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Highlighting JAPAN

日露首脳会談

平成28年12月15、16日、安倍総理は、ロシア連邦のウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン大統領と首脳会談等を行いました。総理は、15日の会見で次のように述べました。 「プーチン大統領と約3時間にわたって首脳会談を行いました。 少人数の会談におきましては、二国間の問題、あるいは国際的な課題について、そして、その国際的な課題についてロシアが建設的な役割を果たしていくことの重要性、あるいはまた、日本とロシアが共に取り組んでいくことによって様々な問題を解決していくことができるということについて会談を行いました。

また、2人だけの会談については、約95分会談を行いました。平和条約の問題を中心に議論をしたところでございます。

本日は、これまでの議論を踏まえまして、元島民の皆さんの故郷への自由訪問、そして、四島における日露両国の特別な制度の下での共同経済活動、そして、平和条約の問題について、率直かつ非常に突っ込んだ議論を行うことができたと思っています。先般、お目にかかった元島民の皆様からお預かりをした手紙をお渡しし、プーチン大統領はその場で1枚の手紙を、ロシア語で書かれていた手紙を読んでおられました。元島民の方々の平均年齢は81歳になります。正に時間がないという気持ちの元島民の皆様のお気持ちをしっかりと胸に刻んで会談を行いました。」

国際女性会議WAW!(WAW! 2016)

12月13日及び14日、安倍内閣の最重要課題の一つである「女性が輝く社会」を実現するための取組の一環として「国際女性会議WAW!(WAW! 2016)」が東京で開催されました。 公開フォーラムの冒頭、安倍総理はスピーチを行い、今年のテーマ「WAW! for Action」のもと、「行動」を通じて「意識」を変え、あらゆる人が様々な制約を乗り越えて自分らしく活躍できるような社会を目指したい旨述べました。特に、今次WAW!で光を当てたい、「働き方改革」の推進、「女性の意思決定への参加とリーダーシップ」、そして「女性が担う平和で安全な社会づくり」の3つに関し、日本の具体的な取組や国際社会として共に進むべき方向性について発信しました。また途上国における女性のために、2018年までに総額約30億ドル以上の取組を着実に進める旨約束しました。