「ねんりんピック」と呼ばれるスポーツと文化のイベントが1988年から毎年開催されている。このイベントの愛称は、年輪とオリンピックを掛けたネーミングである。期間は4日間、テニス、マラソン、剣道、卓球、囲碁、将棋、俳句など様々な種目で争われ、全国の都道府県が持ちまわりで順番に開催する。

一致団結する野球ファン
日本のプロ野球における最大の特徴は、その観戦スタイルともいえる。トランペットや太鼓の演奏に合わせて各チームのファンが一丸となって応援歌を歌い、大量の風船を飛ばしたり、プラスチックの小さなバットを叩いたりしながら、皆で賑やかに応援する。

高校球児は砂を持ち帰る
日本では夏になると全国各地の約4000校から予選を勝ち抜いた高校野球部による全国高校野球選手権、通称「甲子園」が行われる。高校生の大会だが、今年で100年の歴史があり、全試合がテレビ中継されて日本中が夢中になる。出身地代表として戦う高校生球児たちは地元からの大きな期待を背負いながら全身全霊をかけてプレーする。しかし、地元からの応援に応えられずに負けたチームの選手は、悔しさを胸に秘めグランドの土を拾い集め、持ち帰るのが慣習。「必ずまたこの甲子園に帰ってくるぞ」と悔し涙を流しながら土を集める姿は、見ている者の涙を誘う印象的な光景だ。



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