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令和元年(2019年)11月14日

薬の副作用かな?と思ったら
すぐに医師にご相談を!

薬は、病気やけがを治したり軽くしたりする働きがある一方で、副作用という望ましくない症状を引き起こすことがあります。もし、薬を使用して体の異常を感じたときは、すぐに医師や薬剤師に相談を。2019年3月より、患者の皆さんからの副作用の報告を医薬品医療機器総合機構(PMDA)で受け付けています。皆さんからの報告がこれからの薬の安全な使用に役に立ちます。

1.薬の副作用ってなに?

治療の効果だけでなく、望ましくない症状を引き起こす薬のリスク

薬には、病気やけがを治したり軽くしたりする働きがある一方で、副作用というものがあります。副作用とは、病気やけがを治すという効果のほかに生じてしまう望ましくない作用のことです。
例えば、「花粉症の薬を飲んだら、鼻水は止まったけど眠くなった」「胃腸薬を飲んだら、胃の痛みはおさまったが、口が乾くようになった」「解熱剤を飲んだら熱は下がったけど、発疹が出てしまった」。このような症状が出たらそれは薬の副作用です。

副作用は、薬を使用すると必ず起こるわけではありません。
また、副作用の症状の現れ方には個人差があり、人によってはアナフィラキシー(※)などの重い副作用が生じる場合もあります。

※アナフィラキシー(anaphylaxis):アレルギー反応の一種。皮膚のかゆみやじんましんなどから始まり、ひどくなると呼吸困難、ひいては生死に関わるほど重症(いわゆる、アナフィラキシーショック)になることもあります。

薬は、病気やけがの治療に欠かせないものですが、副作用というリスクを併せ持っています。薬局で処方される薬(処方薬)も、ドラッグストアなどで買える市販薬も、薬の説明書に起こりやすい副作用についての説明や注意が書かれていますので、確認しましょう。
また、次のような人は、特に副作用が現れやすいため、医師や薬剤師に相談してから薬を使用するようにしましょう。

<副作用が出やすい人>

  • アレルギーのある人
  • 過去にひどい副作用を経験したことがある人
  • 肝臓や腎臓など、薬の成分を代謝・排せつする臓器に疾患のある人
  • 複数の薬を飲んでいる人
  • 妊娠している女性、妊娠の可能性のある女性、授乳中の女性
  • 高齢者

薬の用法・用量を守らなかったり、ほかの薬や食べ物・飲み物との組み合わせが良くなかったりしても、副作用の原因になります。副作用のリスクを減らすために、医師や薬剤師の指示や薬の説明書の注意を守ることが大切です。

薬の正しい飲み方についてはこちらをご覧ください。

2.副作用かなと思ったら?

薬を使って異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師にご相談を

■起こりやすい副作用を知っておく

副作用は、ひどくなる前に治療することが大切です。副作用に早く気づくために、自分が使用する薬の起こりやすい副作用について事前に知っておきましょう。どのような副作用が起こりやすいかは、薬の説明書に記載されています。
また、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページの患者向医薬品ガイドでは、薬を使用するときに、特に知っていただきたいことが、分かりやすく解説されています。

医薬品医療機器総合機構(PMDA)とは、国民保健の向上に貢献することを目的とした独立行政法人で、大きく分けて3つの業務をおこなっています。

(1)新しく開発された薬などの効果や安全性についての審査
(2)市販されている薬の副作用などの情報を集め分析し、薬などに関する安全性についての情報提供
(3)薬の副作用によって健康被害を受けた患者に対して医療費等の給付

PMDAでは、くすり相談窓口を開設しています。副作用の他にも、薬の効能効果や飲み合わせ、飲み方・使い方など、薬に関する心配ごとがあるときは、相談ください。また、日本薬剤師会や各都道府県に設置された相談窓口などもご活用ください。

・PMDAくすり相談窓口
電話番号:03-3506-9457
受付時間:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く) 午前9時から午後5時

全国のくすり相談窓口

■異常を感じたら医師や薬剤師に相談する

薬を使用して異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師などの専門家に相談しましょう。相談するときには、「何という薬を」「どのくらいの量・期間使用しているか」「どのような症状が出たか」を説明できるようにしておきましょう。
医師から処方された薬は、副作用が出たからといって、急にやめてしまうと治療している病気を悪化させてしまうことがあります。自己判断で薬の使用をやめたり、量を減らしたりせず、必ず医師に相談してください。

3.「患者副作用報告」って?

知られていなかった副作用を把握し、薬の安全に役立てる仕組みです

薬の副作用報告は、薬の安全対策を行う上でとても重要な情報です。PMDAでは、これまで医療関係者や製薬会社などから薬の副作用報告を受け付けてきましたが、これに加え、患者の皆さんやご家族から直接報告を受け付ける「患者副作用報告」を2019年3月26日から正式に始めました。このことで、多様な観点からの副作用報告をより多く集め、それまで知られていなかった副作用も把握できるようになり、医療関係者や患者の皆さんに注意喚起をすることができるようになります。

また、PMDAのウェブサイトでは、報告された副作用の情報を、症例ごとと薬ごとの2種類の形式で公表しています。

■報告する内容

薬の副作用であると思われた症状であれば、程度にかかわらず報告をお願いします。また、病院などで副作用と診断されていない症状が出た場合でも報告を受け付けています。
報告する項目は下記のとおりです。

・報告者・患者の情報

副作用が現れた人の氏名、年齢、性別、身長、体重、報告する方の氏名、住所など

・副作用が疑われる症状を引き起こしたと思われる薬の情報

疑われる薬の名称、薬を飲み始めた日、薬を飲み終わった日など

・副作用の症状についての情報

副作用の症状名、いつから発症したか、医療機関を受診したかなど

・詳しい情報を聞くことができる医療機関がある場合

受診した医療機関の名称と電話番号、主治医の氏名など

■報告した情報はどのように扱われるの?

患者の皆さんやご家族から報告された副作用に関する情報(報告データ)は、PMDAの担当職員が、既に知られている副作用であるかどうかなどの確認を行い、さらなる安全対策が必要かどうか検討を行います。そして、個人が特定されない形に加工され、これからの薬の安全な使用のために役立てられます。

■報告の方法

・ウェブサイトから報告
PMDAのウェブサイトから、必要項目を入力し、送信してください。

詳しくはこちら

・郵送による報告
PMDAのウェブサイトから報告様式を印刷、またはPMDA患者副作用報告様式請求窓口(03-3506-9546)に電話で報告様式を請求し、必要項目を記載し、下記の住所に郵送してください。

<送付先>
〒100-0013
東京都千代田区霞が関3-3-2新霞が関ビル
PMDA 安全性情報・企画管理部 患者副作用報告係

詳しくはこちら

<取材協力:厚生労働省 文責:政府広報オンライン>

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