暮らしに役立つ情報

国の政策・施策・取組の中から、私たちの暮らしに身近な情報や役に立つ情報をまとめました。

記事の二次利用についてはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事を印刷する

令和2年(2020年)6月2日

夏休みは危険がいっぱい!?
子供の非行・被害を防ぐために

子供たちが健やかに育ってほしい。それは家族や周囲の大人だけでなく、社会全体の願いです。しかし、家庭や学校、地域社会など、子供を取り巻く様々な環境の中で、ささいなきっかけで、非行に走ったり、犯罪の被害に遭ったりする子供も少なくありません。毎年7月は「青少年の非行・被害防止全国強調月間」です。青少年を非行や犯罪被害から守るために、大人は何をすべきかを考えてみましょう。

1.7月は「青少年の非行・被害防止全国強調月間」

夏休みには、子供の非行や犯罪被害の危険が

子供たちにとって待ちに待った夏休み。学校以外での様々な体験ができる機会ですが、一方、学校や勉強から解放されて、子供たちの気もゆるみがちになり、夜遅くまで出歩いたり、お酒やたばこに手を出したりするなど、非行の兆しを持ちやすい時期でもあります。

加えて夜遅くまで出歩くことなどにより、犯罪被害に遭う危険も高くなります。

また、近年はスマートフォンやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をはじめとする新たな機器やサービスが急速に浸透し、子供を取り巻くインターネット環境が大きく変化しています。そうした中で、近年SNSの利用をきっかけに、児童買春や児童ポルノまた児童の誘拐事件などに巻き込まれる被害児童数が増加傾向となっています。

子供たちを非行や犯罪被害から守るためには、家庭や学校、警察だけでなく、地域や社会全体が協力し、様々な取組を進めることが必要です。そのため、内閣府では、毎年7月を「青少年の非行・被害防止全国強調月間」とし、青少年の非行・被害防止について国民の理解を深めるとともに、関係機関・団体、地域住民等と協力・連携し、様々な取り組みを集中的に実施しています。

令和2年度の重点課題は次のとおりです。

  • 最重点課題 SNS利用に係る子供の性被害等の防止
  • 重点課題1 有害環境への適切な対応
  • 重点課題2 薬物乱用対策の推進
  • 重点課題3 不良行為及び初発型非行(犯罪)等の防止
  • 重点課題4 再非行(犯罪)の防止
  • 重点課題5 いじめ・暴力行為等の問題行動への対応

夏休みを機に、子供の非行や犯罪被害の現状を知り、それを防ぐために大人たち一人一人が何をすべきかを考えてみましょう。

2.危険が潜む子供のインターネット利用

ネットの危険から子供を守るために保護者ができること

インターネット上の世界には、子供たちにとって役立つ情報がたくさんある一方で、暴力的な表現やアダルト画像といった悪影響を及ぼす有害な情報も数多く存在します。また、メールやインターネット掲示板、SNSなどのコミュニティサイトについても、利用方法を誤ると自分が気付かないうちに見知らぬ人に個人情報を知られてしまうなど、様々なトラブルが生じる危険があります。

このような危険が潜む子供のインターネット利用に対して、子供を守るために保護者ができる3つのポイントを紹介します。

子供を守るために保護者ができること

(1)ペアレンタルコントロールを活用しましょう

ペアレンタルコントロールとは、子供のスマートフォン等の使用状況を保護者が把握したり、安全管理を行ったりする仕組みで、OS事業者、アプリ開発事業者からサービスが提供されています。子供の使用状況に応じて上手く活用しましょう。

(2)フィルタリングを上手に活用しましょう

子供がスマートフォン等を利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」を活用しましょう。なお、携帯電話会社では18歳未満の子供がスマートフォン等を利用する場合には、フィルタリングサービスについての説明や設定を行っています。子供の年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイト、SNS等の個別設定もできますので、上手に使って子供の安全を守りましょう。

(3)親子で家庭のルールを作りましょう

ルール作りは子供と一緒になって利用目的や利用場所・時間帯を話し合って決めることが大事です。また、そのルールは成長とともに少しずつ改定していくことが必要です。

「ネットの危険から子供を守るために保護者ができること」について詳しくはこちら

フィルタリングについてはこちら

3.STOP!子供の性被害

SNSやスマートフォンに潜む性被害の危険

子供を性被害から守るのは、保護者を含めた大人の責任です。子供たち一人一人が、健やかに成長することができる社会を創りましょう。

◇このような被害が実際に起きています!!
・A子(10代)は、SNSで知り合った男から、わいせつな行為をされ、その状況を携帯電話機で撮影された。さらに、男は、不特定多数の者に対し、SNSを利用してこれらの画像を送るなどした。
・B子(15歳)は、友人から頼まれ、他人に見せない約束で自分の裸を自画撮りし、その動画を無料通信アプリでその友人に送信したところ、その友人がさらに別の者に転送するなどして、その動画は広く出回ってしまった。

◇画像・動画投稿サイトによる被害
児童がコミュニティサイトを通じて知り合った面識のない者に脅かされたり、言葉巧みにだまされたりして、自分の裸体を撮影した上、メール等で送信する形態の児童ポルノ製造被害が増加傾向にあります。画像は一度流出すると回収が困難です。「他人に個人情報を流さない」「下着姿や裸の写真は撮らない、送らない」ことを約束させましょう。

もしも被害にあったら

「ぴったり相談窓口」

4.非行や犯罪被害の危険が多い「深夜のはいかい」

門限を決めるなど、夜遅くに子供だけで外出しない約束を

夜遅くの外出には危険がたくさんあります。恐喝や暴行、性犯罪などの被害に遭う危険もあれば、喫煙・飲酒などの不良行為を行うきっかけとなる誘惑も潜んでいます。

喫煙は、成長途中にある青少年の健康に悪影響を及ぼすばかりでなく、飲酒、さらには大麻や覚醒(かくせい)剤などの薬物乱用への入口となるおそれがあります。

悪い仲間と付き合うようになって、窃盗、傷害、暴行などの犯罪に自分自身が関わってしまう危険もあります。

警察では、少年警察ボランティア等と連携して補導活動を行うとともに、深夜に子供のたまり場になりやすいカラオケボックスやゲームセンターなどの娯楽施設、またコンビニエンスストアなどに対して、不良行為の防止などの自主的な取り組みを行うよう働きかけを行っています。

家庭でも、子供と一緒に門限や夜遅くに子供だけで外出しないことなどの約束ごとを決めましょう。

深夜はいかいをする子供の中には、「家の中に自分の居場所がない」と感じている子供が少なくありません。遅くまで帰らない子供を頭ごなしにしかるのではなく、子供にとって家庭が安らぎを感じられる居場所であるかどうかを、あらためて考え、家族で話し合ってみましょう。

また、近年は、振り込め詐欺などの「特殊詐欺」において、中学生や高校生を含む少年が被害者から現金を受け取る役割の「受け子」として加担し、検挙される事件が起きています。遊ぶ金欲しさに、安易な考えから犯罪に加わってしまうのです。万引きや自転車を盗むことも被害者を苦しませる犯罪です。絶対に犯罪を行ったり、加担したりしてはならないことを、子供にしっかり約束させましょう。

5. 大麻や危険ドラッグは身近な場所にも

薬物乱用の怖さを理解させ、「近づかない」「買わない」「使わない」強い意志を持たせましょう

薬物乱用の恐ろしさは、乱用者の心身に深刻な影響を与えて健康を損なうことに加えて、繰り返し使用することで、さらに使用を重ねたくなる「薬物依存」を引き起こすことにあります。そのようになると、自分の意志ではやめることができなくなり、身体と精神を破壊してしまいます。

また、危険ドラッグには、麻薬や覚醒剤とよく似た成分や、それらを上回る影響を及ぼす成分が含まれており、実際に、危険ドラッグを吸ったり飲んだりしたことで、意識障害や嘔吐(おうと)、けいれん、呼吸困難などを起こして、重体に陥ったり、死亡につながったりした例があり、非常に危険な薬物です。

政府一体となって規制を強化し、販売業者や乱用者の取締りなどを強力に推進した結果、街頭店舗は全て閉鎖されましたが、現在もインターネットなどで販売されるなどその販売手法が巧妙化、潜在化しており、引き続き注意が必要です。

また、増加傾向にある大麻の乱用については、法により不正な栽培や売買、所持が厳しく規制されていますが、インターネットなどで「有害ではない」「依存性はない」などとする誤った情報により、誤解を生み、安易に乱用するなどの例が後を絶ちません。大麻の乱用は、身体や精神に悪影響を及ぼし、薬物依存を引き起こすおそれがあります。絶対に使ってはいけません。

薬物乱用対策は、未然の予防が何よりも大事です。ちょっとした好奇心や先輩・友達などからの誘いにのって「一回なら大丈夫」などと甘く考えると、薬物依存の悪循環に陥る危険があるからです。そして、いったん薬物に依存するようになると、本人の意志や家族の力だけで薬物を断つことは、非常に困難になります。

日頃から子供と薬物乱用の危険性について話し合い、覚醒剤や大麻、そして危険ドラッグなどには決して「近づかない」、また、「持たない」「もらわない」「買わない」「使わない」という強い意志を持たせるようにしましょう。

併せて、インターネット上で飛び交う大麻や危険ドラッグなどに関する誤った情報を子供が入手してしまうことのないよう、子供のスマートフォンや携帯電話にはフィルタリングを設定して危険な情報を遮断し、子供を薬物の危険から守りましょう。

もしも、子供の薬物乱用に気づいたときは、最寄りの警察署や精神保健福祉センター、保健所などの 薬物乱用防止相談窓口薬物相談電話に相談してください。また、厚生労働省が設置している「あやしいヤクブツ連絡ネット(電話 03-5542-1865)」でも相談を受け付けています。

薬物乱用対策について、詳しくはこちら

<取材協力:内閣府 文責:政府広報オンライン>

みなさまのご意見をお聞かせください。

みなさまのご意見をお聞かせください。(政府広報オンライン特集・お役立ち記事)

Q1.この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか?
Q1.この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか? (50文字以内)
Q2.この記事は役に立つ情報だと思いましたか?
Q2.この記事は役に立つ情報だと思いましたか? (50文字以内)
Q3.この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか?
Q3.この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか? (50文字以内)
  • 障害者支援関連リンク集
  • 車座ふるさとトーク(別ウィンドウで開きます)
  • キッズページリンク集
  • 世論調査(別ウィンドウで開きます)
  • 政府インターネットテレビ(別ウィンドウで開きます)
  • 電子政府の総合窓口 e-Gov[イーガブ](別ウィンドウで開きます)
  • 首相官邸(別ウィンドウで開きます)
  • 内閣府(別ウィンドウで開きます)
  • 官公庁サイト一覧