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平成29年12月14日

その使い方で大丈夫?
コンタクトレンズによる
目のトラブルにご注意を!

コンタクトレンズの不適切な使い方による目のトラブルが後を絶ちません。レンズの手入れが不十分だったり、レンズを長時間つけていたりして、目の障害が生じる例が。背景に眼科医の診察や処方を受けないことがあります。コンタクトレンズを使う際は、必ず眼科医の処方を受け、適切な扱い方をお忘れなく。

1.コンタクトレンズによる目のトラブルにご注意を!

購入するときは、必ず眼科を受診しましょう

コンタクトレンズを使用して目にトラブルが起きたという情報が、国民生活センター「医師からの事故情報受付窓口(愛称「ドクターメール箱」/末尾囲み記事)」に寄せられています。その数は平成26年(2014年)8月から平成29年(2017年)7月20日までの約3年間に50件で、多くは軽症で済んでいますが、中には「一歩間違えれば失明につながる状態」とみられたものもありました。

トラブルの原因は、レンズの手入れが不適切であったり、レンズを長時間つけていたりしたことがあるとみられます。
また、いずれの患者も、コンタクトレンズの購入にあたっては眼科を受診せずに、インターネット通販や量販店などでレンズを購入していました。

○「カラコン」の使い方にもご注意を!

近年、視力補正の目的のみならず、瞳の大きさや色を変えてみせる、カラーコンタクトレンズ(いわゆる“カラコン”)も普及しています。ただ、眼球に直に接して装用する点では、カラコンも透明のコンタクトレンズも違いはありません。つけ方やレンズケアが不適切だったり、長時間つけていたりすると、目のトラブルを引き起こすことがあります。
コンタクトレンズは安全上のリスクなどから、法律上ペースメーカーや人工呼吸器と同じ「高度管理医療機器」に分類されています(※)。適切に使用しないと重篤な目の障害を引き起こすこともあります。おしゃれ目的でカラコンを使用している方も、あらためてコンタクトレンズの適切な使い方を確認しましょう。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法、薬機法)

2.どんな目のトラブルが起きているの?

不適切な使い方で目の障害が発生する例が。

どのような目のトラブルが起きているか、国民生活センターに寄せられた情報から事例を紹介します。

【事例1】不適切なレンズケアなどによる角膜びらん(20代、女性)
朝から右眼がかすみ、ぼやけると訴えて受診。重症の角膜びらん(治療期間2週間)と診断。ソフトコンタクトレンズのつけ方やレンズケアが不適切だったことが原因と考えられる。患者は2年以上眼科で検査を受けずに、メガネ店でソフトコンタクトレンズを繰り返し購入していた。

【事例2】不適切なレンズケアなどによる角膜浸潤、結膜びらん(20代、女性)
前日からの右眼充血を訴えて来院。両眼に角膜浸潤、結膜びらんを認めた。2年前に検査を受けた後、全く検査を受けずにネット購入を繰り返していた。レンズのこすり洗いも行っていないに等しい状態だった上に、2週間交換タイプのソフトコンタクトレンズを1か月交換と勘違いしていた。

【事例3】汚れた状態のまま使用。角膜のほぼ半分にびらんが認められた(20代、女性)
右眼の強いゴロゴロ感、まぶしさを自覚して来院。両眼、特に右眼は角膜のほぼ半分の範囲にびらんが認められ、角膜内皮も減少していた。患者が装用していたコンタクトレンズは明らかに汚れており、時々装用したまま寝ているとのことで、レンズケースも洗浄したことがないといい、一歩間違えれば失明につながる状態であった。

◎角膜びらん、角膜浸潤とは?

  • 角膜上皮びらん:黒目の表面にある角膜上皮層の一部が脱落した状態で、痛みを伴う。一般に、治療により1週間程度で治る。
  • 角膜浸潤:角膜上皮層やその内側にある角膜実質が炎症を起こした状態。感染を伴うと重症化しやすい。

※参考:

3.コンタクトレンズによる目のトラブルを防ぐには?

購入する際は必ず眼科を受診。正しいレンズケア、正しい使い方を守りましょう

コンタクトレンズを購入する際は必ず眼科を受診し、処方に従ったレンズを選びましょう。

コンタクトレンズを安全、快適に使用するためには、眼科医の診察に基づく処方が不可欠です。コンタクトレンズを購入する際には、必ず眼科を受診して、処方を受けましょう。
コンタクトレンズを使用していて目に異常を感じたら、直ちに使用を止めて眼科を受診しましょう。
また、目に異常を感じていなくても、コンタクトレンズを使用する人は必ず定期的に検査を受けましょう。

使い捨てタイプのコンタクトレンズは、使用期間を守りましょう

使い捨てタイプのコンタクトレンズには、「1日タイプ」「2週間タイプ」などの種類があり、それぞれ使用する期間が決められています。期間を超えて使い続けると目のトラブルにつながります。使用期間を守り、定期的に新しいレンズと交換しましょう。

繰り返し使用できるレンズは、レンズケアを適切に行いましょう

コンタクトレンズの汚れは、目のトラブルの原因になります。繰り返し使用できるコンタクトレンズは、眼科医の指示に従い、適切な方法、適切な頻度でレンズケアを行いましょう。
レンズケアの方法は、次のサイトも参考にしてください。

囲み記事1

コンタクトレンズを取り扱うときの注意点

コンタクトレンズの汚れを防いだり、目を傷つけたりしないように、コンタクトレンズを取り扱うときには、次の点に注意しましょう。

  • 爪は丸く滑らかに切っておく
    爪が伸びていると、コンタクトレンズを傷つけることがあります。
  • コンタクトレンズを取り扱う前は必ず手指をせっけんでよく洗う
    手にはいろいろな汚れがついています。コンタクトレンズを装着するときも外すときも、必ずせっけんで手を洗いましょう。
  • お化粧はコンタクトレンズの装着後に
    化粧品を扱った手でコンタクトレンズを扱うと、レンズに化粧品が着いて汚れの原因になります。
  • コンタクトレンズはなめないで
    ハードコンタクトレンズをなめてつける人がいますが、唾液には雑菌やウイルスが含まれていることも。目に雑菌などが入る危険があるので、絶対にやめましょう。
  • つける前にコンタクトレンズをよく点検する
    装着する前にレンズに異常がないか確認しましょう。傷や破損、変形、落ちない汚れがあるときは、コンタクトレンズの使用を中止し、眼科医に相談してください。

(参考:日本コンタクトレンズ学会「正しいコンタクトレンズのケア」

囲み記事2

医師の皆様へ~「消費者事故かな?」と思われたら、国民生活センターに情報をお寄せください

食品等の摂取や、製品・施設・役務の利用により、生命・身体に被害を受けたという患者さんが受診された場合は、「医師からの事故情報受付窓口」(愛称:ドクターメール箱)へ情報提供をお願いいたします。

ご提供いただいた情報は、消費者への注意喚起や事業者への製品改善の働きかけなど、事故の再発・拡大防止に向けた検討・取組に活用します。

情報提供いただく際は、下記のバナーをクリックし、フォームに入力して送信してください。
(愛称:ドクターメール箱)

国民生活センターHPのトップページにある同バナーからも入力フォームを開けます。

※交通事故や暴力、労災については、情報収集の対象ではありません。
※医師でない方からの情報提供は、国民生活センター「消費者トラブルメール箱」へ。

<取材協力:消費者庁、国民生活センター 文責:政府広報オンライン>

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