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April 2022

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2025年大阪・関西万博

  • 大阪・関西万博の会場のイメージ図
    Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition
  • 会場の野外イベントのイメージ
    Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition
  • ロゴのコンセプト
    踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。きっと心を踊らせるサイエンスやテクノロジーの発見。だれもが飛び跳ねたくなるエンターテイメントの興奮。つい胸を弾ませてしまうアートやクリエイティブの感動。それらは人の身体のずっとずっと奥深くにまでとどいて、いのちをささえているCELL(細胞)たちにも元気をあたえてくれる。2025年大阪・関西万博という、わたしたちがもうすぐ出逢える新しい未来。一人ひとりの個性が躍動しながら集まって、繋がって、そこにはきっと、いのちの輝きがあふれている。
  • 大阪・関西万博公式キャラクター
    キャラクターデザインは、1,898件の公募作品の中から選定された。このキャラクターは、ロゴマークをそのままキャラクターにするというアイデアから生まれた。キャラクターは「水の都」と言われる大阪の水と一緒になることで、姿を変えられるというコンセプトでデザインされており、キャラクターに定まった形はない。
  • メッセージカードとともに同封され、ドバイ万博日本館で配布された折り鶴
    Photo: Japan Association for the 2025 World Exposition
  • 大阪・関西万博の会場のイメージ図
    Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition
大阪・関西万博の会場のイメージ図
Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition

2025年に大阪で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした万博が開催される。

会場の野外イベントのイメージ
Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition

2025年4月13日から10月13日まで、大阪府大阪市で「2025年日本国際博覧会」(略称、「大阪・関西万博」)が開催される。大阪で国際博覧会が開催されるのは1970年大阪万博、1990年国際花と緑の博覧会に続き、3度目となる。大阪市内の臨海部に位置する人工島「夢洲(ゆめしま)」に広さ155haの会場が建設される。2022年3月23日現在、大阪・関西万博への公式参加表明国、国際機関は87か国、6機関にのぼっている。

2020年12月、万博の準備及び開催運営を行う公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は基本計画を発表した。基本計画によれば、大阪・関西万博は「COVID-19を乗り越えた先の、新たな時代に向けた国家プロジェクト」と位置づけられている。そして、万博が「『いのち』という原点に立ち戻り、自らと他者のいのちを意識し、そして自然界の中で生かされる様々ないのちに向き合い、世界が持続する未来を模索する場となる」としている。また、「転換期ともなるこの時代において、万博という場で世界が一つとなることに意義があり、いのち輝く未来社会のありようを共有することは2025年以後の世界の新たな一歩となる」と強調している。

大阪・関西万博の会場のイメージ図
Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition

2025年は、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標年である2030年の5年前にあたる。基本計画は「(大阪・関西万博が)SDGs達成に向けたこれまでの進捗状況を確認し、その達成に向けた取組を加速させる絶好の機会となる。同時に、中長期的な視野を持って未来社会を考えることを通じて、2030年のSDGs達成にとどまらず、その先(+beyond) に向けた姿が示されることも期待される」としている。

ロゴのコンセプト
踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。きっと心を踊らせるサイエンスやテクノロジーの発見。だれもが飛び跳ねたくなるエンターテイメントの興奮。つい胸を弾ませてしまうアートやクリエイティブの感動。それらは人の身体のずっとずっと奥深くにまでとどいて、いのちをささえているCELL(細胞)たちにも元気をあたえてくれる。2025年大阪・関西万博という、わたしたちがもうすぐ出逢える新しい未来。一人ひとりの個性が躍動しながら集まって、繋がって、そこにはきっと、いのちの輝きがあふれている。

万博のテーマ

大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」 (Designing Future Society for Our Lives)である。このテーマには、一人一人が、自ら望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにすること、また、それを支える持続的な社会を国際社会が共創することを推し進めるという意味が込められている。そして、テーマである「いのち」を考える軸として、「Saving Lives(いのちを救う)」、「Empowering Lives (いのちに力を与える)」 、「Connecting Lives (いのちをつなぐ)」 という3つのサブテーマが設定されている。

さらに、大阪・関西万博のコンセプトとして「People’s Living Lab (未来社会の実験場)」が掲げられている。このコンセプトに沿って、会期前から多様な参加者がそれぞれの立場からの取組を持ち寄り、SDGs達成に資するチャレンジを会場内外で行うことで、未来社会をただ考えるだけでなく、行動することによってリアルに描き出す。さらに、万博会場を新たな技術やシステムを実証する場と位置付け、多様なプレイヤーによるイノベーションを誘発し、それらを社会実装していくための巨大な装置としていくことを目指す。その一環として、日本が成長戦略の一環として位置づけている「Society5.0」*の実現に向けた取組も行われる。

大阪・関西万博公式キャラクター
キャラクターデザインは、1,898件の公募作品の中から選定された。このキャラクターは、ロゴマークをそのままキャラクターにするというアイデアから生まれた。キャラクターは「水の都」と言われる大阪の水と一緒になることで、姿を変えられるというコンセプトでデザインされており、キャラクターに定まった形はない。

万博の事業

大阪・関西万博のテーマとコンセプトに沿って、展示、イベント、実証実験など様々な事業が実施される。その一つが、「テーマ事業」である。これは、科学者、映画監督、アーティストなど8名の専門家が、企業、団体と協力して進める事業である。それぞれの専門家が「いのちを知る」、「いのちを育む」など8つのテーマに沿った8つのパビリオンの建築や展示、様々なイベントのプロデュースを行う。

また、「TEAM EXPO 2025」プログラムは大阪・関西万博のテーマを実現し、SDGsの達成に貢献するため、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指すプログラム。このプロジェクトは万博の会期や会場にこだわらず実施されるのが特徴で、すでに多くのプログラムが始まっている。2022年2月までに、共創パートナーとして150団体、共創チャレンジとして431件の計581件が登録済み。共創チャレンジは一人一人が描く未来の実現に向けた1つ1つのアクションの登録であり、共創パートナーは自らが創出した共創チャレンジや他の共創チャレンジを支援する法人・団体等による登録のこと。例えば、折り紙で作られる鶴「折り鶴」をアラブ首長国連邦(UAE)で開催されているドバイ万博に送るプログラムでは、共創パートナーのメンバーや高齢者などの様々な人々によって折られ、メッセージカードともに袋詰めされた約1000の折り鶴が、ドバイ万博の日本館で配布され、人気を博した。

メッセージカードとともに同封され、ドバイ万博日本館で配布された折り鶴
Photo: Japan Association for the 2025 World Exposition

今後、2025年に向けて、多彩な取組が「TEAM EXPO 2025」プログラムを通じて行われる。その中で特に優れた取組は「ベストプラクティス」として、会場内で展示・展開される予定である。(大阪・関西万博に関する詳細はhttps://www.expo2025.or.jpを参照)

注記: 本記事は経済産業省の了解の上、同省の公表資料に基づき作成している。

* Society5.0とはAI (人工知能)、ロボテックス、ビッグデータなどの先端技術を活用し、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する社会。日本政府が2021年に閣議決定した「第6期科学技術・イノベーション基本計画」記載の概念。https://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/index6.html

関西の地図
Credit: Japan Association for the 2025 World Exposition